2009年3月31日火曜日

バッハ/ パルティータ1番


バッハ/パルティータ1番 Partita No.1 in B flat Major BWV 825

をグールドのピアノで聞く。

なぜかしら楽しくなる演奏です。心の中から愉快な気分が出てくる、と言ったらいいのでしょうか。

グールドで平均率クラヴィア曲集を聞いていると、“脳が喜ぶ”という感覚になりますが、このパルティータでは思わずにっこりして「楽しい」といってしまう自分がそこにしました。

パルティータは本来はイタリア語で「変奏曲」の意味に使われていましたが、ドイツ語では「組曲」の意味で用いられたそうです。ちなみにバッハの1番のパルティータは6曲よりなっています。

今日この曲を取り上げたのは、昨日の「速い動き」と関係があります。バッハやモーツァルトで小気味よい16分音符などの動きと装飾音を聞きたいなと思ったときに頭に浮かんだのは、グールドのバッハとピリスのモーツァルトだったんです。

グールドの音は一つ一つがクリアで、バッハの書いた音符をはっきり聞かせてくれます。速い動きのところはほんとにクリアなんです。そこが驚きの一つです。
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2009年3月30日月曜日

ホルンの速い動き

ジューンコンサートに取り上げる「W」、クラシック曲で英語タイトルの頭文字をとったものですが、速い動きのところが奏者を悩ませています。

Wはアレグロで16分音符がずっと続くフレーズが多いのです。
ホルンは1小節4拍がすべて16分音符という箇所があります。「それは練習あるのみ」ではすませられない事情(?)があります。
ホルンは左手側にロータリーがあって、そこを抑えて音を変えますが、奏者曰く「ロータリーの戻りが遅くて、16分音符で次々と音が変わっていくところは大変だ」と。
つまり、トランペットのピストンみたいに指で押さえた後の戻りが速くないため、速い動きが困難なようです。
Wはホルンが大活躍する曲なので、テンポ設定を考えなければなりません。速く快調にとばすことはできなくなります。

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2009年3月28日土曜日

さあ、日曜練習!

明日、日曜練習があります。

2月に1回、3月も1回、4月は2回の予定が1回になりましたが、祝日練習があります。すべて午後1時から10時までの練習です。
今回はジューン・コンサートの曲をすべてします。2月は全曲練習ができなかったのですが、今回ようやくできます。
一つ一つの曲にさく時間は少なくじっくり仕上げていく練習にはなりませんが、とりあえず全曲通して全体の流れをつかむことを目的とします。


今日の午後は近くの中学校の練習を見学します。明日が定期演奏会なのですが、聞きに行くことができないので、今日少しだけ聞かせていただくことにしました。
樽屋雅徳(吹奏楽作曲家)さんの「マリアの七つの悲しみ」が一番の楽しみです。

今夜はサッカーW杯アジア最終予選、バーレーンとの対戦です。なんとか勝ってくれるように願うばかりです。

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2009年3月24日火曜日

クーベリックの復活


マーラー/交響曲第2番「復活」を
クーベリック指揮バイエルン放送響&合唱団
マティス、ファスベンダー
(1982年10月8日ライヴレコーディング)
で聞いています。

欲しかったCDをようやく手に入れることができ、ここ数日間何回も聞いています。

クーベリックが大好きと何回も書いていますが、いうほどに彼のCDを持っていません(苦笑) 聞く機会もそんなにありませんでした。

じゃあ、なぜ好きなのか?と自問したところ、2つの演奏があったからだ、という答えが出てきました。
2つとはモーツァルトの後期6大交響曲集と「復活」の演奏。モーツァルトはバイエルン放送響によるスタジオ録音、「復活」は日時不詳のライブ録音。高校生か大学生かはっきり覚えていませんが、FMで放送されカセットテープに録音したものです。

マーラーは聞き始めから馴染めず、第6番によってマーラー・アレルギーが決定的になりました。(それ以来第6番は聞いていません。クーベリックかブーレーズなら聞けるかもしれないと思いますが、聞くにも勇気がいります) 一部を除いてマーラーから遠ざかっていましたが、なぜかしら「復活」は聞き続けていました。

カセットテープを聞かなくなって何年にもなりますが、念願かなってクーベリックの「復活」を手に入れることができました。
1982年のライブ録音はカセットテープに録音したものと別の日の演奏のように思います。細かいところに違いがある感じがします。でも演奏の基本的解釈は同じです。もう言うことのない名演です。
「いいな、クーベリックは最高」と何度も思いながら聞きました。

クーベリックのマーラーはこれしか知りませんが、マーラーの雑多なところや生の感情が出るところを(これが好きになれなかったところだと思っています)蒸留して聞かせてくれる。または昇華した音楽にしてくれるような気がします。それが好きで聞き続けた理由かなと思っています。

また一つ愛聴CDが増えました。

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2009年3月21日土曜日

OWD

今週の練習曲について
Oは吹奏楽オリジナル曲、中間部は初めてやりましたがまずまずでしょう。コーダは手こずりました。
この曲はリズムに特徴があり、しっかりやっていくには時間がかかりそうです。

Wはクラシック曲。英語タイトルの頭文字がWです。3回目の練習になるのかな?16分音符の速い動きに戸惑っています。じっくり時間をかけて仕上げていくことになります。

Dは2回目の練習。楽しい雰囲気が出せたらいいですね。


昨夜たまたまTVのチャンネルを回すと(今は回すチャンネルなどないですけどね・・・)「ボレロ」をやっていました。モーリス・ベジャール振付のバレエです。
懐かしい!かなり前に見た映画「愛と哀しみのボレロ」を思い出しました。映画のラストでボレロ全曲を一人のダンサーが踊りますが、それを思い出したのです。
今は断片のみしか覚えていませんが、昨夜の踊りとほぼ同じであるように思われます。十数分音楽も飽きさせないすごいものですが、踊りも釘づけになって見させるすごいものでした。

