2008年8月31日日曜日

モーツァルト/交響曲第35番

「幸せな気分になれるモーツァルト」

それはジャン=フランソワ・パイヤールが指揮したモーツァルトで感じること。

今日聞いたのは、

モーツァルト/交響曲第35番ニ長調「ハフナー」
指揮:パイヤール  演奏:イギリス室内管

僕はパイヤールが手兵のパイヤール室内管を使って録音した、セレナードやディヴェルティメントの演奏が大好きだ。それが交響曲ではイギリス室内管を使っているが、理由はわからない。

第1楽章
セレナードやディヴェルティメントとは違って、真っ向から交響曲に立ち向かったと感じさせるようなアプローチだ。ここにある堂々たる響きを出すには、手兵よりもイギリス室内管のほうがいいかもしれないと思う。

第2楽章
軽やかさと上質感。そしてなんともいえぬ穏やかさ。もう幸せな気分になる。

第3楽章
メヌエットの品のよさとトリオの響きのやわらかさ、すべてが心地よい。

第4楽章
「軽み」はパイヤールの特徴の一つだと思う。それがよく生かされた演奏だと思う。

全体として響きがまろやかで、鋭角的なところがない。 中音域がよく聞こえていて、そこがやわらかい響きを作っている。パイヤールの作り出す響きの特徴かなと漠然と思っている。

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2008年8月30日土曜日

宮崎アニメ

今は梅雨なのか?
そう思わせる天気が続いていますね。

明日は高校OBのみで、母校の創立〇十年記念音楽会(たしかこんな名称だったな・・・)の練習をします。曲は先日の定演でやった曲と同じものをします。

そのうちの1曲が「もののけ姫メドレー」です。
ジブリ作品は、僕がかかわっている範囲内では、毎年定演で取り上げています。スタジオ・ジブリにはいつもお世話になっていますという感じですね。作曲者のことをいうと宮崎駿様ではなく 久石譲様になりますが。でも宮崎監督がいなければ、久石さんの曲もないわけで、まあ共同作品といっていいかもしれません。

先日本屋さんで「宮崎アニメの暗号」(青井汎著、新潮新書)に目がとまり購入しました。
7月25日の「トトロ都市伝説」に書いた内容に少し関連しますが、宮崎アニメの奥深さって何だろうと考えることがありました。
僕が見る映画(アニメーション映画を含む)には1回きりで十分なものと、何度でも見たいものがあります。感動したから、素晴らしいから、または気に入ったから何回も見たいのだと思います。
宮崎作品は何度でも見たい映画に入りますが、そればっかりの理由でもないのです。見たあと「僕はこの映画がわかっていない、内容が把握できていない、あらすじが頭に入らない・・・」と何かしら釈然としないものがあって見直しをします。何回か見るのですが、もやもやは消えません。
これは宮崎作品はを否定して言っている言葉ではありません。大好きだし、素直に感動もするんだけど、 ・ ・ ・ 何なんだろう ・ ・ ・ というひっかかりがあるのです。
そういうことがあるから「都市伝説」には、さもありなんと思うし、「宮崎アニメの暗号」にも興味をひかれるわけです。

この本の序章だけ読んであえて止めています。
初めて聞く音楽は、なるべく予備知識なしでと同じ考えです。この本を読んだ色眼鏡で映画を見たくないからです。映画を見た後に読もうと思っています。

序章から印象に残った言葉を引用します。P12より

『宮崎駿は、自作と他の多くのエンターテイメント作品との違いをこう考えています。

「(前略)通俗作品は、軽薄であっても真情あふれていなければならないと思う。入口は低く広くて、誰でも招き入れるが、出口は高く浄化されていなければならない。貧乏ゆすりの肩代わりや、低列をそのまま認めたり、力説したり、増幅するものであってはならない。ぼくはディズニーの作品がキライだ。入口と出口が同じ低さと広さで並んでいる。ぼくには観客蔑視としか思えないのである。」   』

さあ、本書は宮崎作品の奥深さの一端を読み解いてくれそうです。
まずは「もののけ姫」を見て、該当ページを読みましょうか。

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2008年8月29日金曜日

100の質問(5)

相変わらず天気が悪いですね。

クラヲタへの100の質問、今日はQ71から81です。

音楽家編
Q70. あなたのおすすめの演奏家(含む歌手)を教えてください。

 ラファエル・クーベリック、ルドルフ・ケンペ、小澤征爾
 グレン・グールド(バッハ限定)

Q71. 世界一のオーケストラは、ずばりどこ?

 僕の持っているオーケストラ作品のCDは、ほとんどが1950年代から80年代のものなので、今のオーケストラの状況はわかりません。一時代前のことをいえば、カラヤン時代のベルリン・フィルとショルティ時代のシカゴ交響楽団でしょう。

Q72. 日本のオーケストラに何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のオケに対してでも可)     

 パス 

Q73. N響の次期音楽監督は誰になってほしいですか?

 コバケンさんなんかどうですねか(笑)

Q74. あの世から一日だけ生き返ってくれる音楽家がいたら、誰に生き返ってほしい?

 やっぱりラファエル・クーベリックとルドルフ・ケンペかな。
 マルティノンとクリュイタンスで丸一日、フランス音楽を聞かせてくれるのもいい。

Q75. 競演してみたい演奏家を教えてください。

 マルタ・アルへリッチ

Q76. 弟子に入ってみたい音楽家を教えてください。

 小澤征爾。内弟子になりたい。指揮について教えてもらう。
 ピエール・ブーレーズ。現代音楽について教えてもらう。

Q77. あなたの知っている音楽家の笑い話を教えてください。また聞きでも可。

 知りません。

Q78. あなたの知り合いに音楽を職業にしているプロの方はいますか?(名前はあげなくていいです) 

 いません。

Q79. 音楽の教科書にのっている音楽家の肖像画に落書きしたことありますか?

 そんなの恐れ多くて・・・

Q80. J・S・バッハに何人子供がいたか知ってます?

 さあ?

