2011年1月29日土曜日
小澤のワーグナー
小澤征爾アニヴァーサリー・セットの1枚より、ワーグナーの管弦楽曲を集めたもの。
「蒼古たる響き」
漢字は正しいでしょうか?
ドイツ・オーストリアの巨匠が指揮した演奏には、この表現が使われるのを見たことがあります。
それがどんな響きなのか、聞いたことがないのでわかりません。
でも、なぜか小澤/BPOの演奏を聞いて、「蒼古」という言葉が浮かんできました。
華やかでも、輝かしくもありません。うずまくような情念も感じられません。
古色蒼然とした響きがそこにあるのです。
僕は小澤征爾にも、ベルリン・フィルにも、そういうイメージを持っていません。
なにやら不思議なんです・・・・
曲は
・歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
・歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲
・楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
・歌劇『タンホイザー』序曲
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:小澤征爾
録音時期:1989年6月14、15日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
録音方式:デジタル(セッション)
原盤:PHILIPS
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