2008年3月31日月曜日

日曜練習

昨日は日曜練習でした。
午後1時から夜10時まで練習です。ジューンコンサートに向けて、集中的に練習するもので、例年行っています。(僕が入団する前はどんな練習をしていたか知らないのですが・・・)

今回はパート練習を中心に時間を組みました。これまでは合奏中心の練習だったものを変えてみました。あと1,2回やってもいいかなと思っています。

団員の皆様、意見なり感想がありましたら、コメント欄にご投稿下さい。


追伸
気持ちの方の充実感はありますが、体は疲れますね(トホホ・・・)

一昨日京都へ行ってきました。
大学の4年間を過ごしたところ。今は年に1~2回しか行けないが、京都行きの予定が入ると、指折り数えて待つほどに、恋い焦がれる(大袈裟に言ってみました)まち。

駐車場に車を置いて、寺町通り(だと思うが・・・)を歩いていると、筍を売っている店があった。
間口が2間ぐらいで、奥行きが3間ぐらいだろうか。そこに筍のみを売っている。人の掌ぐらいの大きさの筍ばかりが籠にいれてある。

僕がいつも筍を食べるのは、4月中旬から下旬なので、この時期に筍をみるのは新鮮な驚き。
また、掌サイズのものばかりが、店にぎっしり並んでいるのも初めて見る光景。

春の一コマでした。


さてお目当ての十字屋三条店では、スコアと音楽関連書籍そしてCDを購入。
CDは、プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」、どちらも全曲盤、演奏はアンドレ・プレビン指揮ロンドン響。輸入盤4枚で2300円のお買い得。今これを聞きながら、この文章を打っています。

いいですよ!

感想はまた後日に。

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2008年3月28日金曜日

3連発

ガクっときた 岡田ジャパンの敗戦

ビックリした 松井の結婚

ショックな 桑田の引退

少し前になるが

マジかよ 高橋尚子の3大会連続出場宣言

2008年3月27日木曜日

同じ回路

「脳科学の世界では、音楽を聴いて喜びを感じる時の回路が、生物として非常に基本的な回路であるということがわかっています。
食べたり飲んだりした時に感じる、本能的な喜びの回路と共通だということです。」

      茂木健一郎「すべては音楽から生まれる」P181より

ん!
音楽を聞いていいなと思う感覚と食べたり飲んだりする時の満足感と同じか?
と思ってしまった。
神経回路としてはでも、何か違うだろうと思ってしまう。

また、これを読んでマズローの欲求5段階説が頭に浮かんだ。
その説と茂木さんの言葉は、すり合わせづらいと思う。

欲求5段解説とは
人間の欲求はピラミッド状の5つの段階になっており、人間の存在にとってより根源的な第1段階から始まり、それが満たされると、より高次元の段階の欲求に移行していくとする説。
5段階は以下の通り。

 第1段階の生存の欲求(食欲、睡眠、性欲) 

 第2段階の安全の欲求(存在、生活上の安全、安定)

 第3段階の帰属の欲求(集団への帰属、他人との良好な関係) 

 第4段階の尊重の欲求(周囲から認められる)   

 第5段階である自己実現の欲求(自己表現、能力発揮、創造的活動)

食に関するものは第1段階で、音楽に関するものは第5段階になるのだろうか?
そうであれば大きくかけ離れている。

でも最近の脳科学の進歩はすごいらしいから、茂木さんに言っていることは、きちっとした実験データに基づくもので正しいことだろう。

正しいことなんだろうけど、なんとも言えぬ違和感が残る。

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2008年3月26日水曜日

うぐいす

2日続きに晴天で、気持ちがいいです。といっても今日は雲が多く、昨日より気温は低めです。

今朝、鶯が気持ちよく歌っているのが聞こえてきました。本当に楽しそうです。
これを聞いて、急に

「春がやってきた」と感じました。

春を感じさせるものは、まわりにいくらでもあるのでしょうが、今年は春を実感するものがなかったようです。うぐいすが今年の春を実感させてくれました。

今夜はサッカーワールドカップのアジア予選。アウェーでバーレーン戦、実力は拮抗しています。相当厳しい戦いになると思います。
11時10分からの放映、もうTVの前に釘づけでしょう。

