大袈裟な言い方だが、6番の交響曲が僕をマーラー・アレルギーにした。
クラシックを聞き始めた数年たった頃だと思う。マーラー・ブームが起きていた頃だ(曖昧ながらそんな記憶がある)
マーラーを聞き出していたが、馴染めないそして好きになれない作曲家のグループに入っていた。それでもちょっとずつ慣らしていこうと思い、ある程度我慢しつつ聞いていた。その時に6番を聞いた。
「マーラーはだめだ。僕には合わない」
どこがどのようになのか覚えていないが、そう思わせた。
それから○○年、今はマーラーは聞けるようになって、ようやく6番を聞こうと決めた。
そこで指揮者をだれにするか考えた。
再びアレルギーになっても困る。
いろいろと考えて、クーベリックにすることにした。
僕の大好きなラファエル・クーベリック。彼とバイエルン放送響なら大丈夫だろうと。
聞いてみた。
曲の最後あたりの大音響にはビックリしたが、アレルギー反応は起きなかった。
よかった。
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