司馬氏のアイーダ
2011年6月26日日曜日
墨絵みたいな9番1楽章
ずっとテンシュテットのマーラーを聞いてきました。
同じ作曲家の作品を同じ指揮者とオーケストラで演奏したならば、全編同じようなカラーになる。そう言えると思います。
テンシュテットによるマーラー全集には、その一般論があてはまります。
しかし例外が一つありました。
それが9番の1楽章。
抑えた音量、水墨画を思わせるような音色。色彩感のない、濃淡のみで描かれた音の世界。
そんな感じがしたのです。
他の曲にない音作りで、逆に印象に残りました。
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