2009年3月18日水曜日

パルシファル前奏曲

ワーグナーのパルシファルは大好きなオペラ。

20年以上前になると思うが、FM-NHKで流れたいたカラヤン/ベルリン・フィルの演奏。「聖金曜日の不思議」の前後だったが。これを聞いてあっという間にとりこになり、必ず買うぞと心に決める。数年後なけなしのおこずかいをなんとか貯めて買ったカラヤン盤、1万円は越していたと思う。
もう何回聞いたかわからないほど聞いた。しばらく聞かない時期が長くあったが、あるときCDを取り出してみるとスポンジ被害にあっていた。1,2枚目は全滅、3,4枚目は聞けないことはないが、音飛びや雑音がひどい。もう悲しくて、悲しくて・・・

いつか買い換えたと頭に片隅で常に思っているが、ここ数か月のうちにいくつかのブログで、クーベリック/バイエルン放送響による「パルシファル」が取り上げてあった。
クーベリック大ファンの僕にとっては見逃せない話。ぜひ聞きたいと思っていて、ようやく手に入れることができた。

まずは第1幕前奏曲だが、耳になじんだカラヤン盤と印象が違う。
全体的に音量が抑え目なのだ。初めて聞いた時は、録音またはカッティングの関係で音が小さいのかなと思って、ボリュームを上げていたが、1幕が始まって歌手の声の大きさにびっくりしてしまった。ここで、あえて音量を抑え目にした演奏だなと気づいた。
カラヤンのように前奏曲だけでドラマを作るのではない、クーベリックのオペラは初めてだが、彼なりの解釈や音楽づくりがあるのだろう。
響きもすっきり感というか清涼感がある。聖なる雰囲気もある。 全曲を期待させる演奏だ。

今、第1幕を聞いている。クーベリックはいいね!それから、何と言ってもパルシファルはやっぱりいい曲だ。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

よんちゃんさま こんにちは

クーベリックの「パルジファル」買われたんですね〜。私も1幕の前奏曲、素晴らしい演奏だと思います。私には、ラッパのソロが良い感じであったように思います〜。

去年から今年にかけて、カラヤン盤、ショルティ盤、そしてクーベリック盤と聴いてきています。クーベリック盤は、まだ1幕までしか聴いていないのですが〜。

ようやく「パルジファル」が凄い曲である、と思うようになってきています〜。

ミ(`w´彡)

よんちゃん さんのコメント...

rudolf2006さん、こんにちは。

1幕前奏曲のトランペットのクレッシェンドがいいですね!

記憶の中にあるカラヤン盤がかんり印象に残っていますが、とクーベリック盤とは音の流れや響きが違って新鮮に聞こえます。
ショルティ盤は聞いたことがありませんが、また違った音の世界があるんでしょうね。

曲の凄さはわかりませんが、相性が合うんでしょね、「パルシファル」は最初から好きでした。