ジュリーニのゆっくりとしたベートーヴェンの1番を聞いた後、手持ちのCDの中で一番速いのが聞きたくなった。
フリッチャイ指揮RIAS交響楽団の演奏 1953年録音(モノラル)
1楽章ではフリッチャイが最も速い。ジュリーニの1.5倍くらい速いのではないだろうか。
ただ速いだけではない、ノリがいいのだ。思わず手が動き、体が動き出す。
3楽章はメヌエットとなっているが、スケルツォみたいなもの。ここでの演奏はスケルツォそのものだ。
4楽章の疾走感がたまらなくいい、そして楽しい。ああ好きだな、この演奏。
曲それぞれにいろんなアプローチがあり、聞き比べてみるとおもしろい。
だけど気に入るかそうでないかは別の話。1番に関してはテンポが速めの方が好き。だけどこれは今の好みであって、今後変わるかもしれない。
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