モーツァルトはたくさんオペラを作曲している。その内のわずかしか聞いていないが、「魔笛」が一番好き。
基本的にメルヘンチックなものに弱い僕は、「魔笛」を初めて聞いた時、いちころでまいってしまった。
高校か大学の時、Ⅰ君にベームが指揮した全曲盤を聞かせてもらったが、たちまちこのオペラのとりこになったのだ。
「魔笛」はオペラで好きになった最初の曲かもしれない。それ以来何種類か聞いている。
今日取り上げるのは
カラヤン/ウィーン・フィルその他
1950年のモノラル録音
同じモノラルでも「蝶々夫人」で感じたような不満がなかった。
作風の違い、オーケスとレーションの違いなど様々な要素があるかもしれない。それから聞いていて、音の古さがあまり気にならなかった。
カラヤンのモーツァルトは悪くはないが、響きが分厚いかったり、こってり感があったりで、いまいち僕の好みにあわない。
聞く前はそんなに期待していなかったが、分厚くこってりというのが、ほとんど感じられなかった。
録音当時42歳で、若々しく颯爽とした音楽づくりをしていたこともあるだろう。録音の状態もあるかもしれない。
歌手はほとんど知らない名前だけど、よかったと思う。
全体として満足できる演奏だった。
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