2ヶ月前のことですが、ショスタコーヴィッチ/交響曲第7番「レニングラード」の第1楽章だけ書きました。今日はその続きです。
といっても第2楽章はピンとくるものがなかったのでとばして、第3楽章へいきます。
冒頭の管楽器は悲痛な響き、続く弦楽器もさらに強く訴えるものがあります。
ずっときいていると、第一印象にあった「やっぱりショスタコーヴィッチはマーラーに近い」というイメージが固定観念になりそうです。これが正しいかどうかはわかりません。両作曲家に不案内な僕にとっては安易な決めつけかもしれません。
ヘレナ・マテオプーロス著「マエストロ」第1巻に、バーンスタインについて書いてある章があります。
219ページには『マーラーとともに、ショスタコーヴィッチは彼(バーンスタイン)にとって心情的に最も近しい作曲家のようである。彼の演奏はいつも正鵠を射ており、尋常ならざる感情移入と共感が反映されている』とあります。
僕が聞いているCDは、バーンスタイン指揮シカゴ響の演奏です。バーンスタインが振るから余計にそう感じるのかもしれません。
第4楽章、ここでのシカゴ響の迫力は凄い!第1楽章も圧倒されたが、この楽章も強烈です。ライブだったらもう打ちのめされてしまうんじゃないでしょうか。
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