2007年7月31日火曜日

抽象的表現

音楽関係の本を読んでいると、抽象的すぎてわけのわからない文章に出会う。

例をひとつあげると
引用の引用になるが、遠藤浩一著「小澤征爾 日本人と西洋音楽」の中より、ヴェルナー・テーリヒェン(ベルリン・フィルの元ティンパニ奏者)が「フルトヴェングラーかカラヤンか」という著作で語っている言葉
『カラヤンの演奏解釈では楽曲構造をくっきり露出させること、分析と構築とが同時に行われた。何ものも朦朧としてはならず、感情によって変形されてはならなかった。誰からも透視かつ概観できるよう、作品は純粋かつ異論の余地のないかたちで立ち現れねばならなかった』

何度も読み返し、カラヤンの演奏の特徴を自分なりに頭に描きながら考えてみるが、やっぱりわからない。

誰かわかる人、教えて下さい!

2007年7月30日月曜日

コンクール

吹奏楽コンクールの季節ですね。
僕はコンクールには全く無縁だったので、そこでの喜びや悲しみ、様々な苦労を知りません。
最近高校生と話をすることがあり、オーディションのことを聞きました。小編成で出場するにしろ大編成で出場するにしろ、人数制限があるので校内でオーディションをしなければなりません。
そこでの話は悲喜こもごもいろいろあるようです。

それはさておき、本番でいい演奏してほしいですね。

楽しんで演奏できたらいいんでしょうけど、なかなかそうもいかないんだろうな・・・

ガリガリ君

たんたんぼうさん、近くのスーパーで「ガリガリ君」を見つけました。コーラ味しか残ってなかったけど、買って食べました。なかなかいいっすね!
他の味も食べてみようかな・・・

ホームランバーって今もあるんですね。何個かセットで箱に入れて売ってありました。
懐かしいな!
子供の頃よく食べたのだ。
これに“あたりつき”があったと思う。(たしかホームランバーだったと思う、違う種類のアイスについていたかな・・・、ちょっと自信がない) このあたりつきも楽しみの一つだった。あたりがでると嬉しくてね・・・

サーティワンは今もあるんですね。体に良くないものが入っていると聞くとたべるのやめようかなと思います。といっても我が家の近くにはサーティワンの店はないのだ。

2007年7月29日日曜日

負けた

サッカー、負けました。アジアカップ4位です。
がっくりです。

準決勝と3位決定戦と見ました。
一番不満なのは、ガツガツとした闘争心が感じられなかったこと。
レベル的にはほとんど差がないし、疲労の蓄積度もそんな差はないと思う。その他の諸条件のことはわからないが、ほぼ同一条件で勝負したときに、メンタル面の差は勝敗をわける大きな要因だと思う。
TVの画面で見ていて“絶対勝ってやるぞ”とか“点をとってやる”といった気迫とかぎらぎらとした闘争心があまり感じられなかったのだ。
それからもっとリスクを冒して攻めろ!と思ったことは何度もあった。

その他の技術的なこととか戦術面のことはよくわからないので、これ以上書けないけどとにかく残念だ。

2007年7月28日土曜日

R

今度の吹奏楽フェスティバルで演奏する曲をしばらくの間「R」ということにする。

冒頭の四分音符がもっと弾んだ感じにできないかと思っている。明るい曲でもないし軽快な曲でもない。やや暗さを感じさせる曲だけど、『舞曲』つまり踊りの曲なので、弾んだ感じをだしたい。ただし躍動感というところまではいかない。
スコアに曲の解説が少しだけ書いてある。数ヶ国語で書いてあって、英語のところをみてみると、文中に「メランコリー」という単語が使ってある。曲の多くの部分をメランコリーな感情や気分で覆っていったり、曲の底流にそれを感じさせればいいのだろう。(と、今は考えている)

それをふまえつつ、四分音符は腹式呼吸を効果的に使えば、いい感じになっていくのではないかと考えている。
次にこの曲を練習するときに試してみよう。

2007年7月27日金曜日

アイス(2)

アイスの話。

「サーティワン」というような名前のアイスがあったと思う。そういう名前の店だったかもしれない。おいしかったなという記憶がある。(でもかなり曖昧)

自動販売機で「セヴンティーン」というアイスがあった。今もあるのかな?これも好きでよく食べた。



今まで食べたなかで一番おいしいと思うのは「ハーゲンダッツ」かな。

値段が高いのでめったに買わないのだけど、これが一番だと思う。味が濃いし、味の中味がいっぱい詰まっている感じがする。食べている時は勿論、食べたあとの満足感が他とは違うんだな。



断わっておくが、僕はアイスクリームマニアでないので、いろんなアイスを食べ比べることはない。アイスクリーム・アイスキャンディ全種類のごく一部しか食べたことがない中での好みである。



おいしいアイスがあったら教えてね!