2008年3月25日火曜日

新書ブーム

「新書が増えたなァ」
と、先日少し大きな書店に行って思った。

数が増えたことを言っているのではない。本屋さんの書棚はスペースが限られているから、数は増えようがない。
種類が増えたことをいっている。(種類というのは、いろいろな出版社という意味)
最近、雨後の竹の子のようにいろんな出版社が新書分野に参入している。ソフトバンクも新書を出しているのだ。「ソフトバンク クリエイティブ株式会社」という名で、カラー印刷の新書だ。その他いっぱいある。
音楽、歴史、スポーツなどの僕の好きな分野の本が、比較的目につくようになった。価格も千円以下で買いやすい。嬉しいことだ。
それ以外のテーマでも、単行本や文庫本では取り上げにくいが、新書にはもってこいのものもある。
出版社側からいえば、新書は売れるんでしょう。利益をあげる分野として、力をいれているのかもしれない。

そんなこんなで、先日は「4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する」杉山茂樹著を買ってしまった。

ここのところ取り上げている茂木さんの「すべては音楽から生まれる」も新書。
今後どんな本が出てくるか楽しみだ。

2008年3月22日土曜日

浅田

浅田真央、優勝おめでとう!

昨日の演技について
最初のジャンプの失敗だが、着地で失敗するのはよく見る光景。
(選手に極度の緊張を強いるショートプログラムやフリーは、ジャンプの失敗が起こる可能性がある。ジャンプの失敗を見るのが嫌だから、ショートプログラムやフリーはいまいち好きになれない。その点エキシビションは違う)

まさに飛ぼうとする時に転倒するのは初めて見た。
しかし、そのあとの立ち直りは見事!
後半の2分(ぐらいの時間に感じられたが)の全身を使った表現は、美しさと熱情を感じさせてくれた。

高橋大輔のステップも相変わらず見事!

2008年3月21日金曜日

ヨハネ受難曲

僕が愛読しているブログに、さまよえる歌人日記があります。
その3/16の記事が「ヨハネ受難曲」
3/20の記事が「パルシファル」
今週が受難週ということで、それにちなんだ曲です。詳しいことは「さまよえる歌人日記」を読んでいただければと思います。

さて、この2曲どちらも僕の大好きな曲です。
「ヨハネ受難曲」はかれこれ20年近く聞いていないかもしれません。3/16の記事を読み、棚から取り出してきて聞き始めましたが、まだCD1枚目の途中です。
昨日の我が吹奏楽団の練習の為、あいている時間はスコアを読んでいたからです。いつもなら休憩時間や余暇の時間、または仕事しながら、PCをしながらなら、「ながら」で聞けるのですが、さすがにスコアを読みながら、他の曲を聞くという芸当はできません。

全然聞けてないなと思っていたら、今夜のTVで「ヨハネ受難曲」を放送するじゃないですか。
チャンネルを僕が独占するわけにいかないので、全曲通しては無理ですが、できるだけ聞こうと思っています。録画すればいいのでしょうが、録画しっぱなしで聞かずにそのままになってしまうことが多いので、なるべくその時に聞くようにしています。

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2008年3月20日木曜日

A

今日は夕方から練習。

今一番苦労している曲が「A」
冒頭から大変だ。ほとんど毎小節拍子が変わる。

4分の4 → 4
4分の3 → 3
4分の2 → 2
8分の3 → 1.5  とすると

4 3 4 3 2 1.5  1.5 3 4 4 2 1.5 2 1.5 2 1.5 2 1.5 4 4 

1.5つまり8分の3拍子が途中に入り込んでくるが、ここの拍子が取りにくいのだ。
Allegroでリズミカルな場合は、そんなに苦労しない。
テンポが♩=60で、ぼやっとしたはっきりしないメロディがしかないので、音符の長さを正確に取りにくい。
小節の頭に音があるとは限らず、シンコペーションを使って、音をあえてずらしてある。
ミステリオーソだから神秘的にしないといけない。

さあ、今日の練習でどうなるでしょうか。
なんとか目途をつけたいところだ。

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2008年3月18日火曜日

母音を響かせて

20日(春分の日)は夕方5時から、我が吹奏楽団の練習がある。
クラシックとオリジナル曲が中心となる練習をする。時間を見つけてスコアを読んでいるが、奥が深いので曲を把握するには、ほど遠い段階だ。(これではいけないとあせっている)