Q81. ブラインドテストで演奏家の違いを聞き分けることが出来(ると思い)ますか?
 カラヤンとカルロス・クライバーならわかるでしょう。

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2008年8月28日木曜日

指揮を見る

僕の愛読ブログの一つに dolce さんの「音楽と生活」があります。

8月25日の記事に考えされられる記事がありました。
下記をクリックし、「指揮のテクニック」「指揮を見ていない!?」を読んでみて下さい。
http://bestmusic.seesaa.net/

dolceさんが、練習における僕の指揮ぶりを見て書かれたのではないかと思ったりします。


ところで、ショスタコーヴィッチの交響曲第1,6,7,9番を一通り聞きました。なかなかいいですね。これからじっくり聞いて曲のレビューが書けるようだったら書いていきます。

4曲通しての素朴な印象は「マーラーに近い?」でした。
マーラーは全作品の半分ほどしか聞いたことがありません。交響曲第5番のCDだけは突出していますが、他は0枚~2枚です。マーラーのうすっぺらな表面さえもわかったと言えません。ショスタコーヴィッチも今回の4曲は、第7番の1楽章を除いて1回しか聞いたことがありません。だから両作曲家をよくご存じの方から見れは笑止千万かもしれません。

まあ、このブログではずっと自分の無知ぶりをさらしているわけで・・・、これからもさらし続けます(苦笑)

特にショスタコーヴィッチの緩除楽章の世界とマーラーの緩徐楽章の世界が近いように感じられました。 体質的に近いものがあるような感じです。(体質といういい方は適切かどうかわかりませんが)

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2008年8月27日水曜日

コーカサス(4)

しょうこりもなく同じ地図を貼り付けます。航空写真は(3)の方を見てください。
廣瀬陽子「コーカサス 国際関係の十字架」より
P10~11から適宜引用します。

コーカサス地域とは、コーカサス山脈周辺の旧ソ連地域をさしている。同地域は山脈をはさんで南北に分けられる。
南コーカサスに該当するのが、グルジア共和国、アルメニア共和国、アゼルバイジャン共和国。
北コーカサスに該当するのが、ロシア連邦南部の諸共和国で、チェチェン共和国、北オセチア・アラニア共和国などである。

地理的には、中東、ヨーロッパ、アジアの3つの地域の中間に位置し、まさに「文明の十字架」と呼ぶことができる。そしてヨーロッパ世界とアジアの分岐点、キリスト教文明とイスラム教文明の交差点でもある。さらに非常に多様な民族・言語・宗教が混在している。

複雑な歴史や他民族の混住状況その他多くの要因から、非常に紛争の多い地域となっている。「チェチェン紛争」や今回の「南オセチア」をめぐる紛争以外にも実に多くの紛争がある。


ところで、グルジアの西北国境を越えるとソチがあります。(地図で確認してください) ソチ2014年冬季オリンピックの開催地です。
5~6年後の国際情勢は予測がつきませんが、開催そのものができるのだろうか?開催しても厳戒体制下のオリンピックになるのだろうか?なんて思ったりします。

ちょっと重苦しい話題ですね。音楽の話に変えます。
コーカサス出身の有名音楽家には、ハチャトリアンとロストロポーヴィッチがいます。
アルメニアといえば、吹奏楽の名曲「アルメニアン・ダンス」があります。
このあたりのことをいくつか書こうと思っています。ぼちぼちと準備にかかっています。




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コーカサス(3)



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〔地図〕〔航空写真〕〔地図+写真〕をそれぞれクリックして下さい。画面が変わります。
画面の移動や拡大縮小もできます。

2008年8月26日火曜日

100の質問(4)

朝晩めっきり涼しくなりましたね。
例年ならば「残暑厳しく・・・」というあいさつ文を打つところですが、今年はどうなっているのでしょうか?今朝などは思わず長袖を出そうと思ったぐらいです。

さて今週の我が吹奏楽団の練習は、吹奏楽フェスティバルに向けての曲をします。
31日(日)は、母校の創立○十年記念の音楽イベントの練習です。高校生は学校祭前なので練習に参加する余裕はありません。OBだけの練習です。


今日は、ぼちぼちとしている「クラヲタへの100の質問」の4回目、Q59から69までです。

楽器編

Q59. 楽器演奏できますか?できる方は楽器の種類と演奏歴を教えてください。出来ない人、てゆーか楽譜読めますか?

 何もできません(悲)棒を振りまわしているだけです。

Q60. やってみたい楽器を教えてください。

 弦 楽 器 : チェロ
 木管楽器 : オーボエ
 金管楽器 : ホルン
 我が吹奏楽団で指揮をやめたら、ユーフォニウム

Q61. 楽器ができる方が音楽をわかっていると言えると思いますか?

 一概に言えないが、できるのこしたことないと思います。

Q62. 楽器レッスンでの先生・師匠の思い出を語って下さい。学校の音楽の先生の思い出でもOK。

 中学校の音楽のS先生は個性的でした。またS先生が強制的に吹奏楽にひっぱてくれなければ、今吹奏楽をしているかどうかわかりません。そういう意味で大変な恩人です。
 高校の音楽の先生は合唱で有名な先生だった。僕の音楽の基礎知識は、高校の音楽の授業で習ったことがほとんどです。

Q63. 合奏でやりたいパートを挙げてください。

 一つに絞るのは無理です。Q60で答えた楽器すべてをやってみたい。
 もし吹奏楽で木管楽器をするならクラリネットです。低い音域から高い音域までを駆使した曲なんか魅力満載ですね。
 またバス・クラリネットやバリトン・サックスのような低音域を担当する木管楽器もやってみたい。絶対おもしろいと思う。

Q64. ピアノ曲で弾いてみたい曲を教えてください。

 バッハとフォーレの曲が弾きたい。
 バッハなら、まずは平均率クラヴィア曲集から。フォーレなら夜想曲から。

Q65. オーケストラの一員とソリスト、どっちで舞台に上がりたいですか?

 オーケストラの一員

Q66. どうしても好きになれない楽器があったら教えて下さい、またその理由も教えてください。

 ちょっと前ならギターと言っていた。バッハのリュート作品でアレルギーがかなりとれました。

Q67. 右手で3拍子、左手で4拍子、振り分けること出来ますか?