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2009年3月20日金曜日

三連休

今日から三連休、の人もいればそうでない人もいます。
僕は土曜日に仕事があるので、飛び石連休になります。

昨日は暖かかったですね。一気に春になったような気がしました。
今日はWBC韓国戦、相当手ごわい相手ですね。今やっていますが早速点を入れられています。

昼はバイキングに行きます。たらふく食べてきましょう(笑)

明日からですか?甲子園が始まりますね。久しぶりに開会式を見ようかなと思います。
入場行進曲を聞くだけが楽しみです。僕の大好きな酒井格さん(吹奏楽作曲家)の編曲ですから。

ちょっとゆっくりするこの3日間になります。

2009年3月18日水曜日

パルシファル前奏曲

ワーグナーのパルシファルは大好きなオペラ。

20年以上前になると思うが、FM-NHKで流れたいたカラヤン/ベルリン・フィルの演奏。「聖金曜日の不思議」の前後だったが。これを聞いてあっという間にとりこになり、必ず買うぞと心に決める。数年後なけなしのおこずかいをなんとか貯めて買ったカラヤン盤、1万円は越していたと思う。
もう何回聞いたかわからないほど聞いた。しばらく聞かない時期が長くあったが、あるときCDを取り出してみるとスポンジ被害にあっていた。1,2枚目は全滅、3,4枚目は聞けないことはないが、音飛びや雑音がひどい。もう悲しくて、悲しくて・・・

いつか買い換えたと頭に片隅で常に思っているが、ここ数か月のうちにいくつかのブログで、クーベリック/バイエルン放送響による「パルシファル」が取り上げてあった。
クーベリック大ファンの僕にとっては見逃せない話。ぜひ聞きたいと思っていて、ようやく手に入れることができた。

まずは第1幕前奏曲だが、耳になじんだカラヤン盤と印象が違う。
全体的に音量が抑え目なのだ。初めて聞いた時は、録音またはカッティングの関係で音が小さいのかなと思って、ボリュームを上げていたが、1幕が始まって歌手の声の大きさにびっくりしてしまった。ここで、あえて音量を抑え目にした演奏だなと気づいた。
カラヤンのように前奏曲だけでドラマを作るのではない、クーベリックのオペラは初めてだが、彼なりの解釈や音楽づくりがあるのだろう。
響きもすっきり感というか清涼感がある。聖なる雰囲気もある。 全曲を期待させる演奏だ。

今、第1幕を聞いている。クーベリックはいいね!それから、何と言ってもパルシファルはやっぱりいい曲だ。

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2009年3月17日火曜日

ガリア戦記

「ガリア戦記」はユリウス・カエサルの著作。
ガリアとは古代ローマの時代、フランス・スイス・ベルギーあたりを指した地名だ。
この戦記では、カエサルがBC58~51にかけてガリア一帯を征服した時の様子を書いている。

今日取り上げるのは書物の「ガリア戦記」ではなく吹奏楽曲である。

バルト・ピクール Bart Picqueur(1972~)というベルギーの作曲家の作品

「ガリア戦記」

詳しくは以下をクリックしてください。
http://www.bandpower.net/special/togashi_sp/00_history/61_gallico/01.htm
これに僕は何を付け加えようか、という感じです。

いい曲です!

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2009年3月15日日曜日

3.15

「3月15日といえば」

西欧人は「カエサル暗殺の日」と答えるほど、一般的な知識となっているらしい。

日本にそんな日は・・・と考えてみたけど、それに匹敵するものはないような気がする。
「5.15」や「2.26」といっても、歴史上の有名人物がスラスラ出てくるわけでもない。
敢えていえば「本能寺の変」が少しばかり匹敵するかなと思ったりするが、それが何年の何月何日かなんて知らない。

・ ・ ・ とりとめまない文章になりそうなので、ここで止めておきます。

2009年3月14日土曜日

男子の作法

「以上のような日本の作法は、幕末であやしくなり、維新によってくずれた。一方、幕末の処士たちの柄(ガラ)のわるさのほうは明治の書生文化にひきつがれた。」

なぜかしらここの言葉が僕の心に重く響きました。

『司馬遼太郎が考えたこと 11』(新潮文庫)に「男子の作法」という9ページという短い文の最後にある言葉です。

石黒恒太郎という幕末から昭和16まで生きた人の回想録「石黒忠悳懐旧九十年」他を題材に書いた文章です。印象的な部分を抜粋しますと

父は恒太郎を「武士らしく-それも幕臣らしく-とても躾ることにやかまし」かったようです。
「そういう父に育てられただけに、日常の挙措動作から精神にいたるまで武士らしかった。」そして「武士像について鋭敏な感覚をもつようになった。」だから、回想録の行間には「当時の武士の容儀、作法などが、陰画のように浮かび出てくる」とあります。

司馬さんは「武士は些末なまでの儀軌を幼少時に摺りこまれることによって作られるものであった」と書いています。

この文章の後半に佐久間象山と恒太郎の初対面を含めた3日間の接した様子が書かれていて、お互いが作法にのっとった所作が描かれています。
こういった文章のあと、拙文冒頭で取り上げた「以上のような日本の作法は~」が、この文章の最後をしめます。

何か大切なものを失ってしまった、という重い感覚があります。