2007年7月26日木曜日

アイス

どうだろう?
昨日の記事の後半をどこかの選挙管理委員会が広告として採用してくれないかな。
なかなかの迷文だと思うんだけど。

梅雨明けした途端、急に暑くなりだした。暑くなるとアイスがほしくなる。
最近食べておいしいなと思ったのは、「ジャージー牛乳~」というやつ。どこのメーカーか知らないけど、100円アイスとしては味が濃い!アイスキャンディのもアイスクリームのもどちらも味が濃い。ちょっとしたファンになってしまった。

大学時代はフラッペに凝ったことがあった。大学と下宿の中間ぐらいのところにある喫茶店へ、よくフラッペを食べに行った。ジャンボフラッペがお気に入りで、山盛りの氷をこめかみのあたりが時々痛くなるのを我慢しつつ食べた。ガンガンにきいた冷房の中、汗が冷え氷を食べ続けることでさらに体が冷え「寒っ!」と言いながら食べたこともあったと思う。
よく注文したのは、ミルク、小倉、宇治金時あたりだったと思う。


話変わるけど、サッカー負けちゃったね。

もひとつ話は変わるけど、サッカーの試合に解説者の一人として出演していた名波は、パク・ヨンハに似ているね。(これには今のところ賛同者が現れていない)

2007年7月25日水曜日

7/29

7月29日は参院選だ。
断わっておくが、僕は政治に関心があるが、政治の話は極力しない。
特定の政党や政治家の批判や応援はしない、人に話すことも当然ない。
今回のような内容は一回きりのつもりでいる。

今回の参院選、結果によっては、日本の政治の大きなターニングポイントになるかもしれないし、ならないかもしれない。今の僕にはわからないが、何年もたって振り返ってみればわかるかもしれない。

歴史の大きな流れは、今どこへ向かおうとしているのだろうか・・・
そして、日本はどうなるのだろうか・・・

選挙結果もそうだが、その後の動きには目が離せない。選挙後に向けた水面下の動きもいろいろあるだろう。
ここで予測不能なことは、ああだこうだといっても始まらない。

スマイルズの「自助論」の中にこんな言葉がある。「政治というものは、国民そのものの反映にすぎない(途中略)  国民全体の質がその国の政治や法律を決定していくようになる(途中略)  
国民がしっかりしていれば、政治もしっかりしていく。国民が無知で堕落していれば、政治もひどいものになる。結局、国家の評価も国家の力も、その国の制度によるのではなく、その国民の質とレベルで決まることになるのだ。」

この言葉が正しいならば、政治が悪いとか政治家が悪いとは言っておれない。悪くしたのは自分達なんだということになる。

一票が重い。

2007年7月24日火曜日

○万円使って

前回から少しつながっています。
高い金払ってコンサートに行くということで思い出したことがある。(高い金払ってというのは下品な言い方だな・・・)
大学の同級生M君は大のカラヤンファン。4回生の時カラヤン=ベルリン・フィルが来日したが、東京のみでしか演奏会がなかった。M君はそのコンサートに出かけたのだ。
チケット代だけで一番安い席でも1万円は超えていたはず。いい席になると2万円も超えていたかもしれない。どの席のチケットを買ったかは聞いていないか、僕が忘れたかではっきりしない。そして往復の新幹線代とホテルの宿泊費で○万円になる。

学生だった当時、一つのコンサートに○万円も使うなんてとてもできなかったので、すごく驚いたことを覚えている。


安い値段でいい演奏会だったのは、朝比奈隆指揮の京都大学のオーケストラの定期演奏会。
曲はブラームス/交響曲第2番、他に何をやったか忘れてしまった。
チケット代は安かったはず、学生オケだからね。

2007年7月23日月曜日

小澤征爾

小澤征爾シリーズ(1)

