数年前のこと、ある会話の中で「かれえしゅう」という言葉がでました。
「カレー臭? カレーの臭い?」
と思わず聞き返し、相手の人に呆れられてしましました。
「知らないの?加えるという字に、年齢の齢、そして臭いで、“加齢臭”。」と教えてもらいました。
この時に初めて“加齢臭”という言葉を知ったわけです。そして意味も。さらには今後年を重ねるに従って、自分の問題として気をつけていかなければならないことも。
それを先日の「カラヤン臭」の記事に使ってみました。
昨日「シェーンベルク/管弦楽のための変奏曲」について書きましたが、カラヤン臭は全くありません。それどころか「これくらい美しく演奏してもらったら、現代音楽でももっと聞くのに」と思った次第です。
ところで昨夜のこと、ふと「音響美」という言葉が頭に浮かびました。
どこかで聞いた言葉です。いつ、どこでなのかわかりません。会話の中か本を読んでいてか、それともTVを見ていてかもしれません。
新ウィーン学派の人たちや現代音楽の作曲家は、「音響美」というものをどれくらい意識して曲を作っているのだろうかと思ったわけです。
漠然と思っているだけで、今は何もわかりませんが、これから現代音楽を聞く時に、頭の片隅において聞いてみるのもおもしろいかなと思っています。
「音響美」という言葉、こうして頭に浮かんだのは、カラヤン/ベルリン・フィルが作り出す「音の響きの美しさ」のなせるわざだと思っています。
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