3月16日の夜に放送された水戸室内管弦楽団の演奏会。
小澤さんがタクトをとりました。1公演すべてを振るにはまだ体力がないので、1曲のみとなります。
曲はベートーヴェンの交響曲第4番。
1楽章の導入部、緊張感がありましたね。ひとつ前の曲がメンデルスゾーンの「イタリア」だったので、なおさら際立ちました。
以下非常に完成度の高い演奏をしていたと思います。
全曲を通して感じたことですが、音色パレットという点からいうと、水墨画のような味わいでした。
ベートーヴェンその人が、オーケストレーションをカラフルにしようとしていたのかは僕にはわかりません。
しかし演奏する側が、音色の多様性に気を配ることはできると思います。
曲想の表現にも色合いを感じさせることはできるような気がします。(なんとなく・・・)
そこからいうと小澤/水戸室内管は水墨画のような色彩を感じました。
カラフルでないからダメだといっているわけではありません。水墨画には水墨画の味わいがあるでしょ!
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