先の投稿で小澤征爾を生で3回見たと書いたが、もう少し詳しく書く。(順番は覚えていない)

ボストン交響楽団来日公演
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

京都市交響楽団
ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」
 あと1曲やったと思うが忘れてしまった

京都市交響楽団
マーラー/交響曲第3番


大学時代や就職して始めの数年間、よくクラシックコンサートに行った。
“よく”といっても、自分の中ではよく行ったなと思うが、頻繁にコンサート通いする人にとっては、少ないと思われるだろう。
S席やA席で1万円を楽にこすコンサートもあったけど、今から思うとよくお金がまわったなと思う。

その中で、行った事さえ忘れてしまったコンサートがあるし、ぼんやり覚えているのもある。
だけど小澤さんのコンサートはしっかり覚えている。いまでも演奏の何シーンかを思い出すことができる。
まさに“記憶に残る”演奏会だった。

リベンジ

一昨日のオーストラリア戦、勝ちましたね!

仕事中だったので試合は見れませんでした。残念!
スポーツ番組等で得失点シーンを何回も見ました。
唯一の得点は高原のシュートだったけど、切り返しが見事だった。あの速さが素晴らしい。
予選リーグ第2戦(だったかな?)、センタリングのボールを胸で落とし素早く蹴ってゴールしたが、これも速さが凄い。
ドイツ・ブンデスリーガのクラブチームでレギュラーとして活躍しているだけのことはあると思った。厳しい戦いの中で鍛えられているのだろうなと思う。
「決定力不足」といつも言われている日本にとって、まさに頼れるFWだ。

2007年7月21日土曜日

24

昨日レンタルビデオ屋の広告に、金・土・日DVD半額というのがあり、店に行ってみた。
入口のところに「24シーズンⅥ 9/7レンタル開始」とあった。

!!!!!

昨年、Tさんに「『24』がすごくおもしろいので、ぜひ見てください!」と言われ、「そうかな、まあ一度見てみようか」と軽い気持ちで見始めた。
そうしたらものの見事にハマってしまった。おもしろくておもしろくて、寝る間も惜しみ、寸暇を惜しんで(?)見た。ビデオ屋さんに何回通っただろう、シーズンⅠからⅤまで数か月で見てしまった。

シーズンⅤのエンディングがあまりにもショッキングなので、早くⅥが見たかったのだ!

次のシーズンが見れない欲求不満が原因なのだろうか、主演のキーファー・サザーランドが出た映画「ザ・センチネル」や「ガンブラスト」まで見てしまったのだ。

やっとⅥが見れる!  早く来い来い9/7!

2007年7月20日金曜日

河合隼雄

河合隼雄さんが昨日亡くなった。

初めて勤めた職場の先輩(大学の大先輩でもあった)から、河合隼雄という名前と心理学者のユングの名前を教えてもらった。(僕の記憶に間違いがなければ・・・)
尊敬する先輩の影響があったのだと思う、今でもこの2人には関心がある。(かといって、それぞれの著作を熱心に読んだわけでもない)

僕が“ファンタジー”に興味を持ったのは河合さんのおかげ。
「ファンタジーを読む」等の著作で、三大ファンタジーの「指輪物語」(映画ロード・オブ・ザ・リングの原作)、「ゲド戦記」「ナルニア国物語」のことを知った。
そして今でもファンタジーには興味がある。


よし!これを機会に読みかけてほったらかしにしてある本、買うだけ買って積んである本を読もうかな。

だけど、これから約1ヶ月間は本など読む余裕がないしな。


かくして本棚に置かれたまま、埋もれてしまうのであった・・・・・になるのかよ!

2007年7月19日木曜日

後姿

「いつもなが落ち込む」の続編

指揮をしている自分の後姿に落ち込むと書いたが、後姿のカッコよさは小澤征爾がスゴイ!
生で見たのが3回(ボストン交響楽団の来日公演が1回、京都市交響楽団を振ったのが2回)、すべてがよかったな!! 演奏は勿論、指揮ぶりもである。

  小澤さんに関しては数回分書けるネタがあるので、折々に・・・


さて

音楽は中味が一番大切なのは当たり前で、指揮する後姿のカッコよさなんか、二の次、三の次それ以下だろう。
だけど、お客さんがステージを見たとき、一番動きがあって目についてしまうのは指揮者で、視覚的要素は大きいと身勝手な理屈をつけ、演奏会における客席から見る指揮ぶりは大切だと無理やり結論付ける。

