2011年9月19日月曜日

ザンデルリンク

旧東ドイツの著名な指揮者のクルト・ザンデルリンク氏が、18日、ベルリンで亡くなりました。98歳でした。

というニュースがありました。

ザンデルリンクは若かりし頃いくつか聞いたことがあります。FMで流れた演奏をカセットテープに録音して聞いたのです。何の曲だったかは覚えていません。たぶんドイツものであったと思います。

CDでは1枚ももっていません。ブラームスか何かを買おうかなと思ったことはありました。今もHMVのお気に入りリストの端っこに残っているかもしれません。

ということで、僕にはやや縁遠い指揮者でした。

2011年9月14日水曜日

バレエ

ここ1週間の暑さには参ってしまいます。
8月がこれくらいなら耐えられるのですが、9月になってのこの暑さには体がついていきません。

昨日書店に行きました。隔週で買っているオペラ・コレクションを取りに行くためです。
すると思わぬものが発売されていました。バレエ・コレクションです。レジ前に積んであったのが、目に留まり手に取ってみました。パラパラとページをめくって即買いです(笑)

















写真右にあるのがオペラ・コレクション。今回はワーグナーの「ジークフリート」。
左がバレエ・コレクション、第1回配本はチャイコフスキーの「白鳥の湖」です。

オペラの方は2年前の9月1日発売、現在54巻ですが、そろそろ完結しそうな感じです。(たぶん年内で終わるかな?)デアゴスティーニそれを考慮に入れて新シリーズ発売したのでしょうか。

さて、バレエはというと、関心はあるし結構好きなんですね。
ただ全曲通して見たことがありません。生は当然ないですし、TVでもありません。だから映像でいいから見てみたいという思いはずっと持ち続けていました。

そこでの書店での出会いです。買わずにおれましょうか(笑)

出会いというのはオーバーな表現ですが、即買わせるほどの魅力があったのは事実。

TVでまれに放送されるのを見て、セリフも歌もないのに踊りだけで表現するところのすごさと、その踊りの美しさと雄弁さに魅せられるのかもしれません。
それから僕はワルツその他の舞踏音楽が好きなことも大きな要因です。理屈抜きで踊れる曲が好きですね!

一方、アマチュア吹奏楽団の指揮者をしていますから、体をつかっての表現に何か学びたいという目的も少しあります。
特に手の動きが見てみたい。肩~腕~肘~指先に至るまでの表情を注視したい。そこから何かを感じ取りたい。小澤征爾やカルロス・クライバーの指揮をじっと見るように。
バレエの楽しみ方でいうと邪道ですけどね(笑)


それから僕の大好きなプロコフィエフが聞けること。
第4巻が「ロミオとジュリエット」です。

それ以降はどうなるのかな?
「シンデレラ」があると嬉しいです。

2011年9月1日木曜日

2回目を聞いて

今日は小澤征爾の誕生日。1935年生まれなので76歳になります。
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の中国公演が今日から11日まであり、指揮する予定でしたが、入院することになりキャンセルとなりました。小澤さんにとって中国は生誕の地でもあるから、余計に残念だろうな。

小澤大ファンの僕にとっては、できるだけ長く指揮活動を続けてほしいので、ここのところの体調は気になるところ。

さて本題。

HMVを利用することになってから、クラシックCDを年に数回まとめ買いするようになりました。3つまとめると安くなるので、これを利用しています。
よくあるパターンとして、5枚以上あるようなBOXセット(これだと1枚当たりの単価が非常に安くなる)を3セット購入というもの。すると一度に十数枚から三十枚くらいのCDが届きます。これを1ヶ月から3か月かけて聞くのです。聞き終わると「ぼちぼち次がほしいな」とうずきだし・・・、誘惑には勝てず次を購入(笑)
とまあ、こんなサイクルでいくので、聞くのが1回きりというCDがどうしても多くなります。
今は6月中旬に購入したCDを全部聞き終えて、次回購入をもっているところ。次の1セットだけは決まっています。

小澤征爾EMIレコーディングス(7CD)
購入理由は2つ。
・小澤さんの若いころの録音が多い。壮年の頃の録音は評価が高いが、それを自分の耳で確かめたい。
・このセットには、僕がCDで持っていない曲が多い、また聞いたことのない曲もある。(収録曲は上記をクリックして確かめて下さい)

実はこれの発売が9月30日。
あとの2セットを何にするか、今月下旬に決めることにしています。

なので今は空白の時期。
お盆過ぎから新しいものは聞いていません。1回きりになっているCDの2回目というのが多いです。
これって結構いいですね。収穫があるといった方がいいかな・・・
1回目はパッとしなかったのが、聞きなおしてみてその良さに気付くのです。

その一つがマーラーの「復活」
昨年の小澤さんの75歳を記念して発売されたBOXセット。ここにボストン響と録音したマーラーの交響曲第2番があります。
昨年聞いたときは、おとなしめて冴えないなと思ったのですが、昨日聞いて「おお、凄い」と。

それから6月に購入した「ジュリーニ・イン・アメリカ」の2セット。
「英雄」「新世界」「展覧会の絵」「シューベルト/交響曲第9番」も1回目にイマイチだったのが、2回目で良さがわかった。

なんだろう?2回目に良さがわかるとは・・・
数日前からこのことを考えています。散発的に何やら浮かびますが、全然まとまっていません。
それよりも気に入ったCDが増えるのが嬉しい。二度と聞かれずにお蔵入りするCDが少なくなるのが嬉しい。
そう思っています。