 そんなのできませんよ!
 できる人がいたら、やり方を教えてほしい。それからそれが必要な曲ってあるんですか?
 もしあったらどうしよう・・・、それが演奏曲になったら・・・。その時は団員の前で、しこたま曲の文句を言い、3拍子か4拍子のどっちかで振ると宣言して、団員の軽蔑の眼差しに絶えるしかないか・・・

Q68. あなたの知っている楽器メーカーを挙げてください(国産、外国メーカーなんでもあり)

 パス

Q69. バッハのBWV1013番の曲で使われている楽器は?

 たしか独奏曲(ヴァイオリンかチェロ)あたりだったような・・・


ここのところ曲のレビューが滞りがちです。昨日の「レニングラード」のようにすぐ文章ができればいいのですが、そうならずに書きかけの文がたまっています。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲、シベリウスの交響曲第2番と第3番、新ウィーン学派管弦楽曲集、ドイツ・レクイエムその他です。
このあたりをよく聞いているのですが、なかなか文章になってくれません。熟成期間が必要なのでしょうか。
しばらく寝かせておいたほうがいいかもしれませんが、そうすると永久放置になってしまうのではないかという一抹の不安を感じる今日この頃です。

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2008年8月25日月曜日

レニングラード

先日 itune で、バーンスタインがDGに録音したストラヴィンスキーとショスタコーヴィッチの作品(6枚組)をダウンロードした。(1500円ですよ)
収録曲はストラヴィンスキーは3大バレーその他、ショスタコーヴィッチは交響曲第1,6,7,9番だ。

ショスタコーヴィッチは5番の交響曲しか聞いたことがないので、今回の4曲を楽しみにしている。まずは1枚のCD-Rに第1番の全楽章と第7番の1楽章、次の1枚に2~4楽章をいれ聞くことにした。

第1番は右から左へすっと流れていった(苦笑)

第7番は「レニングラード」というタイトルが付けられている。僕は初めての曲を予備知識なしで聞くことにしているので、タイトルのいわれを調べていない。今これを書いているが、あえて調べていない。
1楽章だけで32分弱かかる曲だ。

この曲がすごかった!強烈な印象が残った。

勝手に中間部と名付けておこう(7分半から19分ぐらいまで)。ここが僕の耳を釘付けにした。
冒頭から7分過ぎまでは、第1番の交響曲と同様に右から左へ音楽が流れていった。ところが7分半あたりから音楽が一変する。
行進曲風の小太鼓のリズムがPPで刻まれる。
やがて木管の牧歌的なメロディが登場する。これが楽器を変えて続いていく。

曲の作りが「ボレロ」と同じじゃないか!
小太鼓がリズムが延々と繰り返される、音量もppからffへ。同じ(ような)メロディが楽器を変え、組み合わせを変え、ひたすら繰り返される。(1回聞いただけで覚えてしまった) そして長い時間をかけクレッッシェンドしていく。

違うところといえば、少し対旋律がはさまれたり、同じメロディでも曲想がかわること。そう、ヴァイオリンが入ると軍隊調になり、金管が入ると荒れ狂うようになったのだ。
クライマックスにたっすると(19分くらい)、メロディが変わり新しい場面になる。ここでの迫力は凄まじい。
演奏はシカゴ交響楽団だが、金管の炸裂等パワーはすごい。圧倒されてしまった。

楽章の終了1分ほど前、中間部の出だしと同じように小太鼓のリズムと木管のメロディが登場する。「おおおっ!」と思ったが、しばらくして曲が終った。


1回目でこれくらいのインパクトのある曲は久しぶりです。
今1楽章ばかりを何回か聞いています。2楽章以下はまだ聞いていません(苦笑)

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2008年8月24日日曜日

イギリス民謡組曲

新聞のテレビ欄を見ていると、N響アワーのところに「イギリス民謡組曲」という言葉を見つけた。

懐かしい!

4年前になるのかな?吹奏楽フェスティバルで演奏した曲だ。(英語のタイトルが English Folk Song Suite )
この1曲に1~2ヶ月集中して練習したなァ・・・。週1回の練習だから回数そのものは少ないが頑張ったなという記憶がある。途中にY小学校の演奏をはさみつつ練習したことも思い出される。

この曲の作曲者は、ヴォーン・ウィリアムズ。クラシックの作曲家だが、吹奏楽の為の曲も作曲している。この「イギリス民謡組曲」は吹奏楽の古典中の古典といっていいし、名曲だと思う。

曲の構成は(Wikipediaから引用)

第1曲 行進曲「日曜日には十七歳」(March - "Seventeen Come Sunday")
アレグロ、ヘ短調、4分の2拍子。「日曜日には十七歳」、「可愛いキャロライン」、トリオで「富める人とラザロ」の3つの民謡が奏される。A-B-C-B-Aの形式。

第2曲 間奏曲「私の素敵な人」(Intermezzo - "My Bonny Boy")
アンダンティーノ、ヘ短調、4分の3拍子。三部形式で、オーボエとコルネットの独奏で現れる「私の素敵な人」と中間部の「緑の茂み」の2つの民謡からなる。

第3曲 行進曲「サマセットの民謡」(March - "Folk Songs from Somerset")
アレグロ、変ロ長調、4分の2拍子。三部形式で、「朝露を吹き飛ばせ」、「高地ドイツ」、「とても高い木」、「ジョン・バーリーコーン」の4つの民謡が奏される。

(「富める人とラザロ」はクラシックヴァージョンがあり、そのCDを僕は持っている)

編成は、今の一般的なものと少し違うがおおよそ同じである。
バス・サックスがあるが、僕はこの楽器を見たことがない。今夜の放送で映してくれたらありがたい。

今夜、どんな演奏を聞かせてくれるのだろう。楽しみである。

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2008年8月23日土曜日

100の質問(3)

クラヲタへの100の質問、今日はQ47から58までです。

コンサート編

Q47. 月に何回くらいコンサート(オペラ)に行きますか?場所、ジャンルは?
Q48. お薦めのホールと座席を教えてください。
Q49. オーケストラの定期会員になってますか?または定期的に聴きに行くオケはありますか?どこのオケか、どれくらいの期間聴いているのか教えてください。

 片田舎にいる悲しさよ、答えることができない(涙)
 ただ、地元の中学校、高校の吹奏楽部の演奏会、社会人吹奏楽団の演奏会に行くのは大好き。○千円以上払っていくプロの演奏会より、大きな感動を得られることがある。

Q50. 忘れられないコンサート(オペラ)ってありますか?あれば一つ二つ挙げてください。

 小澤征爾/ボストン響 田園と春の祭典
 小澤征爾/京都市交響楽団 マーラーの3番とベートーヴェンの第9
 大学時代と社会人になっての数年間に集中的にコンサートに行っただけの乏しい経験から、ベスト3をあげるとこれになる。
 こういう経験があるから、周りが酷評しようとも小澤さんは僕にとって最高の人。

Q51. 一回のコンサート(オペラ)に最高いくらまで出したことありますか?

