itune 体験記を少し。
itune で音楽をダウンロードできることを知ったのが今年の2月頃。
僕の愛読しているブログに「itune で、アバドのマーラー/交響曲全集が1500円でダウンロードできる」という内容の記事があった。
CDにすれば10枚以上になるものが、たった1500円で売られている。信じられなかったが、間違いないらしい。じゃあ、どうすればダウンロードできるのかと調べ、一つの方法として itune カードを使うとできることがわかった。
さっそく近くにある家電量販店に行ってみると、ちょうど売り切れで、入荷まで1~2週間かかるということだった。それぐらい待って再度行ってみるがまだ入荷していなかった。さらに1~2週間待っただろうか(?)ようやく入荷していたので購入。
帰宅後PCを起動、itune のサイトを開き、itune ストアの画面までいきつく。
ところが、アバドのマーラー/交響曲全集がない・・・
販売が終了していたのです(悲)
これが僕の「初 itune 」でした。
今年いろいろと itune ストアを利用してわかったのは、超激安のセットものは期間限定であること。
だから目玉商品が出てきたら(僕の場合、いつもチェックしているわけではないので、出ているのが分かった時点で)、なるべく早く決断すること。予告なしに販売終了するから、涙をのむことになりかねないから。
そうやって初ゲットしたものが、ヨッフムのブルックナー/交響曲全集。
ベルリン・フィルとバイエルン放送響の2つのオーケストラを振り分けたもの。
大まかな感想を。
全集としての完成度は水準以上だと思う。
そして1番と2番を初めて聞くことができた。そして1番から9番まで通して、順番に聞くことができた。ここでは細かく言えないが、いろいろと感じるところがあった。
5番が「こんないい曲だったんだ」ということ発見。
久しぶりに聞いた9番は、8番までと違い、別次元の曲だと思わされた。
ベルリン・フィルはうまい。バイエルン放送響は素晴らしいオーケストラだが、うまいとは感じなかった。なぜかしら、ベルリン・フィルはオケのうまさがすごく感じられた。 聞きながら「うまいなァ」を何度連発したことか。
誤解ないように付け加えますが、ブルックナーにはオーケストラのうまさが全面にでる必要はあまりないように思います。 それからバイエルン放送響は好きなオーケストラです。このオケをクーベリックが指揮したCDは愛聴盤です。
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4 件のコメント:
おじゃまします。
iTunesのリンク切れは当方のブログにもあり耳が痛いですなあ。
ヨッフムとバイエルンの話ですが、指揮者とオケの相性もあるのではないかと思います。自分が聴いたヨッフムでよかったのはなんといってもコンセルトヘボウ、そしてベルリン・フィル。ドレスデンとも悪くない印象でした。著名な指揮者&有名オケ=名演奏といかないところもクラシックのおもしろさですね。
こんにちは。
>超激安のセットものは期間限定
なるほど、そうやって「この機会に購入しないとチャンスを逃す!」と思わせ、ダウンロードさせる・・・という作戦?なのですね。
iTunesも商売上手ですね。
音楽配信はあまり利用したことがありませんが、やはりどちらかというと、クラシックよりはポピュラー音楽の方が、メリットが大きいシステムなのでしょうかね?
やったくんさん、こんにちは。
ituneは、単品はずっとありますが、激安ものに限り期間限定のような感じがします。
アバドのマーラー全集は再販してくれないでしょうか・・・と淡い願いを持っています。
ヨッフムとバイエルン放送響との相性までは考えが及びませんでした。
コンセルトヘボウを振った7番を先日購入しました。1回だけききましたが、素晴らしいです!何度も聞きたい演奏です。
ドレスデンとやったものは8番だけ持っています。これは久しく聞いていません。
>著名な指揮者&有名オケ=名演奏といかないところもクラシックのおもしろさですね<
そうですね。
そして不思議なことですね。
REIKOさん、こんにちは。
引き続いての来訪、感謝です。
>iTunesも商売上手ですね<
商売上手に見えないけれども、実は巧妙な手を使う商売上手かもしれません。
ituneは、激安ものを宣伝せずにある時当然だしてきます。たまにしかチェックしないので、購入しそこなったものがいくつかあるかもしれません。
一見そっけなくしているのが作戦かもしれないと、うがった見方をしてしまいます。
クラシックしか利用していないので、他のジャンルのことはよくわかりません(苦笑)
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