デアゴスティーニのDVDオペラのシリーズをずっと購入しています。
昨年末から多忙のため見ることができませんでしたが、ようやく余裕が出てきたので久しぶりに見ました。
まだ見ていないDVDがたくさんある中で一番見たいと思ったのが、ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルシファル」。
CDでカラヤンとクナッパーツブッシュ(LPも持っていたが)、そしてクーベリックと持っています。
若い頃からずっと好きでした。
オペラは粗筋とセリフがわからないと楽しみは半減します。
これまではCDの音のみで楽しんでいました。対訳歌詞をみるのは骨が折れるのでやりません(苦笑)
だから今の時代DVDで映像(字幕付き)が見れるようになったのは大変嬉しいこと。
さて、前奏曲から始まります。
ここは指揮者とオーケストラを映していませんのでかえってやや退屈。(CDの音だけのほうがかえってよいと贅沢を言います)
あ、忘れていました。
指揮者はホルスト・シュタイン。1981年のバイロイト音楽祭のライブです。
第1幕が始まりました。
耳に馴染んだ音楽が流れます。
歌詞が字幕で出ます。「ほう、そんな歌詞だったのか」と軽い驚きと新鮮な気分。
劇が進行するにしたがって、静かで深いものがたまってきます。何かが僕を満たしてきます。
感動と言ってしまえば薄っぺらになる何かが僕をいっぱいにしていきます。
ああ、パルシファル!
ほんまにこのオペラ、いい!
まずはDisc1を見ました。
このあと何も聞く気がしません。僕の中に入り込んだパルシファルをそのままにしておきたいから。
後日Disc2を見ます。
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