 1万○千円

Q52. コンサート会場に何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のホールに対してでも可)
Q53. では新国について、どう思いますか?
Q54. 会場でマナーの悪い人に遭遇したことありますか?こいつは生かしておけん!というのがいたら教えてください。
Q55. 演奏会にはどのようなファッションで行きますか?愛用ブランドとかあったら教えてください。

 これらまとめてパス

Q56. 某オーケストラの事務局で働いているあなたは、来シーズン以下のようなビッグネーム指揮者を呼ぶことに成功しました。マエストロ達は次のような曲が振りたいと言っていますが、どれも意外な選曲で主催者としては困ってしまいました。  どれか1つしか認められないとすれば、どれを選びますか?それは何故?
  1、 リッカルド・ムーティが、シベリウス/交響曲第4番
  2、 ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーが、ワーグナー/ワルキューレ第一幕(演奏会形式)
  3、 クリスティアン・ティーレマンが、ラヴェル/ダフニスとクロエ
  4、 ニコラウス・アーノンクールが、ラフマニノフ/交響曲第2番
  5、 マイケル・ティルソン・トーマスが、バッハ/マタイ受難曲

 こういう質問に答えられたらクラヲタと言えるんだろうな。悲しいかな答えられません。
 5人の指揮者それぞれの演奏は少しずつ聞いたことがありますが、各指揮者の個性や演奏の特徴を把握していません。
 まだまだ修行が足りませんね。

Q57. 外国でコンサート(オペラ)聴きにいったことはありますか?あれば少し聞かせてください。

 なし。ぜひ行ってみたい!
 特にヨーロッパの有名ホールでオーケストラ演奏会を聞いてみたい。

 ヨーロッパの有名歌劇場で毎日オペラ漬けになってみたい。 

Q58. コンサート帰りに寄れるような会場周辺のお薦め飲食店を教えてください。
 パス

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銅メダル

やりましたね!

400mリレーの銅メダル。

準決勝でアテネ金銀銅をとって3ヶ国が失格するという幸運があったが、リレーでの3位は快挙だと思う。
4人の走者の100m走の合計タイムなら、参加国中上位には入れないかもしれない。それをバトンの受け渡しの技術でカバーしての3位である。素直に素晴らしいと思う。


「悲願の金」といっていたのが、野球とソフトボール。
ソフトは見事勝ち取ったが、野球はだめだった(涙)
でも、今日勝って銅メダルを手にしてほしい。

2008年8月21日木曜日

19秒30

19秒30      速いですね!

中学校以来計測をしていませんが、今僕が100m走ったらタイムはどうなるでしょうか・・・?


夢の対決(???)

ボルト200m VS 僕の100メートル 

間違いなく負けますね(苦笑)


ところで、上野の318球、投球内容も球数もすごい!
なでしこジャパン、相手のドイツは実力が上ですが、何とか勝って銅メダルを獲得してほしい。

2008年8月20日水曜日

100の質問(2)

9月に吹奏楽フェスティバルがあります。今週の練習から本格的に始まります。(盆前は練習に行くことができなかったので、僕にとっては今週からです)
曲名は今は内緒にしておきます。
スコアを読んでいて、今回のキーポイントは・・・と思い巡らしています。
練習が楽しみですね。

さて、ちょっと中断していた「クラヲタへの100の質問」
今日は第2弾ですが、Q13~28をとばして29からします。

CD編
Q29. さて、CD(LP)何枚持ってますか?
 数えたことがありません。まあ300枚くらいかな・・・、このレベルじゃあクラヲタといえませんね(笑)

Q30. そのなかからお気に入りベスト3を挙げてください。
 モーツァルト/ディヴェルティメント第17番 パイヤール指揮パイヤール室内管
 モーツァルト/セレナード第9番「ポストホルン」 マリナー指揮アカデミー室内管
 ストラヴィンスキー/春の祭典 コリン・デイヴィス アムステルダム・コンセルトへボウ管

Q31. 一番沢山の同曲異演盤を持っている曲と、その枚数を教えてください。
 マーラー/交響曲第5番  8枚

Q32. 月に何枚くらいCD買いますか?どんなジャンルが多いですか?
 固めて買うときと全く買わないときとあります。平均するとどうなるのかな・・・?
 管弦楽曲が多いですね。 

Q33. 買って本当に後悔した糞CDは何ですか?
 特になし

Q34. あなたが持っている名珍盤を教えてください。

Q35. 最近買って当りだったCDは何ですか?
 新ウィーン学派管弦楽曲集 カラヤン/ベルリン・フィル
 ブルックナー/交響曲第4番、第7番 ブロムシュテット/SKD

Q36. 懐に優しいメジャー廉価盤・ナクソスのお薦めを挙げてください
 買ったことないのでわかりません

Q37. 日本のレーベルから出して欲しい曲を教えてください。
 特になし

Q38, CD復刻・再発して欲しい名演奏を挙げてください。
 ルドルフ・ケンペとラファエル・クーベリックの指揮した演奏すべてを超激安で

Q39. 実在しないけど、こんな演奏者によるこんな曲目のCDあったらなあ、というのを挙げてください。
 カルロス・クライバーによるR.シュトラウスとワーグナーのオペラ全集
 同じくルドルフ・ケンペで同じもの

Q40. 人生で初めて買ったクラシックCD、LPは何でした?それって、まだ持ってます?
 買ったのであれば、カラヤンによるベートーヴェン5,6番か第3番?
 買ってもらったのであれば、モーツァルト/ピアノソナタ(グールド)

Q41. どこでCDを購入する事が多いですか?行きつけのショップはありますか?
 店ではほとんど買いません。ほとんどHMVです

Q42. クラシック売場で、変な人見かけたりしたことありませんか? 