 茂木建一郎「すべては音楽から生まれる」P117より

「小澤征爾さんは、あるコンサートのリハーサルで、しきりにオーケストラのメンバーに伝えていた。

『もっと、母音を響かせて!』

母音を響かせる ― 小澤さん自身が感じている音のクオリアを、能動的に生成するための言葉なのであろう。彼の中の感性的言語を運動的言語に変換しているのだ。」

「母音を響かせる」というのはどういう意味だろう?
これが合唱ならなんとなくわかるような気がする。しかし、相手はオーケストラなのだ。楽器に母音も子音もない。
それともオーケストラ業界に通じる業界用語みたいなものだろうか?それを僕が知らないのかもしれない。

茂木さんの本はすでに読み終えているが、「母音」のことが気になって、時々思い出しては考えている。 「何だろう?
小澤さん独特の表現だろうか?
何が言いたいんだろう?
どういう音を要求しているのだろう?
どんな響きなんだろう?」というように。

この記事をお読みの皆様、「母音を響かせる」の意味をご存知であれば教えて下さい。
また、解釈や意見があればコメント欄に書いていただければありがたいです。
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2008年3月17日月曜日

ヴェルディ/オペラ合唱曲集

<僕のヴェルディ体験>

最初の出会いは、高校1年1学期に練習した「アイーダ行進曲」
次は友人に聞かせてもらったヴェルディ/オペラ合唱曲集
演奏はクラウディオ・アバド/ミラノ・スカラ座、合唱団
聞いたのは、確か高校生の時だったと思います。(当時はLPレコードでした。10年以上前CDショップで見つけて購入しました)
この演奏がすごく気に入っているのと、他の演奏を聞いたことがないという2つの理由で、僕のヴェルディのスタンダードになっています。
曲はイタリア語で
1. Nabucco - Gli Arredi Festivi
2. Nabucco - Va Pensiero
3. Il Trovatore - Vedi, Le Fosche Notturne
4. Otello - Fuoco Di Gioia
5. Ernani - Si Ridesti Il Leon Di Castiglia
6. Aida - Gloria All'Egitto (アイーダ行進曲)
7. Macbeth - Patria Opressa
8. I Lombardi alla prima Crociata - Gerusalem
9. I Lombardi alla prima Crociata - O Signore, Dal Tetto Natio
10. Don Carlo - Spuntato ecco il di d'esultanza
日本語役はHMVのサイトから引用しました。ひょっとして間違っていくもののあるかもしれません。
他に聞いたものがないので演奏比較ができませんが、素晴らしい演奏だと思っています。
この演奏によって、ヴェルディに好感を持ち、彼のオペラに興味を持つようになりました。
先日「アイーダ」を書きましたが、今も別のオペラを聞いています。数日後アップ予定です。
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2008年3月16日日曜日

カスピアン

ここ数日、余裕がなくて更新できませんでした。ちょっと久しぶりの更新です。

今日の新聞に「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」が、5月に封切りという広告が出ていた。
第1章は原作を読んだあと、映画を見たが、まあまあよかった。
今回の第2章はどんなものになるだろう。ちょっと期待している。

「ナルニア国ものがたり」は全7巻あるが、これを1巻ずつ映画にしていて、今回が2作目。1巻ずつ映画にする姿勢に好感が持てる。
ジブリの「ゲド戦記」と好対照だと思う。ゲド戦記の原作は下伝も含めると6冊あるが、それを1つの映画にするのはどだい無理がある。
第1巻の「影との戦い」から順に映画化できなかったのかと勝手に思う。

さて、この春か夏、映画を観る前に原作の「カスピアン王子の角笛」を読みましょうかね。

2008年3月13日木曜日

モーツァルト/魔笛

モーツァルトはたくさんオペラを作曲している。その内のわずかしか聞いていないが、「魔笛」が一番好き。
基本的にメルヘンチックなものに弱い僕は、「魔笛」を初めて聞いた時、いちころでまいってしまった。
高校か大学の時、Ⅰ君にベームが指揮した全曲盤を聞かせてもらったが、たちまちこのオペラのとりこになったのだ。
「魔笛」はオペラで好きになった最初の曲かもしれない。それ以来何種類か聞いている。