屁理屈を付けると、なんか見苦しいな・・・
要は、カッコよくありたい。
    ・・・というか、カッコよく見せて、カッコよく思われたいだけなんだけど・・・・・


それで、昨年のものを見てから、いくつか修正して臨んだ今年の演奏会。
少しましになっていました。まだまだだけどね。

リベンジ

サッカー・アジアカップの決勝リーグの第1戦は、21日オーストラリアと戦う。

昨年のワールドカップで負けたリベンジを果たしてほしい。

オーストラリアは昨年のメンバーが10人ほどいるらしい。日本は先発(予選リーグと同じメンバーがでると仮定して)が、高原、中村、中沢、川口、駒野が同じで、ベンチだったが先発になるのは加地、遠藤、巻だ。

たった6分間にもらった悪夢のような3失点。

あんなショッキングなことはなかなかない。

なんとしても勝つのだ!!

2007年7月17日火曜日

予選通過

サッカー日本代表がアジアカップ予選を通過した。ホッと一安心。
決勝リーグではオーストラリア(7/21)とあたる。昨年のワールドカップ初戦のショッキングな敗戦があるから、なんとしても勝ってほしい。

昨日の試合の3点目が良かった。パス回しの中から生まれた得点だった。

華麗なパス回しの中からの得点、これがいいんだよな!僕はこういうのが好きなんだ。

僕のイメージでは、アルゼンチンがこれをするというのがある。(勿論ほかの国もするだろうし、南米やヨーロッパのクラブチームもするんだろうけど) きれいにパスがつながり、相手守備を翻弄し点を取るシーンは何回見てもいいんだ。

オシムサッカーのキーワードに
「考えて走る」
「人もボールもよく動くサッカー」
といのがある。
3点目の得点はこれがうまくいったものだと思う。決勝トーナメントでもこういうのがたくさん見られますように。

2007年7月16日月曜日

いつもながら落ち込む

演奏会の録画したものを見た。今年の演奏会は楽しかったな!

だけど毎年のことながら、録画したものをみるといつもながら落ち込む。自分の後姿に、そして演奏に。
演奏技術のことではない、テンポのことだ。本番中に感じる速さと録画ないしは録音されたもので聞く速さが違うのだ。

演奏中自分で感じるのより速いのだ。    なんでだろう?  

自分の感覚と実際の音とのズレ。       なんだろう・・・


それから、音楽の流れがせせこましい。メロディがきれいに流れない。
今のところ原因として考えられるのが、僕自身がまだまだ「歌えていない」ごと、そして「間の取り方」が悪いこと。
間(ま)といえば、次のことをよく思い出す。

フレデリック・フェネル(指揮者。吹奏楽発展に多大な貢献をした。日本では1984年から東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者を務め、多くの録音を残す。2004年没)が練習中によく「アイーダ」「アイーダ」と言っていたらしい。これはヴェルディの歌劇「アイーダ」のことではなく、日本語の「間(あいだ)」をことを言っていて、音と音に間(あいだ)をあけるという意味だそうだ。
(やたがらすさんHPより引用)

練習中「アイーダ」と言われるので、Trp奏者がアイーダ行進曲の有名な旋律を吹いたという逸話もある。

間を「あいだ」とも「ま」とも読んでもいいと思う。
ここで引用したけれども、僕自身これについてわかっているかというと、全くと言っていいほどわかっていない。
音と音に間をあけるって何?具体的にこのメロディーではどこをどうしたらいいの?など疑問がいっぱいでてくる。
ただ直観的にこれが正しいんだろうなと思っている。音楽がせせこましくなく、自然に流れていくには必要なことではなかろうかと。


いつになったら録画または録音を聞いて納得できるようになるのだろう・・・

まだまだ未熟だな。

2007年7月14日土曜日

UAE戦

昨夜のUAE戦、勝ちましたね。
前半の20分ぐらいまでだろうか、やや押され気味や感じがして、ハラハラしながら見ていた。
高原が点を取ってから、日本のペースにやってきた感じで落ち着いて見られた。