Q43. ヤフーオークションでCD(楽器も可)購入したことあります?
 なし

Q44. CD聴きながら何してますか?
 以前ブログに書いたけど、ほとんど「ながら」をしています

Q45. 図書館などでクラシックCDを借りることはありますか?
 近くの図書館には置いていない(涙)

Q46. 通販でクラシックCD全集買ったことありますか?
 演奏家をみて魅力に感じるものがないので買ったことがありません

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2008年8月19日火曜日

廣瀬陽子

昨夜TV番組のはしごをしていたら、NHKの「視点・論点」という番組で、廣瀬陽子さんがグルジア情勢について話していました。
始めは誰かわかりませんでした。平凡な顔に変化のない表情、声の調子も抑揚のないのっぺりとしたもの。もっとインパクトのある話し方をしないのかなと思っていたところ、ふと「ひょっとして・・・」と思い、先日購入した「コーカサス 国際関係の十字架」を手にとり、著者名を確認しました。この本の著者じゃないですか!びっくりしました。

一夜明け、廣瀬さんの顔を思い出そうとしますがまったくでてきません ・ ・ ・ (クシュ)

話し変わって、昨日からシンクロが始まりました。
シンクロって、一番しんどい競技じゃないかと思っています。

水面に顔を出すわずかな時間に息を吸うだけで、後はもぐったままです。顔が水面下にある間、かなり激しい動きをしているのに息が吸えないんです。
他の競技はいつでも息を吸うことができるんです。彼女達は息を吸う時間とタイミングが決まっていて、自由に吸うことができないんです。

そういう意味で一番ハードな競技だと思います。

なでしこジャパンは負けました。残念ながら実力差がありました。次の3位決定戦でなんとか勝ってほしい!
星野ジャパンはヒヤヒヤの勝利ですね。試合の後半は心臓がバクバクしながら見ていました。韓国戦の9回のエラーがらみの失点(これを思い出すと無性に腹が立つ)と同じようなことをしてしまうのではないかと、怖くて仕方がなかったです。
ソフトボールは順当勝ちでしたね。

2008年8月18日月曜日

聖徳太子の地球儀

昨夜、隣の高校の吹奏楽部定期演奏会を聞きに行きました。
何といってもメインは

八木澤教司作曲

聖徳太子の地球儀 ~斑鳩寺の鎖された記憶~

兵庫県太子町にある斑鳩寺にある「聖徳太子の地球儀」を題材にした曲です。(2006作)
 
聖徳太子の地球儀については下記をクリックしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%BE%B3%E5%A4%AA%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%84%80

同校が演奏するこの曲を、6月にあった近隣の高校が集まった合同演奏会で聞き、昨日が2度目となりました。曲について語れるものを持っていませんが、完成度は上がっていたと確実に言えます。
コンクール自由曲に選んだもので、7月はこれに費やした時間はかなりのものがあったと思います。実に見事な演奏でした。

同校の定演は初めてで、これまで仕事の都合でいけませんでしたが、今回やっと行くことができました。プログラム構成は例年のもののようです。バラエティに富んでいて楽しませていただきました。

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2008年8月17日日曜日

アララト山


性懲りもなく、一昨日のコーカサス地方の地図をもう一度載せます。
トルコとアルメニアの国境付近にアララト山があります。
昨日集中豪雨があり、今日も天気予報で集中豪雨ありとなっています。

アララト山と集中豪雨の2つから連想したのは「ノアの洪水」です。

聖書の記述によると、40日40夜雨が降り続き、地上のものは水没します。ノアの箱舟は水上を漂流し、雨が降り始めてから半年後、アララト山にとどまったとなっています。

ここで単純な計算をしてみます。
強烈な集中豪雨があって、2時間で1メートル浸水したとします。

同じ調子で1日降り続けると12メートル。

40日ならば480メートルとなります。

アララト山は標高5165メートルです。この山も水没しているわけですから、こんな雨の程度ではないはずです。

では逆算してみます。
40日で5184メートル(あとの計算をしやすくする為、中途半端な数字にしました)の水かさになる雨が降ったとします。

1日では129.6メートル (5186÷40=129.6)  

1時間で5.4メートル (12.9÷24=5.4)

1分で9センチメートル (5.4÷60=0.09)

1時間で5.4メートルは信じられない数字ですが、1分で9センチメートルはなんとなくあるんじゃないかと思ってしまいます。
かなり前に「バケツをひっくり返したような雨」を経験したことがあるので、ひょっとしてと思ってしまいます。だけど、これを平均値にしてが40日間振り続けるのは信じられない数字です。
一方、ここ数年の自然災害を見ていると、人間の浅はかな知識ではかりしれないようなことが起こっていますので、あっさり否定できるものでもないと思っています。

さて、吹奏楽の作曲家ベルト・アッペルモントに「ノアの箱舟」という曲があります。以前拙ブログで紹介したのでくわしく書きませんが、とてもいい曲です。

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2008年8月16日土曜日

目が疲れる

日頃TVはあまり見ない方です。でもこの盆休みは、いつもの何倍もTVを見ています。
何を見るかって?
決まっているじゃないですか、オリンピックですよ。
僕はスポーツが好き。するのも好きだし、見るのも好き。オリンピック期間中は平均3チャンネル(?)で放送しているから、あちらからこちらへはしごしながら見続けています。おかげで目が疲れます、しょぼしょぼしたり、目やにがでたりと。でも見てしまうんです(苦笑)

野球のことですが、昨夜の杉内は好投しましたね。
僕は杉内のピッチングフォームが大好きなんです。藤川やマーくんのような力一杯剛球を投げますというフォームより、杉内のゆったり感と柔らかさやしなやかさが感じられるフォームが好きなんです。
そういう点で成瀬や湧井も好きです。だけどさらにスムーズ感のある杉内が一番好きだな!

