2008年2月4日月曜日

オリジナルとアレンジ

吹奏楽用語(?)での「オリジナル」または「オリジナル曲」は
吹奏楽で演奏するために作曲された作品のこと。

拙ブログでは当たり前のように使っていますが、吹奏楽に馴染みのない方には、何のことかわからなかったかもしれません。遅ればせながら用語の説明をさせていただきました。

吹奏楽を演奏するには、曲とその楽譜が必要です。
楽譜を大別するとオリジナルとアレンジものの2つに分けられます。

「アレンジ」「アレンジもの」とは、吹奏楽以外の曲を編曲したものです。
その範囲はすごく広く、例をあげるとクラシック、ジャズ、映画音楽、ミュージカル、TV(アニメ、ドラマなど)、POPS(J-POPや洋楽など)、ラテン音楽、イージーリスニング、民謡、演歌など。

これらが吹奏楽用に編曲されて演奏できるようになるのです。
ただ、ここで問題になるのは編曲の良し悪しです。うまい編曲もあれば下手な編曲もあります。
一つ例をあげると、昨年のジューンコンサートの候補曲にあがった「オペラ座の怪人」。
有名なミュージカルなので何種類も編曲があります。
そのうちの一つを練習でやってみたのですが、まったくよくありませんでした。メドレーなのでいいとこどりしてつなげてありますが、つなぎ方がおかしいのとやたら転調があること。その転調がおかしい感じなんです。また変に凝ってある部分もあり、いい編曲といえませんでした。当然ボツになりました。

今年大学生Tさんが所属する吹奏楽団や近くの中学校が定演で、「オペラ座の怪人」をします。どちらも我々が使用した編曲と違うようです。いい編曲なら演奏してみたいと思っています。
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