先日のサッカー、アジアカップの初戦、残念ながら引き分けだった。
13日は勝利を期待したい。
イビチャ・オシム著「日本人よ!」を読んだ。
オシム本人が書いた初めての著作だ。(といってもインタビュー等で話したものを文章化したものだが)
僕はこれまで数冊オシムに関する本を読んだ。オシムの人生やおりおりに語ったことをまとめて本にしてある。語った言葉は俗にオシム語録と言われていて、含蓄のある、奥の深い内容である。
含蓄のある、奥の深いといってもそれを感じ取れるほど僕の読解力や感受性がよくないのが残念なところ。だけど読んでいて面白かった。
オシム関連の本について思うことがひとつ。
彼のいろんな言葉は、語った前後の話の流れの中できちんと意味を持つものだと思う。それが著者の視点で一部分だけ取り出されて並べられているわけで、そこで語られた言葉の正しい意味が読者に伝わるようになっているかは疑問である。
読んだ文章を鵜呑みにする僕にとってちょっとこわいところだ。
そう意味で1冊だけひどい本があった。オシムの言葉を取り上げ、その言葉についてスポーツ心理学の観点から解説するというものだ。内容はまあまあだと思うが、読んでいるうちの「あんた、言葉の忠実な解説をしているの?人の言葉を利用して自分の意見をいいたいだけと違うの?」という思いが強くなって嫌になってきた。
~もしこれを読んでいる方がおられたら、しばしの間、お付き合いを~
まあ、そんなこんなでオシム自身の書いた(というか語った)本が出たわけで、楽しみにして手にとりました。
「んーん!おもしろかった!」
オシム独特の言い回し、これを『オシム節』を名付けるとしよう。
この本には、いたるところにオシム節炸裂!
最初から最後までオシムだらけ、オシムでいっぱい!
時々TVで放映されるインタビュー場面が頭の中に浮かんだことが何度も。
折にふれ何度も読み返す本になるだろうな。
その他思いついた感想は次回以降に。
気楽に気ままにやっていこうと思う。
1 件のコメント:
ふふふ。
私もオシムの語録をこっそり読んでいますよ。
なかなか、奥が深くておもしろいですね。
意味があとからついてくる感じもする。
それを狙った感じも、そうなってしまった感じもして、本当にいろんな意味でオシム節、好きです。
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