カール・ベーム/ウィーン・フィルで聞くモーツァルト/交響曲第38番「プラハ」
僕は20年以上前にレコード(輸入盤)で購入しました。買った当初はよく聞きましたが、それからずっと聞いていません。先日棚から引っ張り出してきて、TさんにCD化してもらいました。
CD化の手順は
2台あるレコード洗浄機で洗う。下洗い用と本洗い用である。2度洗いするので、こびりついたほこり等がとれて本当にきれいになる。
これをプレーヤーで再生(かなりの価格のプレーヤーとアンプである)、パソコンにつないで音声データをハードディスクに保存。
最後にCD-Rにやいていく。
こうしてできたCDを聞いています。我が家の安物CDラジカセでもいい音がします。
レコード棚に眠っていて、そのまま眠らせておくか、中古レコード店に持っていって安くで売るしかなかったものが、こうして聞けるようになるとは思いませんでした。
ベームのモーツァルト、本当に久しぶりに聞くのですが、クーベリック/バイエルン放送響と並んで僕のスタンダードであると改めて実感しました。
とはいっても、他の演奏をあまり聞いたことがないので、偉そうなことは言えません。古楽器による演奏やピリオド奏法なるものには関心が向きません。ベーム、クーベリック、パイヤールでもう満足しています。
1楽章の序奏はやや重々しく始まりますが、主部に入ってからの軽快感、爽快感、盛り上がりに見せるスケール感は素晴らしいものがあります。
2楽章は、弦楽器や木管楽器、ホルンも美しい音です。そしてメロディの歌わせ方がいいです。時折見せる憂いの表情もいいですね。
3楽章の典雅さのある軽やかさがいいんです。
いいモーツァルトが聞けたと幸せな気分になります。
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