今、Infinity という曲を練習しています。
「アタシんちの男子」というドラマの主題歌で、GIRL NEXT DOOR が歌っています。ダンス・ポップ・ナンバーということでノリノリの曲になっています。
この曲に限らずJ-POPに多いのは、歌に抑揚がなく一本調子なこと。
歌唱力がその程度なのか、あえてそのように歌っているのか、また一本調子で歌うように指示されているのか。そこのところはわかりません。
「人を魅了する演奏」(紙谷一衞)には、日本語は一音一音を同価値で扱うため、言葉に強弱がなく一本調子になる。西洋の言語は単語に強弱があるため、アクセントがあるリズミカルなものになる。
日常使う言語が無意識的に楽譜の読み方から演奏や歌い方に影響を与える、といったことが書かれています。
だからJ-POPの歌手達は、日本語の特性をそのまま表して歌っているのかな・・・?と思ったりします。
それはさておき、吹奏楽で演奏する時はメロディを抑揚もなく一本調子で演奏してはいけないと思っています。ハッキリとした強弱や微妙な強弱をいれていかないといけないと思っています。
シンコペーションのあるところはいいのですが、Infinity では4分音符が8個続くメロディがあります。ここをどうするかは未だに頭を悩ませています。どう処理すればダンスミュージックっぽく聞こえるか。
その他の部分もノリノリ感をだすにはどうしたらいいか。POPSをあまり聞かない僕には困った問題です(苦笑)
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2 件のコメント:
こんにちは!よんちゃんさま!
全くの同感です!
私も第一回目の練習から同じ悩みでモヤモヤしていました。
生楽器で一本調子だとダサい。とにかくダサい。メーカーの模範演奏でさえもダサい。
原曲は打込み音だけがありえない刻みで踊れ踊れとかりたてくれるので、ヴォーカルが声を張らなくても何とかダンス系な気がしますね。セットのかた、ご苦労さまです。
じゃぁ、管の人で歌まねができる人はこのキャピッっとした歌い方を楽器でやってみましょう♪
そうすれば、アクセント記号がなくたってスパイシーにはじけた感じになりますし、スタッカート記号がなくたって軽やかに弾んだ感じになります。
…難しい?あの、ヴォーカリストのかわいい顔が自分に今くっ付いてると思えばいいのです!
私はポップスを吹くとき、何年か前お褒めいただいた“明日があるさ”では九ちゃんになってご陽気な歌い回しで吹いていました。
美空ひばりもそう。私のような薄っぺらい人生でもしみじみ歌いあげようとします。
ふざけているのではありません。真剣です。
やりすぎの感がある時はブレーキをお願いします(汗)
すま~した顔して“感じ”を出せる人が羨ましいです。その人曰く、それは基本から来る技術なんだそうです。
ジョビジョバさん、こんにちは。
Infinityは難しい曲ですね。
楽譜どおりの音やリズムは出せても雰囲気が出せない・・・
ノリノリ感であったり、ダンス・ミュージックらしさが出ないんですよね。そういう面の難しさです。
練習中に一人ひとり歌って踊ってもらいましょうか。そこに厳しいチェックを入れる。
というのは冗談ですが、何とかしたいと思っています。
一人ひとりが表現しようとする意欲も大事ですが、思い思いの吹き方をするとまとまりのないものになってしまいます。
指揮者が統一した吹き方を練習で指示しないといけないのですが、これを只今奮闘しておるところです。
今週の練習で少しでもノリノリ感を出せるようにしたいと思います。
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