今日取り上げるのは
カラヤン/ウィーン・フィルその他
1950年のモノラル録音

同じモノラルでも「蝶々夫人」で感じたような不満がなかった。
作風の違い、オーケスとレーションの違いなど様々な要素があるかもしれない。それから聞いていて、音の古さがあまり気にならなかった。

カラヤンのモーツァルトは悪くはないが、響きが分厚いかったり、こってり感があったりで、いまいち僕の好みにあわない。
聞く前はそんなに期待していなかったが、分厚くこってりというのが、ほとんど感じられなかった。
録音当時42歳で、若々しく颯爽とした音楽づくりをしていたこともあるだろう。録音の状態もあるかもしれない。
歌手はほとんど知らない名前だけど、よかったと思う。
全体として満足できる演奏だった。
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2008年3月12日水曜日

彫像のように

茂木健一郎「すべては音楽から生まれる」P117より

「指揮者の大野和士さんは、次のようにおっしゃっていた。
『理想の指揮者は、彫像のように指揮台に立っているだけで、オーケストラの奏でる音楽を変えることができる』
究極の指揮者は、棒を振らない。ただ、そこにいるだけで、感化作用があるのだ。」

この言葉が真実なら、残念なら僕の理解を超えた境地だ。
今の僕には、「本当にそうなのか?」と思わざるを得ない。

以前、エッシェンバッハの「目で指揮をする」ことをこのブログで書いたが、そのことを思い出した。
実際にエッシェンバッハが指揮したパリ管の演奏会で、「ボレロ」を聞いたO君は「圧巻だった」と言っていた。
TVでも放映していたが、指揮台に直立不動で立って、最後以外は腕を動かさず、ほとんど目だけの動きだった。顔の表情の変化もほとんどなしだ。

つまり大野さんの言葉通りのことをしていることになる。
実際にあったわけだ。
だが、これを自分に置き換えてみると、到底そんなレベルに達していない。はるかかなたの境地で実感が伴わない。
いつか百分の一でも実感できるようになりたいと思う。


話はそれるが、
TVで放映していたエッシェンバッハ/パリ管弦楽団は、2007年NHK音楽祭のひとつとして行われた演奏会。
パリ初演のバレエ音楽というテーマで「火の鳥」「マ・メール・ロア」「ラ・ヴァルス」「ボレロ」をしていた。

なんと魅力的なプログラムだろう!

ブラウン管を通してもパリ管の素晴らしい音、そう「カラフルな音」を堪能できた。

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2008年3月11日火曜日

プッチーニ/蝶々夫人

最近はオペラをよく聞いている。

今日はプッチーニの「蝶々夫人」
長崎を舞台にしたオペラだ。

全曲は初めてで、聞いたことあるメロディは、アメリカ国歌(何度も出てくる)とアリア「ある晴れた日に」ぐらい。しかし、メロディは情感に訴えてくるものが多く、聞いていると知らず知らずに引き込まれていく。
プッチーニは各場面の情景描写ではなく、劇としての雰囲気や登場人物の感情表現がうまい作曲家だと思った。

演奏は、カラヤン/スカラ座管、マリア・カラス(S)その他

残念なのはモノラル録音(1955年)であること。
贅沢をいうべきでないと思いつつ、音に対する不満が最後までついて回った。耳慣れてしまえば、そうでもないんだろうが、数回聞いてもやっぱり駄目だった。
プッチーニには「オーケストラの雄弁さ」が重要だと思っている。それがモノラルでは伝わりきらない。またこの録音は、歌手の声を中心にとられていて、オーケストラの音量は抑え気味になっている。
カラスの歌を聞きたい人には十分なものであるが、オーケストラを中心に聞いているものには不満が残る。

弦がすすり泣く
プッチーニを聞く時は、これを堪能したいと思っている。特にカラヤンの弦楽器の歌わせ方は絶品なので、期待を大きすぎたのかもしれない。
それならばモノラルの旧盤でなく、新盤を買うべきなのだろうか。

