ようやく本命の第九です。
演奏はクラウス・テンシュテット指揮のロンドン・フィル。
(1985年9月13日アルバートホールでのライブ録音)
1楽章の覇気
2楽章の生気
4楽章の歓喜
素晴らしいです。もちろん3楽章も
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2009年12月24日木曜日
セビリャの理髪師
ロッシーニ作曲
歌劇「セビリャの理髪師」
アルマヴィーヴァ伯爵の恋を助ける、町のなんでも屋の理髪師フィガロの大活躍!
そのドタバタ喜劇と楽しいロッシーニの音楽。
今までロッシーニの作品は数曲のオペラ序曲のみで、歌劇は初めです。
この「セビリャの理髪師」は結構楽しめる作品でした。
ただ聞きなれていないので、面白さが十分にわかっていないのが実情です。
モーツァルトの3大オペラのようにCDで音だけでもたくさん聞いていれば、「魔笛」「フィガロの結婚」で十分どころかすごく感動したように、この作品でもかなり楽しめたのではないかと思います。
ですから、あと数回見ればこのオペラの面白さがわかり、楽しさが倍加するのではないかと思っています。
<演奏データ>
指揮:ガブリエレ・フェルロ
演出:ミヒャエル・ハンペ
演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団/ケルン歌劇場合唱団
出演:ロジーナ…チェチーリア・バルトリ
フィガロ…ジノ・キリコ
アルマヴィーヴァ伯爵…デイヴィッド・キューブラー
バルトロ…カルロス・フェラー
ドン・バジーリオ…ロバート・ロイド
収録場所:ロココ劇場《1988年収録》
そうそう、ロッシーニのアリアにはものすごく細かい音符が付くものがありますね。
16分音符とか32分音符とかちりばめてあって、よくこんなのが歌えるなと驚きながら聞いていました。
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歌劇「セビリャの理髪師」
アルマヴィーヴァ伯爵の恋を助ける、町のなんでも屋の理髪師フィガロの大活躍!
そのドタバタ喜劇と楽しいロッシーニの音楽。
今までロッシーニの作品は数曲のオペラ序曲のみで、歌劇は初めです。
この「セビリャの理髪師」は結構楽しめる作品でした。
ただ聞きなれていないので、面白さが十分にわかっていないのが実情です。
モーツァルトの3大オペラのようにCDで音だけでもたくさん聞いていれば、「魔笛」「フィガロの結婚」で十分どころかすごく感動したように、この作品でもかなり楽しめたのではないかと思います。
ですから、あと数回見ればこのオペラの面白さがわかり、楽しさが倍加するのではないかと思っています。
<演奏データ>
指揮:ガブリエレ・フェルロ
演出:ミヒャエル・ハンペ
演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団/ケルン歌劇場合唱団
出演:ロジーナ…チェチーリア・バルトリ
フィガロ…ジノ・キリコ
アルマヴィーヴァ伯爵…デイヴィッド・キューブラー
バルトロ…カルロス・フェラー
ドン・バジーリオ…ロバート・ロイド
収録場所:ロココ劇場《1988年収録》
そうそう、ロッシーニのアリアにはものすごく細かい音符が付くものがありますね。
16分音符とか32分音符とかちりばめてあって、よくこんなのが歌えるなと驚きながら聞いていました。
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2009年12月22日火曜日
第九(3)
今日はマーラーの交響曲第9番
名演の誉れ高いバーンスタイン/ベルリン・フィル盤
バーンスタインによるマーラーはこれが3枚目
最初はコンセルトへボウ管弦楽団で1番。
昨年のことだが、コンセルトへボウのライブ音源がダウンロードできて、その中に含まれていた。同シリーズのハイティンクのブルックナー/交響曲第8番でのオーケストラの音とバーンスタインでの音があまりにも違っていた。曲と指揮者によって音を劇的に変えることができるコンセルトへボウの実力に脱帽し、一方でそういう音を引き出したバーンスタインに目を瞠らされた。
バーンスタインのマーラーを何となく避けてきた僕にとって風穴をあける1枚になった。
次に5番を聞き(以前取り上げました)、バーンスタインで聞いていきたいという思いがハッキリした。
そして今回の第9番である。
このCDについてはいろんなところで語られているので、それに何を付け加えようか。
ただ一言、すさまじい!
