2009年12月15日火曜日

ラ・ボエーム

「ラ・ボエーム」は、泣かせるオペラというと軽薄な賛辞に思え、感動的というには陳腐な表現だと思わせるオペラだ。そんなことを思ってしまった。

とはいうものの「椿姫」以上に泣かせ、DVDを見た後しばらくはどの音楽も聞きたくなかった。「ラ・ボエーム」の余韻に浸っていたくて。

CDはフレーニ、パヴァロティが歌ったカラヤン盤を持っていて、音だけ聞いてもいいのに、映像を見てますます好きになった。

ここでミミ役をしているクリスティーナ・ガイヤルド=ドマスは、初めて聞く名前で、当然初めて見た。
素晴らしいですね。

どういえばいいのかよくわからないが、子音と母音の発音がいい。子音から母音への滑らかなつながりが、いい雰囲気を出していると思う。


指揮:ブルーノ・バルトレッティ
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ミミ…クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス
ロドルフォ…マルセロ・アルバレス
その他      <2003年収録>

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