2009年11月30日月曜日

マーラー/交響曲第6番

マーラーの交響曲第6番は因縁の曲だ。

大袈裟な言い方だが、6番の交響曲が僕をマーラー・アレルギーにした。

クラシックを聞き始めた数年たった頃だと思う。マーラー・ブームが起きていた頃だ(曖昧ながらそんな記憶がある)

マーラーを聞き出していたが、馴染めないそして好きになれない作曲家のグループに入っていた。それでもちょっとずつ慣らしていこうと思い、ある程度我慢しつつ聞いていた。その時に6番を聞いた。

「マーラーはだめだ。僕には合わない」

どこがどのようになのか覚えていないが、そう思わせた。


それから○○年、今はマーラーは聞けるようになって、ようやく6番を聞こうと決めた。

そこで指揮者をだれにするか考えた。
再びアレルギーになっても困る。

いろいろと考えて、クーベリックにすることにした。
僕の大好きなラファエル・クーベリック。彼とバイエルン放送響なら大丈夫だろうと。


聞いてみた。
曲の最後あたりの大音響にはビックリしたが、アレルギー反応は起きなかった。

よかった。

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2 件のコメント:

ニョッキ さんのコメント...

よんちゃんさま

おはようございます。

マーラー6番、私もかなり苦手で未だに完全に聴けてません。他の曲は大好きなんですが・・・・・、

所有枚数もこの曲はブーレーズだけです。

個人的ですがマーラーの各パートの独立した旋律?が重なり合うのがマーラーの魅力だと思ってます。この曲はどちらかというと縦割りの音楽というか(すみませんうまく説明できず)なんか違うんですね。

私もよんちゃんさんのように克服するようにまた聴きたいと思います。

よんちゃん さんのコメント...

ニョッキさん、こんにちは。

>マーラー6番、私もかなり苦手で未だに完全に聴けてません<
そうなんですか。
マーラーの記事をいろいろとエントリーされているので、そうとは知りませんでした。

6番を聞くときにブーレーズ盤も候補にありました。昨年聞いた9番がすごく良かったので、どうしょうかと迷いました。

>各パートの独立した旋律?が重なり合うのがマーラーの魅力<
なるほど!
僕はその魅力がわかっていませんでした。

以前何かでマーラーの音楽は対位法が云々というのを読んだことがあります。ニョッキさんの言われるのは、その意味も含んでおられるのかなと思います。(違ってたらゴメンなさい)

>この曲はどちらかというと縦割りの音楽<
先日はアレルギー反応が起こらないかと恐々聞きましたが、次回から落ち着いて聞けますし、縦割りのことも気にかけながら聞くことができます。

コメントありがとうございました。