2007年7月16日月曜日

いつもながら落ち込む

演奏会の録画したものを見た。今年の演奏会は楽しかったな!

だけど毎年のことながら、録画したものをみるといつもながら落ち込む。自分の後姿に、そして演奏に。
演奏技術のことではない、テンポのことだ。本番中に感じる速さと録画ないしは録音されたもので聞く速さが違うのだ。

演奏中自分で感じるのより速いのだ。    なんでだろう?  

自分の感覚と実際の音とのズレ。       なんだろう・・・


それから、音楽の流れがせせこましい。メロディがきれいに流れない。
今のところ原因として考えられるのが、僕自身がまだまだ「歌えていない」ごと、そして「間の取り方」が悪いこと。
間(ま)といえば、次のことをよく思い出す。

フレデリック・フェネル(指揮者。吹奏楽発展に多大な貢献をした。日本では1984年から東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者を務め、多くの録音を残す。2004年没)が練習中によく「アイーダ」「アイーダ」と言っていたらしい。これはヴェルディの歌劇「アイーダ」のことではなく、日本語の「間(あいだ)」をことを言っていて、音と音に間(あいだ)をあけるという意味だそうだ。
(やたがらすさんHPより引用)

練習中「アイーダ」と言われるので、Trp奏者がアイーダ行進曲の有名な旋律を吹いたという逸話もある。

間を「あいだ」とも「ま」とも読んでもいいと思う。
ここで引用したけれども、僕自身これについてわかっているかというと、全くと言っていいほどわかっていない。
音と音に間をあけるって何?具体的にこのメロディーではどこをどうしたらいいの?など疑問がいっぱいでてくる。
ただ直観的にこれが正しいんだろうなと思っている。音楽がせせこましくなく、自然に流れていくには必要なことではなかろうかと。


いつになったら録画または録音を聞いて納得できるようになるのだろう・・・

まだまだ未熟だな。

2 件のコメント:

Pflaume さんのコメント...

こんにちは、Pflaumeと申します。初カキコです。
演奏会の本番って、緊張とステージの雰囲気とかも相俟って実際とは違って聞こえますよね…(専ら、自分は主に近くのパートの音しか聴こえていないのですが)。テンポも同様。音楽とは難しいものです;そこを何とかするのも楽しいのですが。
「間」ですか。私にもよく分かりませんが、きっと感覚的なもので自分で見つけ出すしかないのでしょうね。
よんちゃんさん、納得のいく指揮・演奏に向かって頑張ってくださいね!自分も一プレイヤーとして精進します。あ~、なんだか吹奏楽がしたくなってきました!

匿名 さんのコメント...

『間』・・・
何でもく聞きますよね。お芝居だったりとか、漫才なんかでも・・・。
確かに、本番と録音って、テンポもそうだし、1奏者の私にとっては音色も違います。録音の機器云々っていう問題はあるにしても、そうじゃなくてなんていうか根本的に違う。。
でもきっと聴いてる側にも言えるような気がします。
それが『本番』の面白いところかもしれないですよ。『本番のステージ』しか作り得ないあの空気、あれは独特で私は結構癖になります。

でも、『間』の追求、私もご一緒させてくださいね♪