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2008年3月10日月曜日

「司馬氏のアイーダ」解題

今日でブログを始めて8ヶ月になる。
先日やっと歌劇「アイーダ」を聞いたので、ブログ名解題といきましょう。

『司馬氏のアイーダ』は「しばしの間おつきあいを」からとっている。
たしか落語で使われている言葉だと思うが、これを思いついたのは以下の通りである。

ブログを作ると当然のことながら文章を書く。
文章作りが下手だから、どんな文になるか予想ができない。読みにくい文がだらだらと続いていたら、読む方は大変だろう。そこをなんとか我慢して、しばらくの間でもお付き合い下さい(読んで下さい)という思いでつけたのである。

僕は子供のころから歴史が好き。今も歴史大好きで、司馬遼太郎ファンだから『司馬』をいれた。
音楽が好きになり始めたのは中学ぐらいかと思う。クラシックに興味を持つようになったのも中学の後半ぐらいだっただろう。今は言うまでもなく音楽大好き人間、音楽がなくては生きていけないのではないかと思う。それを『アイーダ』にこめた・・・と書くと、カッコイイんだけどそうではない。歌劇全曲を聞いたことはないけれども、高校1年の思い出の曲ということで「まあ、いいっか」と軽い気持ちで(というよりも、仕方なく)入れることにした。

そんなこんなで、ブログ名ができ、今日までなんとか8ヶ月続いた。
さてどこまで続くかわかりませんが、「しばしの間」と言わず、末永くお付き合い下さい。

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2008年3月8日土曜日

Jリーグ開幕

今日Jリーグが開幕する。

さて、今年はどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか。

土曜深夜12時から「スーパーサッカー」があるが、元気な時は見ている。
ほとんどゴールシーンしか放送しないが、楽しみにしている番組だ。

今日は見るかというと、たぶん見ないと思う。明日IHで演奏があり、寝坊してはいられないのだ。
明日の新聞を楽しみにしておきましょう。

2008年3月7日金曜日

ヴェルディ/アイーダ

歌劇「アイーダ」全曲を初めて聞いた。

「司馬氏のアイーダ」というブログ名をつけているが、全曲を聞いたことがなかった。
厚かましく名前を拝借したわけである。

しかし「アイーダ」には浅からぬ縁がある。
高校入学後、吹奏楽部に入部した僕が、クラシックで初めて練習した曲が『アイーダ行進曲』である。
それ以来ずっと好きな曲になっている。

というわけで、歌劇「アイーダ」全曲が、行進曲のイメージで塗り固められていた。
「さあ」とわくわくしながらCDラジカセのスタートボタンを押す。
「!」 曲はPかPPの弦楽器の神妙な調べから始まるではないですか・・・
意表をつかれたが、ひそやかな響きに耳を傾けていると、かなり前にヴェルディの序曲・前奏曲集というCDかレコードがあって、FMで聞いたことがある記憶がよみがえってきた。

聞き進んでいくと、アリア「清きアイーダ」のメロディが流れてくる。何度か耳にしたことがあるので、ほっとしながらテノールの歌に酔う。
(初めて聞く曲は、知っている曲より緊張感を伴いますね。知っている旋律があるとちょっと安心します)

さて第2幕、『アイーダ行進曲』の登場。
紹介が遅れましたが、演奏はカラヤン/ウィーン・フィルその他。
発売当初ヤマハが制作した「アイーダトランペット」が話題になっていたことを覚えている。

そのアイーダトランペットがビンビンになっている。その鳴らしっぷりが凄い。
行進曲全体も迫力満点。そこだけボリュームアップする。(近所迷惑だ!)

印象的なところだけ書いているが、最後に曲の終わりについて。
高校1年の原体験があるので、豪快に始まって、派手に終わるというイメージを持っていた。
最初が裏切られ、最後も裏切られてしまった。そう、静かに祈るような感じで終わったのである。後であらすじを読んで納得した。
やっぱりあらすじを読まないといけないなと思う。

冒険記みたいな文になってしまったが・・・・
初めて聞くオペラのCDがたくさんあるので、それらを一通り聞いた後、じっくり聞きたい曲のリストにいれておく。
今度書く時は違ったものになるだろう。

