昨夜NHK教育で「トゥーランドット」をしていましたね。
少し見てあとは録画しました。
このオペラの有名なアリア「誰も寝てはならぬ」は、一昨年の我が吹奏楽団演奏会「ジューン・コンサート」で取り上げた曲。
これを選んだ理由の一つは、トリノ・オリンピックで荒川静香がこの曲を使い有名になっていたから。同じ荒川関連で「You raise me up」も演奏しました。
「トゥーランドット」には大胆な和声が取り入れてられていると何かで読みましだが、詳しいことはわかりません。
「誰も寝てはならぬ」にそれかなと思うところがあります。吹奏楽編曲版で、3拍前奏があって、トランペットとトロンボーンが「ネッスン ドルマ」とテノールが歌うメロディを吹きます。
その伴奏部分の1,2,4,5,7,8小節目には、同じ和音進行が繰り返されます。そこを編曲スコアで細かくみると
1~3拍 : ヘ長調の分散和音風で、単純なⅠの和音です。
4拍 : 下から(ドイツ音名で) Des , As , B , E , As , C の和音です。(これが大胆な和声の一つなのかなと思っていますが・・・)
1~8小節はこの2種類の和音のみで構成されています。
4拍目の和音がどういうものか、僕の音楽知識ではわかりません。(和声法の勉強をしなければいけないと思うのですが、書店でこの類の本を見てもチンプンカンプンです。誰か教えてくれないかな・・・)
演奏においては、この和音の響かせ方が難しかったです。でも、何とも言えないこの響きが好きでした。
1~8小節が語り調で9小節目以降がメロディアスな部分になります。
プッチーニもメロディは素晴らしいです。何回練習していてもしびれていました。
ちょっとばかり懐かしい気分です。
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2 件のコメント:
「誰も寝てはならぬ」やりましたね~。
今でもあの時の練習風景はなんでかちゃんと覚えています。
すごく難しかったです。
聞いていた人がどんな感想を持たれたのかはわかりませんが、私はめっちゃはまった曲で、めっちゃ情感こめて吹いてやる!!てな勢いの曲でした(笑)
また、いつかやってみたい曲です。
ようかんやさん、こんんちは。
クラシック作品の演奏は難しいですね。演奏者側にそれ相応の音楽的レベルが要求されるのを強く感じます。
「誰も寝てはならぬ」もそうで、僕自身の音楽的レベルの低さを感じながらやっていました。
でも、曲が素晴らしく、練習しながら「いい曲だな」と思いながらやっていました。
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