2009年10月1日木曜日

ハイドン/交響曲選集

ハイドンのタイトル付きの交響曲のみを集めたセット(全11枚)があります。

英語タイトルは“HAYDN  Name Symponies”

指揮 : Adam Fischer

演奏 : Austro-Hungarian Haydn Orchestra

HMVレビューによると(交響曲全集のところをコピーしました)
『1987~2001年デジタル録音。フィッシャー兄弟の兄で、料理の達人でもある熱血漢アダムが自ら1987年に創設した「オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団」は総勢50名から成るスペシャリスト集団。メンバーはウィーン・フィルやウィーン響、ハンガリー国立響の面々で、ハイドンゆかりのエステルハージ宮殿内にある「ハイドンザール」でのコンサートやレコーディングを活動の主目的としています。 』
とある。

今年はハイドン記念の年なので、少しばかりハイドンを聞いておこうか。そうしないとずっと聞くことはないだろうから、といった動機で聞いてみた交響曲。いくつか聞いてみるとなかなかいいじゃないですか!

始めにクーベリックやジュリーニの指揮で聞いたのがよかったのかもしれない。その後他の指揮者でも聞いたが、この2人のものがかなりよかった。

そこでいろいろ聞いてみたくなったが、100曲を超えるものを少しずつ購入というのは考えられなかった。それなら全集をと考えてみたが、ドラティの全集もA.フィッシャーの全集も33枚、どちらも聞き通す自信がなかった。 じゃあ、どうしようかなと思いつつ、HMVで捜していると上記のCDを見つけ、聞かれた方のレビューを見るとよさそうだったので購入することにした。

今夏購入し、少しずつ聞いてきた。昨日と今日とですべて聞き通すことができた。
1枚のCDを2,3回(1日1回のペース)聞いて次へ行くという聞き方。

タイトル付きの交響曲は全部で31曲。すべてがいい曲だ、そして演奏が素晴らしい。だから数ヶ月楽しみを持って聞くことができた。朝のさわやかな時間帯に、仕事をしながら、PCをしながらハイドンの交響曲を聞くのが楽しみだった。そして幸せだった。

いろんな音楽があるけど、幸福感を与えてくれる音楽ってどれくらいあるだろうか?
人によって感じ方が様々だろうが、このハイドンの交響曲選集では、曲と演奏の2つが分かちがたいと感じた。数は少ないけれどもいくつか聞いたハイドン演奏から思ったことだ。

A.フィッシャーと Austro-Hungarian Haydn Orchestra の演奏は素晴らしい。
このセットは棚にしまってほこりをかぶるのではなく、常に手元において聞き続けることになるだろう。

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