音楽から出てくるすさまじきばかりのものにたじろぎ、吹き飛ばされそうなのをなんとかこらえながら聞いた。
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名演の誉れ高いバーンスタイン/ベルリン・フィル盤
バーンスタインによるマーラーはこれが3枚目
最初はコンセルトへボウ管弦楽団で1番。
昨年のことだが、コンセルトへボウのライブ音源がダウンロードできて、その中に含まれていた。同シリーズのハイティンクのブルックナー/交響曲第8番でのオーケストラの音とバーンスタインでの音があまりにも違っていた。曲と指揮者によって音を劇的に変えることができるコンセルトへボウの実力に脱帽し、一方でそういう音を引き出したバーンスタインに目を瞠らされた。
バーンスタインのマーラーを何となく避けてきた僕にとって風穴をあける1枚になった。
次に5番を聞き(以前取り上げました)、バーンスタインで聞いていきたいという思いがハッキリした。
そして今回の第9番である。
このCDについてはいろんなところで語られているので、それに何を付け加えようか。
ただ一言、すさまじい!
音楽から出てくるすさまじきばかりのものにたじろぎ、吹き飛ばされそうなのをなんとかこらえながら聞いた。
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2009年12月19日土曜日
第九(2)
僕はへそ曲がりです(笑)
第九といってもベートーヴェンではなくドボルザークを聞きました。
何かの本か雑誌で、ジョージ・セルの「新世界」の演奏評に『精妙なフレージング』という表現がありました。
フレージングが精妙であるとはどんなことだろう?とずっと気にかかっていました。
高校の時そして今、吹奏楽をやっていますが、きちっとした音楽の指導を受けたことがないので、具体的イメージがわきません。
セル盤を聞けば何かわかるのではないかと思い続けていました。
そんな変な(?)動機で 聞きましたが・・・
セルとクリーブランド管の演奏、オーケストラのいろんな音がよく聞こえます。ここにこんな音があったのかと新鮮な驚きがたくさんありました。
残念ながら「フレージングの精妙さ」がどんなものであるのかがわからずに終わりました。
でもいい演奏ですよ。名演の1つと言ってもいいんじゃないでしょうか。
写真は今朝撮ったものです。
雪が積もった早朝の晴天は美しい! 携帯の写真では表せませんが(苦笑)
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第九といってもベートーヴェンではなくドボルザークを聞きました。
何かの本か雑誌で、ジョージ・セルの「新世界」の演奏評に『精妙なフレージング』という表現がありました。
フレージングが精妙であるとはどんなことだろう?とずっと気にかかっていました。
高校の時そして今、吹奏楽をやっていますが、きちっとした音楽の指導を受けたことがないので、具体的イメージがわきません。
セル盤を聞けば何かわかるのではないかと思い続けていました。
そんな変な(?)動機で 聞きましたが・・・
セルとクリーブランド管の演奏、オーケストラのいろんな音がよく聞こえます。ここにこんな音があったのかと新鮮な驚きがたくさんありました。
残念ながら「フレージングの精妙さ」がどんなものであるのかがわからずに終わりました。
でもいい演奏ですよ。名演の1つと言ってもいいんじゃないでしょうか。
写真は今朝撮ったものです。
雪が積もった早朝の晴天は美しい! 携帯の写真では表せませんが(苦笑)
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2009年12月15日火曜日
ラ・ボエーム
「ラ・ボエーム」は、泣かせるオペラというと軽薄な賛辞に思え、感動的というには陳腐な表現だと思わせるオペラだ。そんなことを思ってしまった。
とはいうものの「椿姫」以上に泣かせ、DVDを見た後しばらくはどの音楽も聞きたくなかった。「ラ・ボエーム」の余韻に浸っていたくて。
CDはフレーニ、パヴァロティが歌ったカラヤン盤を持っていて、音だけ聞いてもいいのに、映像を見てますます好きになった。
ここでミミ役をしているクリスティーナ・ガイヤルド=ドマスは、初めて聞く名前で、当然初めて見た。
素晴らしいですね。
どういえばいいのかよくわからないが、子音と母音の発音がいい。子音から母音への滑らかなつながりが、いい雰囲気を出していると思う。