バドミントンの「スエマエ」は惜しくも4位です。
久しぶりにバドミントンという競技を見て、これは頭脳のスポーツだと思いました。
また、20代の頃職場の同僚とよくバドミントンをしていたことを思い出しました。ミニゲームをしていて、強打すると見せかけて、前にポトリと落とす。これがとれないんですね。何度となく悔しい思いをしました。僕もやってみようと思うのですが、難しくてうまくいきませんでした。


明日は近くの高校の定期演奏会です。聞きに行きます。

音楽中心のブログだが、ここのところ音楽ネタが少ないですね。オリンピックが終わるまで仕方ないか(苦笑)

2008年8月14日木曜日

コーカサス(2)

1~2ヶ月前から「コーカサス」に興味を持つようになりました。先日本屋さんで

「コーカサス 国際関係の十字路」 廣瀬陽子著 集英社新書

を見つけ、タイトルだけに惹かれて、中身もろくに確かめずに買ってしまいました。
家に帰って、コーカサスってどこにあるのかな?と巻末の地図を開くと、今、大問題になっている「南オセチア」とその周辺を含んだ地域ではないですか!びっくりしました。

北京オリンピック開幕に時をあわせて勃発した紛争。
「南オセチア」と「コーカサス」が僕の頭の中ではバラバラに存在し、この紛争は遠いところでおきた事件にすぎませんでした。(世界各地で起こる紛争や地震、洪水などの自然災害があまりにも多く、大変なことだという感覚が麻痺してきている感じがします。)
両者が一致したことによって、急に身近な事件になりました。新聞やTV報道から目が離せません。「コーカサス 国際関係の十字路」という本は、たまたま買ったものですが、じっくりと注意深く読むことになるでしょう。

コーカサス(1)





2008年8月13日水曜日

勝った

オリンピックの話です。
昨夜ソフトボールと女子サッカーをチェンネルを変えつつ同時並行で見ていました。

ソフトボールは、ハラハラしながら見ていました。アテネのことがあるから勝ててよかった。初戦の勝利は大きな価値があると思います。

サッカーは、これまでの2試合のことを考えると、溜飲を下げてくれるものでした。

柔道の谷本も見事でした。

柔道は5分間は目が離せません。
一瞬のスキがあれば、そこで勝負がきまってしまいますから、ぼーっと見ていたら知らぬ間に一本とっていたこともありました。だから集中して見ています。
日本人選手の試合の時は、選手の一つ一つの動きに僕の体が反応します。投げの場面では僕の手や足がビクッと動くこともあります。僕の様子を傍で観察していたら痙攣発作を起こしているように見えるかもしれません。

10日の夜のことです。定演の演奏会場である会館の玄関を入ったホールのところでTVが置いてあり、そこで内柴の試合をしていました。演奏会終了後、高校生やOBなどが思い思いにしゃべっていましたが、僕はTVの前に釘付けでした。試合を見ながら、手や足のみならず上半身もビクッビクッと震え、時には片足を踏ん張っているのです。ダメだダメだ、人が見ているぞ、力を抜いてと自分に命令を出すのですが、どうにもなりませんでした(苦笑)

2008年8月12日火曜日

今日から盆休みに入りました。
酷暑とハードスケジュールをなんとか乗り切りました。


さて、今年も桃をいただきました。

冷やして食べるのが好きです。

冷たさとたっぷりの果汁、あー、たまらない!


さて、お盆は何をするかな・・・

といっても、毎年ほぼ決まったスケジュールがあるので、それをこなしていくことかな・・・・
あ、そうそうオリンピックをTVでやっているんだ。
開幕前のサッカーから、何とはなしに見ているが、気楽に見ることができますね。

2008年8月11日月曜日

定演

母校吹奏楽部の定期演奏会が無事終了しました。

高校生の皆様、顧問の先生、お疲れ様でした。
そして、合同演奏に出演していただいたOBの皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

高校生の演奏を聞いていて感じたことですが、お世辞にもうまいとはいえないが、なんともいえない温かみのある演奏で、やっていて楽しいんだろうな。また、そこが良さなんだろうなと思いました。

OB合同演奏は、学生たち(1,2回生)が駆けつけて参加してくれたのが嬉しかった。地元にいるOB以外の参加があると新鮮な気分になります。

それから、大学または専門学校の1~3回生達がたくさん聞きに来てくれていた。各学年おおよそ半分くらいは来ていたのではないだろうか。この年代層がこんなに多く集まったのは今までなかったと思う。
学生にしてみれば、盆前の土日に帰省してすぐに聞きにいけるということもあったかもしれない。だけど、彼らや彼女らからは、クラブのことを気にかけ、後輩達のことを思っていることが伝わってきた。そのことが嬉しい。

さて、この花はOB合同演奏の後、「指揮者へサプライズです」といって渡していただいた花束です。
びっくりしましたが、こうしていただけるのはありがたいことです。

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2008年8月9日土曜日

ハードな2日間

今日は仕事とOB合同練習、明日は仕事とリハそして演奏会。

2日間とも空き時間がほとんどありません。

でも定期演奏会が楽しみです。わくわくしています。

2008年8月8日金曜日

パイレーツ・オブ・カリビアン

10日(日)夜に我が母校吹奏楽部の定演があります。

4部構成で、2部が高校生とOBとの合同演奏になっています。このOB合同演奏は、毎年楽しみにしています。今年も大いに楽しみです。
演奏曲は
 ・ もののけ姫メドレー
 ・ 千の風になって
 ・ パイレーツ・オブ・カリビアン

今日は今年の曲から1つ「パイレーツ・オブ・カリビアン」について書きます。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は全3作ありますが、それぞれ吹奏楽に編曲されていて、種類もたくさんあるようです。やっていて感じることですが、映画のサントラがまさに吹奏楽向きなんです。多くの編曲版があるのも大いにうなづけるところです。

