リヒテルEMIボックスの1枚から
ドボルザーク/ピアノ協奏曲とバルトーク/ピアノ協奏曲第2番
itune でダウンロードしてディスク作成してすぐに聞いて、それから数か月たった。ケースにしまい込む前に再度聞いておこうと思った。
体調と音楽に対する感度は関係あるのだろうか?
よくわからないが、ドボルザークの方はピンとこなかった。指揮がカルロス・クライバーだというのに。同じ協奏曲でもチェロ協奏曲は好きなのだが。
そして今キーボードをたたきながら、ドボルザークのオペラ「ルサルカ」を聞いている。じっと耳を傾けているわけでもないのに初めて聞くこのオペラを「いい曲だな」と感じている。 そう考えると、曲そのものが僕の好みに合わないのかもしれない。
バルトークの2番のピアノコンチェルトを初めて聞いたのは、アバドとポリーニが組んだレコード。発売当初話題になった1枚で、FMで放送されたものをテープに録音して時折聞いた。
この印象が残っているのだろうか、マゼール・パリ管の演奏はイマイチだった。 シャープさに欠けるような気がする。
ピアノに関しては、感想を語れるだけの素養は僕にはない。
今日はさえない記事でした(苦笑)
音楽ブログランキングへ
2 件のコメント:
こんにちは
体調が悪いと気分が乗らないこともありますが、このドヴォルザークのコンチェルト(私は聴いていませんが)、リヒテル自身が、慎重になりすぎて硬すぎたと言ってましたから、インパクトがなかったんじゃないでしょうか。リヒテルに限らず、ピアニストは常にベストの演奏ができるというわけではないので、そういうこともあるでしょう。
バルトークはポリーニのを聴くと、どうも他の演奏は見劣りするようです。
ポリーニはメカニカルすぎるので、ハンガリーのピアニストの演奏の方が好きですが、ブーレーズとアンスネスの組み合わせは、結構評判が良いようなので、そのうち聴いてみたいと思ってます。
私は叙情性が強い第3番を一番良く聴いているのですが、やはり3番はポリーニは録音しなかったですね。
yoshimiさん、こんにちは。
録音にまつわる話というのは面白いですね。
『慎重になりすぎて硬すぎた』とは!そういうこともあるんだ、と素直な驚きです。
でもよく考えてみると、我々吹奏楽の現場でも普通にあり得ることで、リヒテルも別世界の人間ではなくて、同じ人間なんだなと妙に納得してしまいます。
バルトークにおけるアバド、ポリーニの演奏を録音したカセットテープは今はどこにあるのか?昔に捨ててしまったのか?わかりません。そして聞かなくなって何年経つのかわかりませんが、演奏の印象が僕の中にしっかり残っているのでしょうね。
ブーレーズが3曲それぞれピアニストを変えて録音したCDが数年前発売されたと記憶しています。もしバルトークのピアノ協奏曲を購入するのなら、ブーレーズ盤にしようかなと漠然と思っています。
コメントを投稿