イギリス組曲第4番 ヘ長調 をシフのピアノで聞く。
初めて聞くシフのバッハだが、演奏が始まるとすぐに僕の心をとらえた。
バッハの鍵盤作品は好きなんだけど、そんなに曲を知っているわけでもなく、持っているCDもごくわずか。リヒテルの平均律とグールドによる数曲だけ。今回これにシフが加わった。
シフの音はグールドと違う。グールドの乾いた音に対し潤いというか湿度のある音。やさしさのある音と表情は聞くたびに、いろんなニュアンスを含んでいることを教えてくれる。
曲の構成は次のようになっている
第1曲 プレリュード
第2曲 アルマンド
第3曲 クーラント
第4曲 サラバンド
第5曲 メヌエット 1
第6曲 メヌエット 2 及びメヌエット 1 のダカーポ
第7曲 ジーグ
曲そのものも4番は好き。愛聴盤が一つ加わりました。
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3 件のコメント:
こんばんは。バッハのイギリス組曲は構成がかっちりしているので、ちょっと堅苦しいところがありますね。でも、第4番は明るい曲だと思います。
フランス組曲の方が、自由な曲想で明るい雰囲気です。シフも良いですが、リヒテル(2,4,6番)もとても良い演奏なのでオススメです。
フランス組曲のなかでは、5番が人気があって、私も好きな曲(特に第1曲の ALLEMANDE)です。
youtubeにアンデルジェフスキの演奏映像があるので(シフよりも快活な弾き方です)、お暇なときにでもどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ucb2vXSVvl0&feature=PlayList&p=DE4072E3A24A0051&index=2
追伸です。シフのピアノがお気に召したのであれば、ゴルトベルク変奏曲の2001年のライブ録音(旧録ではなくて)がとても素晴らしいので、機会があれば聴いてみてください。
yoshimiさん、こんにちは。
4番、そう明るい曲ですよね。そのに惹かれたのかもしれません。
フランス組曲は5番と6番しか聞いたことがありません。他も聞いてみたいのです。
シフがよかったのでバッハ作品集12枚組をほしいという思いが強くなりました。
そこに入っているゴルトベルク変奏曲は旧盤のようですね。
リヒテルは平均律の演奏が素晴らしかったので、彼のバッハは一通りチェックしてあり、フランス組曲2,4,6番のCDはお気に入りリストに入っているのですが、購入にいたっていません。
予算との兼ね合いもあり、悩ましい日々が続きそうです(苦笑)
アンデルジェフスキは名前も映像も初めてです。youtubeを見ましたが、なかなかいいですね。ご紹介ありがとうございます。
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