今回の演奏曲は第1作目を編曲したものです。
輸入版なので英語のタイトルがついています。

PIRATES OF THE CARIBBEAN
from Walt disney Pictures  PIRATES OF THE CARUBBEAN ; THE CURSE OF THE BLACK PEARL

サントラから次の曲順でメドレーになっています。
1 Fog Bound
2 The Medalion Calls
3 To The Pirate's Cave
4 The Black Pearl
5 One Last Shot
6 He's a Pirate

1は、原曲のチェロをユーフォ二ウム、テナーサックスに受け持たせ続いてフルート、クラリネットにバトンタッチします。原曲の雰囲気と違いますが、リズミカルな感じを出す編曲になっています。

2は、3拍子ですが、勇壮な行進曲を想起させます。ホルンを中心したサウンドがたまらなく好きです。間にはさまれる木管の躍動感あふれたメロディも気分がいいです。

3は、サントラはすごい迫力ですが、この編曲ではそれが生かしきれていないのが残念なところ。

4は、速いテンポの3拍子はテンションがかなり上がります。1小節を三角形振りしているのですが、Pからfへクレッシェンドしていくところは、小さな三角形からだんだん大きくしていくのですが、ここに余分な力が入っているため、この後は腕が疲れます。(翌日は筋肉痛です) まだまだ余分な力が入っている証拠です。

5は、アルト・サックス、テナー・サックス、ホルンが朗々と歌います。このスケール感が好きです。

6は、パイレーツ・オブ・カリビアンの代表的メロディといっていいでしょう。全曲を締めくくるのにもってこいです。最後はビシッと決まって終わりです。

土曜日午後の練習と当日のリハしか残されていませんが、できる限りの事をしていい本番に臨みます。

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2008年8月7日木曜日

100の質問(1)

ピースうさぎさんが一昨日にされ
http://nagoyaclassic.at.webry.info/200808/article_4.html

ニョッキさんが昨日された
http://blog.livedoor.jp/watahiroxp/

『クラヲタへの100の質問』

おもしろくて、僕もしようと思いました。
今は繁忙期なので、盆過ぎのゆっくりした時にやろうと思いましたが、1週間後のことを思うと多分忘れている確率が高いです。それのことなら小分けにしてやっていけばいいやと考えなおしました。

プロフィール編
Q1. まずHN、職業と生息地を述べてください。

 よんちゃん  あとは謎に包んでおきましょう(笑)

Q2. クラヲタ歴何年ですか?

 30年以上になります(ほとんど聞いていない時期も含みます)

Q3. クラヲタになったきっかけは?

 中学校の音楽の先生に、強制的に吹奏楽部の手伝いをさせられたあたりからです

Q4. よく聴くジャンルはどのあたりですか?

 オーケストラ作品(交響曲、管弦楽曲)

Q5. クラシック以外にどんな音楽を聴きますか?

 吹奏楽、映画音楽、少しばかりJAZZ

Q6. クラヲタであることは恥ずかしいですか?友人同僚にカミングアウトしてます?

 今はまったくそんなことはありません、これはブログのおかげ

Q7. 最近はやりのライトクラシック系(ボチェッリやimage、Jクラ系など)をどう思う?

 クラシック愛好家が増えるきっかけになればいうことなしです

Q8. U野コーホー師についてどう思う?(知らない人はパスして下さい)

 氏の著作は読んだことがありません

Q9. 携帯の着メロは何ですか?

 「春」(ベートーヴェン)

Q10. クラシック音楽の雑誌を読んでいますか(有料無料不問)?よく読むものを挙げてください。

 「レコ芸」を年に1~2冊ぐらいのペース

Q11. クラシック音楽関連の情報を主にどこから入手しますか?

 インターネット

Q12. あなたはCDリスナー派?コンサートゴーアー派?

 田舎に住んでいますのでコンサートに行けません(涙)

     続きは後日に

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2008年8月6日水曜日

リュートのための組曲

バッハのリュートのための組曲をイェラン・セルシェルのギターで聞く。

リュートについては、下記をクリックしてください
http://ja.wikipedia.org/wiki/リュート

リュートの作品であるが、今はギターで演奏することが多いのだろうか・・・?(すみません、知識不足です)
実は、ギターの音は今まであまり好きではなかった。
なんともいえず寂しげで、哀愁をおびている。時に暗さやむなしささえ感じたのだ。 そこが好きになれなかった。だからギター作品は聞かなかった。

それが何故タイトルにある曲を聞いたのか?
一言でいうとituneのおかげだ。
6月に itune store でいくつかの全集ものが1500円という超激安で出た。その一つにバッハが3つの独奏楽器(ヴァイオリン、チェロ、リュート)のために作曲したものを集めたアルバムがあったのだ。
無伴奏チェロ組曲はマイスキー(チェロ)の演奏で、ダブりものだったが、ミンツの無伴奏ヴァイオリンによるソナタとパルティータが聞いたことがなく、これをメインに購入した。リュート作品ははっきり言っておまけだった。でも買った以上聞かずにいるのももったいないし、ひょっとするといくらかの涼感が得られるかもしれないという期待もあった。

いざ聞いてみると、この夏のうだるような暑さの中で聞くには、なかなかおつなものであるという素朴な感想をもった。「リュートも悪くないな」と。

けだるい昼下がりや仕事を終えた夜のくつろぎの時にあいそうない気がする。
秋の夜長に聞くのもいいかもしれない。その時は深くもの思いにふけるかな・・・


初めて聞く曲なので、曲や演奏について書くほどのものは持っていません。参考までにHMVサイトから引用します。
セルシェルによる『リュート作品全集』は1981-84年のデジタル録音。
この名手の冴えた腕前を存分に楽しめる演奏揃いで、1978年のパリ国際ギター・コンクールを席巻したという11弦アルト・ギターの端麗な響きを心ゆくまで楽しむことができます。 
なお、ここでは、BWV.995-1000、1006aまで7曲の「全集」に、セルシェル自身のアレンジによる編曲作品4曲(1991年デジタル録音)を加えた編成となっています。

