2008年8月25日月曜日

レニングラード

先日 itune で、バーンスタインがDGに録音したストラヴィンスキーとショスタコーヴィッチの作品(6枚組)をダウンロードした。(1500円ですよ)
収録曲はストラヴィンスキーは3大バレーその他、ショスタコーヴィッチは交響曲第1,6,7,9番だ。

ショスタコーヴィッチは5番の交響曲しか聞いたことがないので、今回の4曲を楽しみにしている。まずは1枚のCD-Rに第1番の全楽章と第7番の1楽章、次の1枚に2~4楽章をいれ聞くことにした。

第1番は右から左へすっと流れていった(苦笑)

第7番は「レニングラード」というタイトルが付けられている。僕は初めての曲を予備知識なしで聞くことにしているので、タイトルのいわれを調べていない。今これを書いているが、あえて調べていない。
1楽章だけで32分弱かかる曲だ。

この曲がすごかった!強烈な印象が残った。

勝手に中間部と名付けておこう(7分半から19分ぐらいまで)。ここが僕の耳を釘付けにした。
冒頭から7分過ぎまでは、第1番の交響曲と同様に右から左へ音楽が流れていった。ところが7分半あたりから音楽が一変する。
行進曲風の小太鼓のリズムがPPで刻まれる。
やがて木管の牧歌的なメロディが登場する。これが楽器を変えて続いていく。

曲の作りが「ボレロ」と同じじゃないか!
小太鼓がリズムが延々と繰り返される、音量もppからffへ。同じ(ような)メロディが楽器を変え、組み合わせを変え、ひたすら繰り返される。(1回聞いただけで覚えてしまった) そして長い時間をかけクレッッシェンドしていく。

違うところといえば、少し対旋律がはさまれたり、同じメロディでも曲想がかわること。そう、ヴァイオリンが入ると軍隊調になり、金管が入ると荒れ狂うようになったのだ。
クライマックスにたっすると(19分くらい)、メロディが変わり新しい場面になる。ここでの迫力は凄まじい。
演奏はシカゴ交響楽団だが、金管の炸裂等パワーはすごい。圧倒されてしまった。

楽章の終了1分ほど前、中間部の出だしと同じように小太鼓のリズムと木管のメロディが登場する。「おおおっ!」と思ったが、しばらくして曲が終った。


1回目でこれくらいのインパクトのある曲は久しぶりです。
今1楽章ばかりを何回か聞いています。2楽章以下はまだ聞いていません(苦笑)

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6 件のコメント:

  1. よんちゃんさま こんばんは

    iTunesでダウンロードされているんですね
    私は、まだCD派です、爆~。
    ですが、安いですね〜。

    ショスタコーヴィッチの7番、バーンスタインとシカゴ響の演奏があったんですね、知りませんでした。どんな演奏か興味があります。

    書かれているように、ボレロに似てますよね〜。あれほど長く同じテーマが続くのも珍しいですよね〜。

    私は1番、9番の方が好きですが〜。
    確かブログでも書いているかと思います。

    ミ(`w´彡)

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  2.  初めまして、ヒロノミンVと申します。
    自分も最近、この曲を聴きました。第1楽章中間部のボレロのような行進曲は、本当に圧巻です。特に転調してからの部分を聴いてるとすごくストレスを感じるんですが、これが病み付きになるストレスでして(笑)

     またお邪魔いたします、どうぞよろしくお願いします。
     

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  3. rudolf2006さん、こんにちは。

    ituneは激安ものに限りダウンロードしています。「指環」14~15枚分や「シューベルト歌曲全集」20数枚分が1500円というのは激安の代表でしょうか。逆にCD-Rにやく手間が面倒くさいです(苦笑)

    ショスタコーヴィッチはゆくゆくは交響曲全集を買って聞こうかなとやんわり思っていましたが、今回のituneでとりあえず4曲聞いてみようと思っただけで、たまたま演奏がバーンスタイン/シカゴ響でした。他の演奏を知らないので比較できませんが、結構いい演奏ではないかと思っています。

    rudolf2006さんの1番、9番のレビューは拝見した記憶があります。
    1番は何回か聞き込もうと思っています。そうすればよさがわかるかも知れません。9番はこれから聞きますが、只今順番待ちです。

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  4. ヒロノミンVさん、こんにちは。

    拙ブログにお越しいただき、そしてコメントをいただきありがとうございます。

    初めて聞く曲は、一切予備知識なしで、純粋にスピーカーから流れる音に耳を傾けるがモットーなので、交響曲第7番の内容を知らずに聞きました。
    ヒロノミンVさんのブログを拝見し納得しました。まだ1楽章しか聞いていませんが、曲の内容に合点が行きました。
    2楽章以降は少しですが、知ったことにより少しでも深く聴けそうです。

    >特に転調してからの部分を聴いてるとすごくストレスを感じるんですが、これが病み付きになるストレスでして<
    病み付きになるストレスというものを僕も感じてみたいです。もう一度聞いてみて追体験してみます。

    これからもよろしくお願いします。

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  5. おはようございます。
    iTunesの激安ダウンロード版、また出たんですね。DGのバーンスタイン6枚組、僕もさっそくダウンロードしてみたいと思います。
    (僕はCD-Rにするのが面倒なので、USBオーディオ・プロセッサを介してステレオで聴いてます。)
    ショスタコーヴィチは、ふだんあまり聴かないんですが、この際腰を据えて、バーンスタインの演奏に耳を傾けてみたいと思います。ストラヴィンスキーもついているのがエエですね。
    情報、ありがとうございました。

    iTunesは激安ボックス1,500円ものしかダウンロードしないんですが、また新しいものが出ましたら教えてください。

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  6. mozart1889さん、こんにちは。

    ituneは、1~2週間に1回程度チェックします。
    先日たまたまバーンスタインのCDを見つけ、収録曲を調べたところ、おもしろそうなのがたくさんあったので、即購入しました。
    ituneのチェックは真剣にはしていなくて、今回はたまたまひっかかったという感じでラッキーです。
    激安ものがあれば、記事の一文にのせていけたらと思います。

    >USBオーディオ・プロセッサを介してステレオで聴いてます<
    たしか以前のブログの記事として書かれていましたね。いい音で聞けるという内容だったと記憶しています。
    こちらはCDラジカセしか再生手段がありませんので、仕方なくディスク作成しています(苦笑)

    ショスタコーヴィッチは今回の4曲を聞いてのめりこむか、しばらく中断するか、どちらかになるような気がします。
    バーンスタインのストラヴィンスキーは興味津々です。
    コメントありがとうございました。

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