2008年12月16日火曜日

プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番


プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16 を初めて聞く。

弦のピチカートの後、ピアノが現れると。その神秘的な雰囲気にたちまちプロコフィエフの世界に取り込まれる。
作曲家との相性があるのだろう。初めて聞く曲なのに、聞いたすぐから好きになってしまった。
ゆったりとしたメロディアスな部分、独特な軽快感、スケール感などがたまらない。

でも、とっつきのよさは交響曲とピアノ協奏曲では大違い。
調べてみると22歳の作で、交響曲第1番よりも前に作られていて、34歳の時に作った交響曲第2番の荒ぶる神のような雰囲気とは違うのは頷けるかもしれない。

この曲は、ピアノがかなり前面に出ている感じがします。プロコフィエフのピアノソナタをはじめとするピアノ作品は全く聞いたことがないけれど、かなりおもしろそうだと思われます。

演奏はピアノがアシュケナージ。プレヴィン指揮のロンドン響。

全集から聞いています。3番以降は未聴です。

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6 件のコメント:

  1. こんにちは

    プロコフィエフのコンチェルトは3番(カッチェン、キーシン)しか聴いていませんが、これも疾走感と色彩感があって楽しいです。モチーフもわかりやすいです。
    「ゆったりとしたメロディアスな部分、独特な軽快感、スケール感」は、プロコの協奏曲には、ある程度共通してあるのかもしれません。
    第2番もとても良さそうですね。この記事を読むと全集で聴いてみたくなってしまいました。

    リヒテルは第5番を録音しています。よんちゃんさんがituneでダウンロードされたEMIのBOXセットにたぶん入っていたと思うんですが...。これは名演とされています。

    プロコのピアノ協奏曲と相性が良いのでしたら、ラヴェルの協奏曲(私は大好きです)も気に入ると思います。ゴジラのテーマ曲のモチーフが出てくるので有名です。

    ピアノ・ソナタは、色彩感が薄いので協奏曲よりは多少聴きにくいかもしれませんが、それでもモチーフやリズム感などはとても面白いです。全部は聴いていませんが、ポリーニの7番(リリース当時は衝撃的だったそうです)かリヒテルの8番あたりは定評があります。

    リヒテルは、作曲家自身から協奏曲の初演を依頼されたり、ピアノ・ソナタを献呈されてますので、プロコは得意としています。

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  2. こんにちは。
    私もこの第2番は大好きで、なんとも黒々としたピアノソロがお気に入りです。プロコフィエフお得意の打楽器的ピアノというのでしょうか。
    第3番はノリがよく楽しい曲ですよ。

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  3. yoshimiさん、こんにちは。

    プロコフィエフは昨年秋まではごく数曲しか知らなかったのですが、交響曲全集を購入し本格的に聞き始めました。次いでバレエ音楽(ロミオ~、シンデレラ)、そしてピアノ協奏曲ときました。
    交響曲は馬鹿正直に1番から順にブログにアップしてきましたが、今回のピアノ協奏曲も1番から順に聞きアップしようと思っています。(真剣なこだわりはないのですが・・・)
    だから3番はまだ聞いていませんが、うずうずしています。

    カッチェンの演奏があるというのは興味をひかれますね。

    リヒテルの弾いた第5番はもう少し先になります。そういうことで、ituneでダウンロードしたEMIのBOXセットの中にありますが、あえて聞いていないのです。

    ラヴェルのピアノ協奏曲は聞いたことはあるようなないような・・・、仮にあってもFMで右から左に流れたのかもしれません。
    これからは注意しておきます。

    ピアノソナタ情報は、助かります。CD購入の参考にさせていただきます。それからリヒテルのプロコフィエフは調べてみます。


    追伸
    チェリビダッケのブラームス4番、近日中に届きます。

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  4. ピースうさぎさん、こんにちは。

    そうなんですか!2番がお好きなんですね。
    聞き始めてすぐ気に入る曲ってそんなにないのですが、いっぺんにとりこになってしまいました。

    さて、3番ですが・・・

    こちらミチョランマを少しでも制覇しようと努力(?)しています。
    第3番は近日中になんとか登りたい・・・
    明日は聞けそうかな・・・

    という状態です(苦笑)

    こうして勧められるとうずうずしてきます。

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  5. こんにちは

    3番は一番人気があって、CDも3番だけ良くリリースされてます。ピースうさぎさんのおっしゃる通り、ノリがよくて楽しい曲だからでしょうね。

    ロミオとジュリエットのCDは持っているんですが、長い間聴いていません。また聴いてみたくなりました。

    私はベロフ&マズア/ゲヴァントハウスの協奏曲全集を買う予定です。ベロフはプロコが得意ですし、「ヘブライの主題による序曲」と「つかの間の幻影」もカップリングでお得だったのです。

    マントヴァーニ&カッチェンについては、以前に感想をまとめておいたので、さっきアップしました。ご参考にどうぞ。
    http://kimamalove.blog94.fc2.com/blog-entry-905.html

    >チェリビダッケのブラームス4番、近日中に届きます。
    このCDを買われたのですね!何度聴いても美しい響きと素晴らしい演奏だと思います。また感想を聞かせてくださいね。

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  6. yoshimiさん、こんにちは。

    そうですか、3番が一番人気があるのですね。聞くのが楽しみです。でもあんまり期待しすぎるとよくないかな(笑)

    僕の持っている「ロミオとジュリエット」は、プレヴィン/ロンドン響です。「シンデレラ」とで4枚組になっているものです。
    ここに交響曲第1番がカプリングされていて、この演奏が素晴らしく、ピアノ協奏曲全集購入の際、プレヴィン/ロンドン響がバックというのが決め手になりました。

    ベロフ&マズア/ゲヴァントハウスによる協奏曲全集の感想を楽しみにしています。

    ガーシュインはウィッシュリストに入れました。

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