クラウディオ・アバドが20日朝、伊北部ボローニャの自宅で死去したというニュースを聞いて絶句しました。
80歳とはいえ、まだ早いだろう!
見逃した年があったいえ、ルツェルン祝祭管弦楽団の映像をいつも楽しみにしていました。昨年の「英雄」は名演でした。今年は何をする予定だったのでしょうか。
僕はお世辞にもアバド・ファンといえません。レコードやCDも少ししかありません。若かりし頃やベルリン・フィルのシェフになってからもそんなに関心を持ちませんでした。けれどもルツェルン音楽祭のオーケストラの芸術監督に就任してからのルツェルン祝祭管弦楽団は注目していました。
すごく良かったと言えるのが、マーラー/交響曲第2番。
そしてブルックナー/交響曲第7番。
ビデオテープに録画していましたが、再生不能になたので廃棄しました。
(地デジ化されていなければ、今も見れたのに・・・)
CDは恥ずかしいほどの数しか聞いていませんが、その中でよかったと言えるのが、
ヴェルディ/オペラ合唱曲集
この類では2,3種類聞いたような記憶があります。たしかムーティとシャイ―だったかな? それから・・・・
比べてダントツにアバド盤がいいですね。
そして、ブラームス/交響曲第2番。
ベルリン・フィルのシェフになる少し前のレコーディングです。
明るいブラームスです。こんなに明るいブラームスはないでしょう、というぐらいで、強い印象を与えました。
この曲のマイ・ベスト3に入る演奏です。
以上、追悼の意を込めて。