プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」全曲盤が、輸入廉価盤であったので購入したことは先日書きました。
各2枚ずつでぼちぼち聞いていますが、同じCDを2,3回と聞くのでなかなか前に進みません。やっと昨日4枚目にたどり着きました。
紙のジャケットで裏面にCDのトラック番号と各場面のタイトルが英語で書いてあります。それを何も見ずに聞いていたところ、突然聞き覚えのある音楽が鳴りだしました。
一瞬「あれ?どっかで聞いたことがあるぞ?」
数秒後「交響曲第1番?!」
4枚目のCDは「シンデレラ」の後半が入っていて、まさか交響曲第1番がカプリングされているとは知りませんでした。ビックリというより嬉しい驚きでした。
アンドレ・プレヴィンの指揮によるロンドン交響楽団の演奏です。
今まで聞いた中で一番楽しい演奏です。指揮者もオーケストラもニコニコしながらやっているんじゃないだろうかと思える演奏です。
プロコフィエフの交響曲を聞き始めようとする人に、また第1番を初めて聞こうとする人に「何かお勧めCDはないですか」と聞かれた時に、迷わずプレヴィン盤を勧めます。(そしてプロコフィエフが好きになって下さいと心の中で念じます)
それほど気に入ってしまいました。
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2 件のコメント:
こんばんは。
プロコフィエフ、私も好きです。
どこかユーモアがある(ショスタコと違って)ところがいいし、お洒落な感じもします。
仰るように1番は聴きやすくて楽しいですね。プレヴィンは持ってませんが彼ってロシアもの(ラフマニノフも)上手ですよね。
ニョッキさん、こんにちは。
「どこかユーモアがある」ということですが、たしかにそうだとおもいます。
この人独特のユーモア感覚は、たまらない魅力となって、僕を引きつけてやみません。
「お洒落な感じ」というのは、なんとなく感じていたけれども、僕がはっきりと意識していない部分でした。なるほどそうですね!
プロコフィエフには、感情がべっとりと付いていない、蒸留された上質感があると感じています。これはニョッキさんのいわれる「お洒落な感じ」に共通しているか、近いものがあるのではないかと、勝手に思っています。
プレヴィンのロシアものは、インプットしておきます。
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