僕はブルックナーが好き。だけどここ5年、10年あまり聞いていない。大学生のころが一番聞いていたと思う。
ここ数年では7番をよく聞く。ほとんど7番といってもいい。
5番は縁遠くて10年以上聞いていないかもしれない。なんとなくとっつきにくいのだ。
今回久しぶりに取り出してきた。唯一持っているCDで、
ロブロ・フォン・マタチッチの指揮
チェコ・フィルの演奏だ
マタチッチはブルックナーを「おもしろく」聞かせてくれる。こんなことを書くとマタチッチファンやブルックナーファンからお叱りを頂戴するかもしれない。
一つ一つのフレーズの輪郭や性格をはっきりさせていることと音楽の展開がたくみなのだと思う。本当に久しぶりに聞いたが70分を飽きさせずに聞かせてくれた。豪快さも魅力である。
あんまり良かったのでもう1回聞いてしまった。
交響曲第5番変ロ長調の作曲は1878年、作曲者53歳(誕生日がきていなかったら52歳)の時。
曲中、僕のお気に入りは
1楽章の序奏。低弦のピチカートのあと、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンの順に音が重なっていき、清澄な雰囲気を作っていくところ。
2楽章の第2主題、ヴァイオリンを中心にたっぷり歌いあげるところ。
久しぶりに聞けたのはブログのおかげです(笑)
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2 件のコメント:
よんちゃんさん、こんばんは。
マタチッチの5番、私も同様に好きなディスクです。
他の指揮者だと飽きたりするのですがこれは良いですね。
チェコフィルのホルンのビブラートが凄いのですぐに判ります。
1楽章の序奏は仰るようにぞくっと来るところです。その後の金管トゥッティが入る間(パウゼ)がまた良いですね。
(URLに記事をリンクしました)
ニョッキさん、こんにちは。
同じCDが好きな方がおられると嬉しいものです。
他の演奏はレコードでケンぺ盤を持っていますが、それ以外はFMで数回聞いた(?)はずです。わずかその中でしか比較できないのですが、マタチッチ盤が一番いいです。
でも他にもいい演奏はあるはずだと思います。ぼちぼち開拓できたらいいなと思っています。
ホルンのビブラートはなかなか聞く機会がないので、ある意味新鮮です(笑)
仰るように『金管トゥッティが入る間』もいいですね。
リンクしていただき、ありがとうございます。
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