2010年2月20日土曜日

武満徹

今日は武満徹の命日。

1996年 2月20日の没してから14年になります。

先日、小沼純一 著「武満徹 その音楽地図」を読み、今年は武満の曲を集中的に聴いてみようかなと気になりました。

今年生誕80年になるのだし・・・、勝手にメモリアルイヤーにしてしまって。

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2010年2月16日火曜日

「軽騎兵」序曲


スッペの「軽騎兵」序曲

懐かしい曲です。
高校時代に人気があった曲で、他校の吹奏楽部が演奏したのを聞いたこともあるし、後輩達がやったのも聞きました。

トランペットやホルンのファンファーレで、フレーズ中一番高い音で伸ばすのですが、田舎の高校生にはここが難関で、まともに音が出なかったり、無音状態になることも。
奏者にとって極度の緊張を強いられます。

しかしここでのSKDは余裕綽々ですね。
他も序曲としての華やかさがあり、楽しく聞かせてもらいました。

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2010年2月10日水曜日

5番と8番


シューベルトの交響曲第5番と第8番「未完成」

ヨーロッパ室内管弦楽団をクラウディオ・アバドが指揮した演奏で聞く。

5番は大好きな曲。でもあまり多くの種類で聞いたことがない。
アバドの紡ぎだす音、今まで聞いたものと違う音だ。

どう表現していいかわからない・・・
例えばブラームスの2番をベルリン・フィルでやったものは、「明るい」今まで聞いた中で一番明るい音と言えた。しかしこの5番は当を得た言葉が見つからない。

ところで第5番は1816年(19歳)の作曲、第8番は1822年(25歳)の作曲。
CDを聞いて感じたのは、オーケストレーションは格段の進歩をしていること。これは高校の音楽以上の教育を受けていない僕が勝手に感じること。

5番ではややもっさい・・・というか野暮ったいと感じさせるものがあるが、8番ではすっきりとした響きで別格のものと思わせる。演奏にそういう意図があるのかどうかはわからない。

交響曲全集が数組あるから、5番8番の聞き比べしても面白いかもしれない。

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2010年2月5日金曜日

モーツァルト/ピアノ協奏曲第19番

内田光子の弾くモーツァルトのピアノ協奏曲第19番。

どこをどういっていいのかわからないけど惹かれるものがありました。
録音のせいなのかどうかわかりませんが、ピアノの音が前面に出ません。他のピアニストなら内田さんより明るい音で前面に出てきます。

内田さんのピアノの音はオーケストラと一体になっている感じです。さながらピアノ付きの交響曲のようです(どこかで聞いたことがある文言ですね)

なんともいえぬニュアンスというか陰影がある音です。特に2楽章はその音であるがゆえにやさしさを感じさせます。

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2010年2月2日火曜日

ドン・ジョバンニ

DVDで見ることとCDで音だけを聞くこと、この2つを並行させて鑑賞した「ドン・ジョバンニ」 。だいぶ馴染んできました。
2幕がいいなと思えるようになりました。

DVDをいったん棚にしまいますが、また取り出してきて見たいと思います。

感想ですが、
いろんな要素がいっぱい詰め込んであるオペラだと思いました。

ドン・ジョバンニとそれに関わる3人の女性、その連れ合いの2人の男性、そしてレポレロ。それぞれの人間模様が描かれていて、見れば見るほど、知れば知るほどわかる事や感じる事が増えるだろうなと思いました。
一言でいうと、奥が深いということでしょうか。

最初違和感を感じた事が一つ。
ライブをそのまま収録した、というものでなく、あらかじめカメラを意識した立ち位置と視線の向きがあったこと。(そういう編集意図があるのでしょう)
しだいに慣れましたが・・・

さて演奏は
指揮がベルナルト・ハイティンク 。演出はピーター・ホール。
ロンドン・フィルとグラインドボーン音楽祭合唱団の演奏。

グラインドボーン音楽祭 のライブ《1977年収録》

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