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2008年8月5日火曜日

LA MER

「LA MER」
このフランス語は何と発音するのだろう?「ラ・メール」だろうか?仮にそうだとして、「ザ・スィー the sea」と「うみ」では意味するところが同じでも、言葉の響きが違うので、受ける印象も違ってくる。

ここのところプチテーマになっている「涼感を求めて」

今日はドビュッシーの「海」について

葛飾北斎の版画『富嶽三十六景』の中の「神奈川沖浪裏」からインスピレーションを受けて作曲されたらしい。「3つの交響的素描」という副題がついている。

第1曲「海の夜明けからま昼まで」
「海」に対してもった、やや退屈な音楽という第一印象はその後数回聞いたが変わることがなかった。だからずっと聞いていなかった。もう何年ぶりかわからないほどだ。ちょっとぐらい涼しい気分を味わえるかなという単純な思いつきで聞いた。

「退屈?」何が何が、多彩な音色と絶えず変化していく情景に驚くばかりで、決して退屈とは言えない音楽だ!
ころころ変わっていくと音色が聞きたくて、何度も再生ボタンを押し、聞き耳を立てた。

そうそう、演奏のことを書いていなかった。
指揮:シャルル・ミュンシュ
演奏:ボストン交響楽団 
(1956年、ボストン・シンフォニーホールでの録音)
XRCD2シリーズの素晴らしい録音。50年前とは思えないほどのクリアな音。同時期のカラヤンのEMIセットのモノラル録音とが比べると、その差はあまりにも大きい。
この演奏と録音で「海」の素晴らしさを初めて知ったといえる。

第2曲「波のたわむれ」
これ以前に「波」を描写した音楽があったのだろうか?と素朴な疑問をもった。(知っている方がおられたら教えてください)
波が太陽の光を受けてキラキラ輝くさまや波のしぶき、波と波のぶつかり、大きな波のうねり等イマジネーションを膨らませながら聞くことができた。

クラシックを聞き始めて○○年、ようやくドビュッシーのおもしろさに気づいたのだろうか・・・と独り言。

第3曲「風と海との対話」
クリアな録音のおかげで、いろんな動きがわかっておもしろい。音色の変化とスケール感を十分堪能した。「いやー、よかった、よかった」


ここで思ったことなんだけど、音色について気にかけるようになったのは2~3年前から。吹奏楽の作曲家にベルト・アッペルモントという人がいるが、彼の作品を演奏するようになってからのこと。それがなければ、今日このようにドビュッシーがおもしいろいと感じることが、もっと先のことになったかもしれないと思っている。

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2008年8月4日月曜日

果実酢

例年の如くの盆前の繁忙期、一つの山を昨日越えました。最後の大きな山が9日と10日に待っています。

この忙しさと暑さはいつもの如くですが、逃げるわけにはいきません。これを乗り切るための体力維持に欠かせないのが、果実酢です。

店に行けば何種類かおいてありますが、お気に入りは「りんご酢」「ブルーベリー酢」です。ストレートに飲めるのもありますが、僕は5倍希釈のものが好きです。
飲む時はそんなに薄めません。3~4倍くらいでしょうか、やや濃いめにしてジュース感覚で飲んでいます。冷やすとさらにおいしさが増します。

黒酢などは、酢くささが抜けませんが、果実酢は本当に飲みやすいです。(商品開発に苦労してくださった方々に感謝です)おいしくて、疲労回復ときているから言うことなしですね


さて、音楽のことをもっと書きたいのですが、聞く時間がなかなかとれません。そして文章を書く時間も。
身辺雑記はすんなり筆が進むのですが(キーボードたたきか・・・?) 音楽のことになると、なかなか進まない。

音楽の言語化、音楽に対し思ったり考えたりしていくことの言語化は難しい。

・ ・ ・ と書くとかっこいいですが、しかにもそれらしいことを言ってごまかしますが、実は苦しい言い訳をしているわけです(苦笑)

2008年8月2日土曜日

ハードな一日

なんとか時間を見つけてPCの前に座っています。
自分のブログを更新するには、それ相応の時間がかかります。文章がすらすらと出てこないのです(涙) だから、やや手抜き気味の内容になっていますが、続けることに意義ありと開き直って更新することにしています。

明日は、ハードな一日となります。
午前中は仕事。
午後はOB合同練習(高校のOBとしての参加) 場所は高校体育館、汗だくになりながら約2時間の練習(予定)
夜はM納涼祭(我が吹奏楽団の依頼演奏) 

午後も夜もどちらも楽しみなのですが、体力的にはつらい・・・

TEさんに貸していただいてるベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」を聞いています。10年・・・いや20年ぐらい聞いていなかった曲です。シベリウスの交響曲も聞いています。(涼感を求めています)
それから午後と夜のためのスコア・リーディングです。

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2008年8月1日金曜日

オペラ調

先月末から頻繁に報道されていた「内閣改造」が、今日されるようですね。

政治と音楽にわずかばかり関連のある話題を少し。ちょっと前の新聞記事より引用しますが、
クラーク・ジャッジ(レーガン大統領のスピーチライター)は、歴代大統領のスピーチを音楽にたとえた

レーガン → 交響曲  壮大で多彩だから

クリントン → ジャズ  即興が巧みだから

ブッシュ → カントリー  素朴で力強いから

そして民主党の大統領候補オバマは、オペラ独唱。緻密に計算された譜面を技巧を尽くして歌い上げているから

という内容だった。では、翻って日本の歴代首相は?と考えてみました。
小泉さんはクラシックが好きだから、和製オペラ歌手ぐらいにしておこうかな。
安倍さんは ???
福田さんは ???
他は ・ ・ ・ 、 思いつかない ・ ・ ・ 。スピーチを聞いたことないから思いつかないのだけど・・・、よく考えてみると日本にはスピーチの伝統がないではないか。そして演説とスピーチはなんとなく違う気がします。アメリカ大統領にはちゃんとスピーチライターがいるけど、日本にはどうなんだろう・・・?よくわかりません。考え出すと深みにはまってしまうのでここらへんでやめておきます。

「24」では、大統領とスピーチライターとの間でやりとりする場面があったが、なかなか興味深いものありました。(ちょっとした追伸です)

なんとかブログ更新できました(汗)