終わったといいつつも、「一応終わった」とするのが正確な言いかたです。
我が吹奏楽団では、総会で承認を受けて正式決定となります。総会は明日あるのです。・・・そのあと新年会です・・・
総会で了承を得ても、今回は「決定しました!」と喜べないのが悲しいところ。
12月から候補曲を練習して、曲決めの参考にしていたのですが、編曲がイマイチで差し替えしなければならない曲がたくさんありました。
吹奏楽の場合、オリジナル作品(吹奏楽の作曲家が吹奏楽で演奏するために作曲したもの)以外は、すべて編曲された楽譜を演奏します。
編曲は、編曲者のセンスや力量によって、原曲とは違った色合いを帯びます。原曲に近いものからかなり違う雰囲気の曲になることもあります。演奏していて「いいな」と感じるものもあれは、「この編曲はダメだ」と思うものもあるのです。
選曲の過程として、曲のリストアップしている段階では、原曲をイメージしながら演奏会プログラムを考えていきます。音源のあればそれを聞きますが、ない曲は実際に音に出してみないとわからないので、候補曲として練習します。
そうしていくつかの候補曲をやりながら曲を絞り込んでいきます。
今回は編曲がよくない作品が多く、曲そのものを差し替えたり、曲は同じでも違う編曲版に変更しました。
「一応終わった」の“一応”としたのは、変更した曲を実際やってみて、それぞれに合格点が与えられれば、「すべて」終わることになります。
編曲がよくなければ ・ ・ ・
ため息をつかなければなりませんね。 そうならないことを願いつつ。
楽譜は発注しました。来週からやっていきます。
12月からの練習は、視点を変えれば「初見演奏」の練習期間でもありました。一部を除き毎週違う曲を練習しました。意図せずしてそうなったわけですが、それはそれでよしと肯定的にとらえたいと思います。
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