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ミミ…クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス
ロドルフォ…マルセロ・アルバレス
その他 <2003年収録>
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とはいうものの「椿姫」以上に泣かせ、DVDを見た後しばらくはどの音楽も聞きたくなかった。「ラ・ボエーム」の余韻に浸っていたくて。
CDはフレーニ、パヴァロティが歌ったカラヤン盤を持っていて、音だけ聞いてもいいのに、映像を見てますます好きになった。
ここでミミ役をしているクリスティーナ・ガイヤルド=ドマスは、初めて聞く名前で、当然初めて見た。
素晴らしいですね。
どういえばいいのかよくわからないが、子音と母音の発音がいい。子音から母音への滑らかなつながりが、いい雰囲気を出していると思う。
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ミミ…クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス
ロドルフォ…マルセロ・アルバレス
その他 <2003年収録>
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2009年12月10日木曜日
モーツァルト/交響曲第36番
モーツァルト/交響曲第36番を
ジュリーニ/フィルハーモニア管で聞く。
(1982年7月ライブ)
ジュリーニのモーツァルトは音のポリシーがハッキリしている。
これは以前聞いたハイドンの交響曲第94番で漠然と感じましたが、今回のモーツァルトを聞いてハッキリ僕の中で意識されました。
ジュリーニは一音、一音が大切に慈しんでいる、と思います。
やたらアクセントの強い音の出すモーツァルトがあるが、それと対極にあるような気がします。強いアクセントがあるから一音、一音を大切にしていないというつもりはありませんが、慈しみという点では違いがあるような気がします。
こうした音からメロディが奏でられ、伴奏や和音が紡がれていく。出来上がった音楽が極めてノーブルなものになる。
そう思えるのです。だから聞き終えるとなにやら浄化されたような気分になるのです。
特に第2楽章は至福のときを過ごせます。
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ジュリーニ/フィルハーモニア管で聞く。
(1982年7月ライブ)
ジュリーニのモーツァルトは音のポリシーがハッキリしている。
これは以前聞いたハイドンの交響曲第94番で漠然と感じましたが、今回のモーツァルトを聞いてハッキリ僕の中で意識されました。
ジュリーニは一音、一音が大切に慈しんでいる、と思います。
やたらアクセントの強い音の出すモーツァルトがあるが、それと対極にあるような気がします。強いアクセントがあるから一音、一音を大切にしていないというつもりはありませんが、慈しみという点では違いがあるような気がします。
こうした音からメロディが奏でられ、伴奏や和音が紡がれていく。出来上がった音楽が極めてノーブルなものになる。
そう思えるのです。だから聞き終えるとなにやら浄化されたような気分になるのです。
特に第2楽章は至福のときを過ごせます。
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2009年12月7日月曜日
フィガロの結婚
ディアゴスティーニのオペラコレクションより
モーツァルトの「フィガロの結婚」
指揮:ジョン・プリッチャード
モーツァルトの「フィガロの結婚」
指揮:ジョン・プリッチャード
演出:ピーター・ホール
演奏:ロンドン・フィル
グラインドボーン音楽祭合唱団
フィガロ…クヌート・スクラム
スザンナ…イレアーナ・コトルバス
アルマヴィーヴァ伯爵…ベンジャミン・ラクソン
伯爵夫人…キリ・テ・カナワ
ケルビーノ…フレデリカ・フォン・シュターデ
バルトロ…マリウス・リンツレル 他
グラインドボーン音楽祭《1973年》
以前見た「魔笛」でも感じたことですが、モーツァルトのオペラ(今回で2作目ですが)は、音楽だけでも十分楽しめますが、舞台を見、セリフがわかるだけで楽しみが何倍にも増すことがわかりました。
この「フィガロの結婚」は無条件で楽しませてもらいました。そしてモーツァルトは素晴らしいとこれまでにもまして思いました。
