Rの2回目です。Rは9月に演奏する曲です。今はRとしておきますが、9月にはいれば曲名をはっきり書きます。
今日は曲を仕上げていく一過程での話。
おおざっぱにいうと、曲のイメージはスコアを読みながら、CDがあれば聞き、それを参考にして頭の中で描いていく。また曲全体の組み立ても考えていく。
実際の練習では、実際出てきた音をイメージに合うように修正を加えていく。
(参考音源がない場合、初期の段階ではこちら側のイメージ修正の方が多い)
一方で、練習中棒を振りながら、突然アイデアがわくこともあるし、奏者側からアイデアを与えられることもある。
先日の練習でのこと。
Rの1曲目は冒頭部分に繰り返しがある。1回目を吹き、繰り返しがあって2回目に入った時の音量が、思っていたより小さかった。その時に「そうだ!2回目はあえて音量を抑えてみるのも面白いかもしれない!」と思った。
これは奏者側から与えられたアイデアの一例である。
ただし、これを採用するかどうかは決めていない。頭の中で音を鳴らしながら、何回もシュミレーションをして決める。だけどこのアイデアはかなり採用の可能性は高い。
というのも、昔に読んだ本か音楽雑誌の演奏評が頭にあるからだ。
それは交響曲の第1楽章のことだったと思う(かなり曖昧な記憶)。
<ちょっとここでソナタ形式の説明>
第1楽章はソナタ形式でできている(例外はありますよ)。ソナタ形式は、前奏(あったり、なかったりする)→主題提示部→展開部→再現部→終結部[コーダ]となっている。
主題提示部は繰り返し記号がついている(これも例外あり)。提示部を繰り返すかどうかは、指揮者の解釈次第。
演奏評は、提示部を繰り返し演奏したことについて、2回目の方を1回目と全く同じ音楽づくりにしないで、表情やニュアンスなどを変えて演奏したことをすごくほめていた。(と僕は記憶している)
たしかこのような内容だったと思う。
だから全く同じ部分を繰り返す時は、何かを変えて演奏するもの一つのやり方だと思っている。
(いつもの演奏で生かしきれないのが残念なところ、この考えが記憶の隠れ家で身をひそめていて、出てきてくれないことがよくある)
2 件のコメント:
いろいろな表現を試してみるのはとっても面白いことだと思いますヾ(@⌒▽⌒@)ノ
ぜひいろいろしてみましょぅ!!
求められる表現をうまくふけるかどうかは・・・・・別として・・・(^^;)
ソナタ形式、夏休み前に勉強しました!!
今頭に残ってるかは置いといて(´∀`)
そろそろ復習せなアカンなぁ…
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