2010年1月21日木曜日

並行して聞く

一昨日買ってきたオペラコレクションは「ドン・ジョバンニ」。

3大オペラのなかではなじみが薄い。
これまで聞いた回数、あくまでテープ、レコード、CDで音だけを聞いた回数だが、1位は魔笛、2位はフィガロの結婚だ。この2つはわりとよく聞いている。
ところがドン・ジョバンニはエアチェックしたカセットテープだけで、聞く回数はうんと少ない。そして10年以上は聞いていない。

昨日DVDを見始めたが、すんなり僕の中に入ってこない。
同じ見るのなら十分に楽しみたいので、途中で止めることにした。
いったん中断して、音だけ何回も聞いて馴染みができてから見直すという作戦(?)を考えた。

未聴CDの山の中から「ドン・ジョバンニ」を探し出して、今朝から聞き始めた。

するとどうだろう。DVDで見たところまで、細切れながら映像とセリフの大まかな内容がわかって、自分としてはいい感じで聞けたし、それなりに感情移入できたと思う。
DVDで見ていないところは、ただ音だけが通り過ぎていく。あらすじや歌詞の内容がわからないと、右から左へと聞き流されていく音になってしまう。


馴染みの薄いオペラは、CDとDVDで並行しながら、あるいはどちらかを先に全曲通して次に他方で全曲をという見方聞き方をしてみるのがいいのではないだろうか。
ちょっと自分を実験台にして試してみようかなと思う。

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