2008年6月27日金曜日

ながら

26日の拙文に丘さんからコメントをいただいきました。
返事の文を書き始めたところ、書くにつれて一つの記事にさせていただこうという気持ちが強くなりました。失礼と思いつつ本文を綴ります。

「ながら」について

子供の頃、そして学生時代に「ながら勉強はよくない」と言われました。
今は「ながら○○」の常習犯です。

僕はまとまって音楽を聞く時間があまりないので、どうしても仕事しながら、PCをしながら、車の運転をしながらという「ながら」で聞いています。音楽に対して失礼であると思いつつも、たくさん聞きたい、音楽の中に身を置きたいという気持ちが勝っています。そうなるとどうしても「ながら」になってしまうのです。
これに対していろいろな意見があると思います。

昨日の記事に関連しますが、音楽を聞きながら何かをするのは慣れてしまっているのです。(いいのか悪いのかわかりませんが・・・)
パート譜の書き写しは、わりと単純な作業なので、そんなに支障なくできました。(そんなに ・・・ というところがみそですが、そこはあえて曖昧に ・・・ )

ながらで聞くといっても、曲によって違うことは確かです。
たとえばマーラーの交響曲第5番4楽章のアダージェットは「ながら」では聞けません。
バッハの平均律や無伴奏チェロ組曲などは、ごろんと横になりながら聞くことが多いです。
この前初めて聞いた、ボッケリーニのチェロ協奏曲は、気分よく仕事するにはもってこいの曲だと思います。

ところで、今日から「ワルキューレ」を聞きます。この楽劇は4時間もかかりますが。じっとして聞くほど自由な時間はありません。今から所用で出かけるので、運転しながら聞きます。長距離運転なのでたくさん聞けそうです。

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2 件のコメント:

  1. また、お邪魔いたします。
    拙コメントに対して、記事を起こされましたか。ご丁寧に(^。^)。
    「ながら勉強」は音楽となら大丈夫のように
    思いますね。BGM的にですね。放送の話を聞きながらは無理でしょうが。左脳と右脳の問題かも知れませんね。
    ワグナー聴きながら作曲、編曲は?
    これは無理でしょう。
    私が昨日コメント書き始めた時は、そのように受け取った驚きがきっかけでした。
    パート譜の書き写しの件を含めて、仰る
    ことはよく分かりますよ。
    人生限られた時間、上手に有効利用いたしましょう。(^。^)

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  2. 丘さん、こんにちは。

    「ながら勉強」は、クラシックなら結構いけると思います。大雑把にいって、独奏曲から編成の小さいものがいいような気がします。またバロックあたりが勉強の集中を妨げにくいようなイメージがあります。
    ロマン派以降の、音楽に感情が多量に入り込んでいったり(例えばマーラーなど)、音の強弱の振幅が大きくなると(ワーグナーがそれに入るでしょう)、勉強よりも音楽に気がいってしまいそうです。

    あくまでばくっとした印象ですが、このように考えています。
    これも少し考えを深めると一つの記事になりそうですね(笑)

    丘さんのコメントには大いに刺激を受けます。今後ともよろしくお願いします。

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