以前見た「魔笛」でも感じたことですが、モーツァルトのオペラ(今回で2作目ですが)は、音楽だけでも十分楽しめますが、舞台を見、セリフがわかるだけで楽しみが何倍にも増すことがわかりました。
この「フィガロの結婚」は無条件で楽しませてもらいました。そしてモーツァルトは素晴らしいとこれまでにもまして思いました。
2009年12月4日金曜日
第九
12月は「第九」の季節。
とは言っても、12月になったからといって条件反射的にベートーヴェンの交響曲第9番が聞きたくなるわけではありません。日本特有の現象だと鼻先で笑うわけでもありません。
でも意識してしまうんですね。
そこで今日は変化球を投げましょう。
ブルックナーの交響曲第9番。これをヴァント/シュトゥットガルト放送交響楽団で聞いてみました。
恥ずかしながらこれがはじめてのヴァントによるブルックナーです。
独特の艶というか光沢のある音です。どちらかというと質朴な音が好みですが、こういった音もいいなと思いました。それから分厚さのあまりないすっきりとした響きを作っていますね。
ブルックナーって不思議ですね。音や響きの好みを持たせる作曲家です。
「ブルックナーはこんな音や響きで聞きたい」というものを持たせてしまうところがあると思います。
「作曲家○○はこういった音」という好みを持たせるのは、それ以外ではシベリウスぐらいかな・・・、フランス音楽全般に言えても、ドビュッシーは△△とか、ラベルは○△というものはあまりないような気がします。
ヴァント盤の今まで聞いたことのないブルックナーの響きに聞き惚れながら、こんなことを考えていました。
そして愛聴盤が一つ増えました。
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とは言っても、12月になったからといって条件反射的にベートーヴェンの交響曲第9番が聞きたくなるわけではありません。日本特有の現象だと鼻先で笑うわけでもありません。
でも意識してしまうんですね。
そこで今日は変化球を投げましょう。
ブルックナーの交響曲第9番。これをヴァント/シュトゥットガルト放送交響楽団で聞いてみました。
恥ずかしながらこれがはじめてのヴァントによるブルックナーです。
独特の艶というか光沢のある音です。どちらかというと質朴な音が好みですが、こういった音もいいなと思いました。それから分厚さのあまりないすっきりとした響きを作っていますね。
ブルックナーって不思議ですね。音や響きの好みを持たせる作曲家です。
「ブルックナーはこんな音や響きで聞きたい」というものを持たせてしまうところがあると思います。
「作曲家○○はこういった音」という好みを持たせるのは、それ以外ではシベリウスぐらいかな・・・、フランス音楽全般に言えても、ドビュッシーは△△とか、ラベルは○△というものはあまりないような気がします。
ヴァント盤の今まで聞いたことのないブルックナーの響きに聞き惚れながら、こんなことを考えていました。
そして愛聴盤が一つ増えました。
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2009年12月2日水曜日
ばらの騎士
R.シュトラウスの「ばらの騎士」は大好きなオペラです。
僕の貧弱なオペラCDコレクションの中では、最大の所有枚数を誇っています。
枚数はちょっと言えません。数多いクラシック・ファンの方に比べると笑止千万の数ですから・・・
最初にルドルフ・ケンペ/ドレスデン・シュターツカペレの「ばらの騎士組曲」がこの曲の魅力を教えてくれました。
ぞっこん惚れ込んでオペラ全曲がほしくなり、20代前半でカラヤン/ウィーン・フィル盤を1万円以上を出して購入。その当時の僕にとってとてつもない大金でした。
ところがそのCDはスポンジ被害にあって、4枚中最初の2枚はボツになり、あとの2枚も音とびなどがあって聞きずらい。このことを思うと今も悲しい。
書き出すといろいろと出てきますが、先月僕の愛読ブログであるShushiさんの記事に「ばらの騎士」ハイティンク盤の紹介がありました。
http://museum.projectmnh.com/2009/11/03144343.php
そしてAmazonで輸入盤を2千円+αで購入。
演奏はいいですよ! かなりいいです!!
今は思いを言葉に乗せることができないので、素っ気無いですが報告だけにとどめます。いつかそれなりの文章にしたいと思っています。
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