次の試合も勝ってグループリーグ1位で通過してほしい。

それから、試合の時の気温が30度を超え、湿度も80%を超えていた。こんな気象条件でよく走り回れるね!
サッカーにしろバスケットボールにしろ、まず走らないといけないスポーツ。一人でもぼーっと立っていたり、動きが悪いとチームに多大な迷惑をかける。

オシムの有名な言葉に「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は『走って、走って、走れ』と言っている。」というのがある。

オシムサッカーの代名詞になった感のある「走るサッカー」
昨日の試合ではどれくらい走っていたのだろう?
僕にはよくわからないが、あの高温多湿の中、戦った選手の皆様、御苦労さまでした。

2007年7月13日金曜日

OB会

15日午後、予定通りいけば母校の吹奏楽部定期演奏会にむけた、現役生とOBとの合同練習がある。
OB合同演奏で指揮するのをいつも楽しみにしている。指折り数えて待つ、数少ない演奏会のひとつだ。
「道楽だ」と人に言ったことがある。楽しみや趣味というより道楽という表現がしっくりくる。
道楽というと、昔から男の三大道楽がある。「飲む」「打つ」「買う」だ。僕は飲めないし、打たない(やればほとんど負けるから)。そして買わない。こちらで身を滅ぼすことはない・・・・・はず・・・・・・・
だけど、どっぷりのめりこんでしまう感覚は似ているようなきがするのでこの表現を使う。

あっ!  大変だ!

スコアを読んでおかねば!

2007年7月12日木曜日

オシム

先日のサッカー、アジアカップの初戦、残念ながら引き分けだった。
13日は勝利を期待したい。

イビチャ・オシム著「日本人よ!」を読んだ。
オシム本人が書いた初めての著作だ。(といってもインタビュー等で話したものを文章化したものだが)
僕はこれまで数冊オシムに関する本を読んだ。オシムの人生やおりおりに語ったことをまとめて本にしてある。語った言葉は俗にオシム語録と言われていて、含蓄のある、奥の深い内容である。

含蓄のある、奥の深いといってもそれを感じ取れるほど僕の読解力や感受性がよくないのが残念なところ。だけど読んでいて面白かった。

オシム関連の本について思うことがひとつ。
彼のいろんな言葉は、語った前後の話の流れの中できちんと意味を持つものだと思う。それが著者の視点で一部分だけ取り出されて並べられているわけで、そこで語られた言葉の正しい意味が読者に伝わるようになっているかは疑問である。
読んだ文章を鵜呑みにする僕にとってちょっとこわいところだ。

そう意味で1冊だけひどい本があった。オシムの言葉を取り上げ、その言葉についてスポーツ心理学の観点から解説するというものだ。内容はまあまあだと思うが、読んでいるうちの「あんた、言葉の忠実な解説をしているの?人の言葉を利用して自分の意見をいいたいだけと違うの?」という思いが強くなって嫌になってきた。

        ~もしこれを読んでいる方がおられたら、しばしの間、お付き合いを~

まあ、そんなこんなでオシム自身の書いた(というか語った)本が出たわけで、楽しみにして手にとりました。

「んーん!おもしろかった!」

オシム独特の言い回し、これを『オシム節』を名付けるとしよう。
この本には、いたるところにオシム節炸裂!
最初から最後までオシムだらけ、オシムでいっぱい!
時々TVで放映されるインタビュー場面が頭の中に浮かんだことが何度も。

折にふれ何度も読み返す本になるだろうな。


その他思いついた感想は次回以降に。
気楽に気ままにやっていこうと思う。

2007年7月10日火曜日

初ブログ

ブログというのもを初めて作ってみた。
何ヶ月も前、書店でブログの本を買ってきて、読んでみたものの「なんか難しそうだな」と思っている間に時間が過ぎてしまった。

先日書店でgoogleの本を立ち読みしていたら、gmailやbloggerのことが書いてあって、簡単にできそうな感じがした。そして他のこともきっかけになって、ブログを作ってみたい気分になった。
今の機会を逃せばいつできるかわからないので、「えいやっ!」と気合を入れてやり始めた。

PCに必要な事項を入力していくと、あっという間に投稿作成の画面に来て、今この文章を書いている。
あまりにも簡単なので肩透かしを食らってしまった感じだ。

とまあそんな感じで始めたわけだが、どれくらい続くか、どんなものになるかわからないが、ぼちぼちやろうと思っている。