2009年5月14日木曜日

ディアベリ変奏曲


何ヶ月も前になりますが、どこかのブログで「ディアベリ変奏曲」について書いてあるのを読み、いつか聞きたいと思っていました。

ようやく聞くことができました。ゼルキンのピアノです。(1969年4月25日ロンドンでのライヴ録音)

「ディアベリ変奏曲」は一つの主題から33も変奏を作っているんですね。よくぞそれだけ作れたなと、数の多さに素朴な驚きを感じます。また、それぞれ曲想が違っていることに、作曲家としての抜群の技を感じます。

この前から聞き出して、もう4、5回になりますが、完全にとりこになっています。

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4 件のコメント:

yoshimi さんのコメント...

こんにちは。ディアベリ変奏曲は、退屈・冗長だとか言われていますが、全然そんなことはありませんね。私は第24変奏のフガートと最終変奏のフーガが特に好きです。

ゼルキンのディアベリは定評がありますね。ゼルキンはライブ録音が2種と1957年のスタジオ録音があります。
スタジオ録音の方がテンポも速く軽快さがありますがこのライブ録音は、それよりも重厚で骨格の太い演奏になっていると思います。

ディアベリは10種類くらいCDは持ってますが、ピアニストによって演奏がかなり違ってくるのが楽しめる曲です。好みとしては、ゼルキン(スタジオ録音)とカッチェンの演奏が好きですが、最近、若手のアンデルジェフスキの演奏が素晴らしいと知って(かなり凄いらしい)、もうすぐCDが届くのでとても楽しみです。

rudolf2006 さんのコメント...

よんちゃんさま おはようございます〜

ゼルキン師のベトベン
うれしいですね、他のブログで取り上げていただくのは〜。

「ディアベリ変奏曲」は苦手だったのですが、このライブ盤でようやく良さが分かりかけてきています〜。

ミ(`w´彡)

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

人それぞれ好みが違いますから「退屈・冗長」と感じる人がいるかも知れませんが、僕はまったく感じません。

第24変奏はなんとなくバッハぽいですね。

いろんな種類の演奏がありましたが、ゼルキンなら間違いないだろうなと思って入手しました。初めての曲で最初の1枚なので他と比較できませんが、この演奏にはかなり満足しています。

約10種類持っておられるのですね、すごい!
『ピアニストによって演奏がかなり違ってくるのが楽しめる曲』というのであれば、1枚1枚増やしていきたいですね。

よんちゃん さんのコメント...

rudolf2006さん、こんんちは。

僕のゼルキンに対する好感度の高さは、rudolf2006さんによる影響がかなりあると思います。

ディアベリ変奏曲を最初にゼルキンで聞いたのがよかったのかもしれません。
また、ゼルキンでベートーヴェンのピアノソナタ数曲を聞き始めています。