先日の新聞に、ウィーン・フィル来日公演の広告が出ていました。
たしか小澤さんが振る予定だったのが、体調のことを考慮してキャンセルしたものではなかったか?と思います。
曲はマーラーの交響曲第9番。
宣伝文句に「魂の~」とありました。
魂か・・・
魂が打ちふるえる音楽。
考えてみるとそういう曲って少ないですね。
バッハだったら、マタイ受難曲やミサロ短調それから・・・
ヘンデルはどうだろう?全曲聞いたことないけど、メサイアあたりがはいるかも・・・?
ハイドンは?
モーツァルトは?
そしてベートーヴェンは?と考えました。
茂木健一郎はシューベルトの未完成をシノーポリで聞いて、心ゆすぶられたと言ってな・・・
んん~、ブルックナーだったら、8番と9番。
マーラーはどうだろう?
まだまだマーラーの深い世界に入っていないから、わからないな・・・・
漠っと考えて、「魂の~」といえる曲はなかなか作れないものだ、と短絡的に結論を出してしまいました。
なんとなく思うのは晩年の作品で、宗教曲あるいは宗教的色彩を帯びた曲が多いのかなと思っています。
演奏を聞いて、魂がうちふるえるのは、作品ばかりでなく、演奏者と聴いている自分の状態(体調、精神状態その他)の3者が整わないと無理だろうな。 これも月並みな結論です(苦笑)
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