2011年5月21日土曜日

テンシュテットのマーラー

テンシュテットのマーラーはいい!

僕の好みの合うんです、演奏が。
まだ聞き始めて、3番までですが、すごくいいです!


マーラーについて、またその演奏について語るべきものが僕にはありません。長い間マーラー・アレルギーで遠ざかっていて、一昨年から聞けるようになったぐらいですから。
評する言葉はなく、ただ聞いて、素直にいいなと思えるのです。


不思議なのは、アレルギーから解放されると、待ってましたとばかりに(?)マーラー全集を買い始めたこと。昨年1セット目がスタートで、先日購入したものが3セット目。僕にしては速いペースです。

その3セット目とは、つまりこれ。



テンシュテットによるマーラー全集。
スタジオ録音に5,6,7番のライブ録音がプラスされた16枚組。
価格は3080円という廉価盤。

それにしても安いですね!
買う方にしてすごく助かります。


ところで、テンシュテットとの付き合いは大学生の頃。
僕にとってのマーラーのレコードの2枚目か3枚目になるのが、彼が指揮した5番のシンフォニー。

アダージェットは知っていたけど他の楽章を聞いたことがなかったので、僕にとっては初めての5番。
これによって僕は5番が大好きになりました。

マーラーの中では今のところ5番が一番好き。そして現時点で、テンシュテット/ロンドン・フィルのスタジオ録音が1番のお気に入り。

今思うに、マーラー・アレルギーになっていた期間も引き止め役をしていたのかもしれない。断言できないけど、なんとなくそんな気がしています。
そう考えると、僕にとってのマーラー体験で、テンシュテットは大きな存在かもしれない。

聞き始めた全集、素直に1枚目から聞いています。1番→2番→3番の順です。
2番はいまいちだったけど、1番と3番は虜になりました。何度も聞いた5番におけるオケの鳴らせ方や歌わせ方、その他全部を思い出させるものでした。

知らぬ間に、5番の演奏によって「好みの色をテンシュテット色に染められた」ような気がします。


4番以降、気がむけば検証してみます(笑)

2011年5月19日木曜日

ペレアスとメリザンド

「パルシファル」の後は、違った雰囲気のオペラにしようと思って、ドビュッシーの「ぺレアスとメリザンド」を取り出したきました。

ドビュッシーが脱ワーグナーを目指して作曲したこのオペラ。全然違います。
といっても表面的な聞き方しかできていませんから、深いところへいくとどうなるのかわかりませんが・・・。

まだ第1~2幕しか聞いていません。
感想をまとめるのに時間がかかりそうです。

2011年5月17日火曜日

パルシファル第2、3幕

デアゴスティーニのオペラ・コレクションは1990円。
どんなオペラでもこの金額です。
つまりDVD1枚でも、2枚でも。「魔笛」やワーグナーのオペラなど2枚でこの金額ですから、お買い得感があります。

さて、パルシファル第1幕を見てから時間があきましたが、ようやく第2~3幕を見ることができました。

クラシックを聞き始めた十代の頃から、聖なる雰囲気の音楽が好きでした。
パルシファルはそれを感じさせるオペラで、これまではCDだけで雰囲気のみを味わってきました。
こうしてバイロイト・ライブの映像を見、字幕を追っていくと、キリスト教的要素の多い作品ということがよくわかります。
ワーグナーの宗教観や見る人個人の信仰云々を別にしても、人間の奥底に働きかける何かがあるとわかりました。

いいのもはいいです。
宗教に寛容な(悪く言うと無分別な)日本人の感性かもしれませんが・・・


数年に1回ぐらいのペースで繰り返しみたいDVDです。
そして、バイロイトで実演を見たい。可能性0に限りなく近いですが。

2011年5月15日日曜日

ヴァントのブラームス

ヴァントのブラームスについて

風のように

で書きました

2011年5月10日火曜日

ピュア・トーン

ノリントンによるベートーヴェンの交響曲第1番について

風のように

に書きました。

2011年5月6日金曜日

パルシファル第1幕

デアゴスティーニのDVDオペラのシリーズをずっと購入しています。

昨年末から多忙のため見ることができませんでしたが、ようやく余裕が出てきたので久しぶりに見ました。

まだ見ていないDVDがたくさんある中で一番見たいと思ったのが、ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルシファル」。

CDでカラヤンとクナッパーツブッシュ(LPも持っていたが)、そしてクーベリックと持っています。
若い頃からずっと好きでした。

オペラは粗筋とセリフがわからないと楽しみは半減します。
これまではCDの音のみで楽しんでいました。対訳歌詞をみるのは骨が折れるのでやりません(苦笑)
だから今の時代DVDで映像(字幕付き)が見れるようになったのは大変嬉しいこと。

さて、前奏曲から始まります。
ここは指揮者とオーケストラを映していませんのでかえってやや退屈。(CDの音だけのほうがかえってよいと贅沢を言います)

あ、忘れていました。
指揮者はホルスト・シュタイン。1981年のバイロイト音楽祭のライブです。

第1幕が始まりました。
耳に馴染んだ音楽が流れます。
歌詞が字幕で出ます。「ほう、そんな歌詞だったのか」と軽い驚きと新鮮な気分。

劇が進行するにしたがって、静かで深いものがたまってきます。何かが僕を満たしてきます。
感動と言ってしまえば薄っぺらになる何かが僕をいっぱいにしていきます。

ああ、パルシファル!
ほんまにこのオペラ、いい!


まずはDisc1を見ました。
このあと何も聞く気がしません。僕の中に入り込んだパルシファルをそのままにしておきたいから。

後日Disc2を見ます。

2011年5月4日水曜日

つまみ聞き

クーベリックで

「英雄」1楽章と「皇帝」1楽章を聞く。

スケール感があるなァ!

この壮大さが好きだ。


ヘブラーで

モーツァルトのピアノソナタを聞く。

手前にあったものから聞いたので、何番かわからない。
でもいいや。この響きとまさにモーツァルトの世界がいいんだな。


カラヤンで

マーラーの交響曲第9番の1楽章を聞く。

他の演奏と違う、カラヤンの響きがする。
これもよし。

2011年4月23日土曜日

たくさん読んで

今年に入ってずっと余裕がなく、ブログも更新していくの精一杯でした。

今日雨が降って、春祭りの屋台ひきの手伝いがなくなり、十分な時間ができました。

それで、久しぶりにクラシックブログをたくさん読むことができました(満足)

皆さんのブログは充実していますね!

2011年4月18日月曜日

フィラデルフィア管

今日の新聞に「フィラデルフィア管 経営破綻」と書いてあった。 アメリカのビッグ5がか! 驚きです。経済が厳しくなると、経営が行き詰るところも出てくるのですね。

2011年4月10日日曜日

食わず嫌い

若かりし頃聞いたシューマンの交響曲やピアノ協奏曲がイマイチだったので、すっかりシューマンとは縁遠くなりました。 この前から聞いているピアノ曲はすごくいいですね。 ほどよい甘さが「ロマン派」のイメージにピッタリです。 気に入ってしまって毎日聞いています。食わず嫌いはよろしくないですね(笑)