「『言語技術』が日本のサッカーを変える」田嶋幸三著
田嶋さんは日本サッカー協会の専務理事である。その人が「言語技術が」ときたから、思わず買ってしまった。3分の1ほどしか読んでいないが、なかなかおもしろい。
「言語技術」とはなにか
本書40ページで次のように定義している。
「情報を取り出し、解釈し、自分の考えを組み立て、判断することを養っていくこと」
この言語技術とサッカーとどう関係があるのか?
本書では日本サッカーをいかによくしていくかを主眼に書いているので、その点で要約すると
日本サッカーに足りないもの、それは自己決定力である。その基礎となるのは論理力であり言語力である。
ピッチ上では瞬時に状況が変化していく。それを分析し自分で考えて判断を下すこと(自己決定力)が必要になる。これがないと世界に通用しない。
そのための論理的思考であり、言語技術の習得であるとしている。
今まで読んだところまでで、乱暴にまとめてみました。
具体的な取り組みも報告されていて、読みやすいです。
さて今夜は、ワールドカップ・アジア地区3次予選の初戦です。
日本が勝ちますように!
0 件のコメント:
コメントを投稿