
こうしてオペラをDVDで見れるのは幸せです。
しかも日常の瑣末なことから離れて、豊かな気持ちでいられるのは嬉しい事です。
ところで、この「こうもり」はカルロス・クライバーが指揮をしています。
入場から礼をして拍手が鳴り止まないのに序曲を指揮をし始めるところから、序曲を振っている指揮姿が堪能できます。
いつ、どの曲のどんな場面であっても、惚れ惚れしますね。
僕もあんな風に振ってみたい、動作の猿真似でなく、音楽を見事に表し人を惹きつけてやまない指揮をしてみたいと思います。
またオペラの途中でもクライバーの指揮を映してくれるところがあります。
このサービスは嬉しいですね。
「こうもり」「魔笛」を見て思うのは、ドイツ語がわかればどんなに素晴らしいだろうか、もっと楽しめるのにということ。
セリフは字幕がでるので内容がわかりますが、言い回しの妙やおかしみ、ユーモアがわからないのです。
それからセリフは舞台によってちがうのでしょうか?
「こうもり」をドミンゴが指揮したDVDを見た事がありますが、かなり曖昧な記憶ですが、内容がハッキリ違うところがありました。
演出家によってセリフは変える事ができるのでしょうか?素朴な疑問です。
それはさておき、どちらも楽しい場面でしたよ。
演出:オットー・シェンク
バイエルン国立歌劇場におけるライブ録音 《1986年収録》
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