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2008年3月6日木曜日

言いあらわし難き

「音楽の本質は、言葉で表すにはあまりに深い。

それでも、音楽について口を閉ざすのは惜しい。」

          茂木健一郎「すべては音楽から生まれる」P121

ブログを始める前だったら、なるほどと簡単に頷いて通り過ぎていった言葉であろう。
今は実感をこめてそう思う。

モーツァルトの音楽の素晴らしさを言葉でどれくらい表現できるだろうか。
「美しい」と書く場合でも、それに収まりきらない思いを持って書いている。
あまりにも月並みな言葉で、他にいい表現はないのかと思いつつ、僕の持っている語彙では適切なものが見つからないため、仕方なく「美しい」という言葉を使うことがある。

また「美しい」でも、作曲家によって色合いが異なる。
「あお」といっても、漢字の「青」からカタカナの「マリンブルー」「スカイブルー」まであるようなものだ。
モーツァルトの「美しさ」やバッハ、シューベルト、フォーレ、武満徹など(その他いっぱいいるが)の「美しさ」はそれぞれ違うのだ。
それを表現するのは難しい。

いろんな作曲家の作品を聞いて、感想や曲の素晴らしさをブログに書こうと思っても、自分の表現力のなさの故に筆が止まることがよくある。
「拙文」というが、謙遜して使うのではなく、拙いから「拙文」だ。

それでも「言いたい」「書きたい」と思う。

このブログにお越しの皆様、お読みいただいて感謝です。
作家でも評論家でもない、一介のど素人ですが、音楽の素晴らしさを少しでも表現できればと思っています。
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2008年3月5日水曜日

IH

3月9日(日)、IHで演奏します。聞かれる方々の主な年齢層は小・中学生だそうです。
曲は昨秋小学校や幼稚園でやった曲にジューンコンサートで取り上げる曲を少しします。

遠い場所なのと集合時間が早いので、寝坊してはいけません。
どうしても日曜日は起床時間が遅いのです。

2008年3月4日火曜日

プロコフィエフ/交響曲第7番

<1楽章>
冒頭、感傷的なメロディを弦楽器が奏でる。「郷愁」又は「哀愁」といってもいいかもしれない。乾いたイメージがあるプロコフィエフにとって珍しい。
じわっと心にしみてくる。
プロコフィエフは青春時代を思い出すときにこのような感情を持つのだろうか?
事柄によってはそういう感情もあるだろうとわが身を振り返ってそう思う。(若き日を懐かしむほどお前は年をとったか、と自分にツッコミをいれる)

この後オーボエが吹くメロディ一瞬シベリウスを思わせる。

この楽章には主要なメロディが3つ、2番目は広がりのある旋律。(この雄大さがいいんです!最近このメロディをよく口ずさみます)
3番目はシンプルなもの。どことなくかわいらしさがある。

<2楽章> 
くつろいだ楽しい雰囲気で始まり、いろいろな曲想をはさみつつ(憂鬱さのある部分とトロンボーンが活躍する部分が印象に残る)、華やいだ舞踏会で終わるというイメージだ。
そういえばプロコフィエフはバレエ音楽をいくつか書いているんだ、と気づかされる。

<3楽章>
心落ち着かせてくれる音楽。澄み切った境地を感じさせるところがある。
そう、6番までと違う。何か違う。シンプルだけど深い。
緩徐楽章では7曲中一番ではないかと思う。

<4楽章>
この楽章で6番までで耳になじんだプロコフィエフ・サウンドが聞ける。(僕が勝手に作り上げたプロコフィエフのイメージです、独特の軽快さとユーモア感覚のあるところを名付けました。)
たまらなくいい!これがプロコフィエフを聞く楽しみのひとつ。
この楽章の後半は、1楽章の主要なメロディの2番目と3番目が表れ、曲を閉じる。

【データ】
1楽章 : Moderato [9:52]
2楽章 : Allegretto – Allegro [7:58]
3楽章 : Andante espressivo [5:48]
4楽章 : Vivace – Moderato marcato [9:00]
小澤征爾/ベルリン・フィル

これで全7曲聞き終えました。一気に終わらせることができず、のらりくらりしながらなんとか最後までたどり着きました。文章にするということで、苦しいことがありましたが、しっかり聞いたという実感があります。

さてここで、聞きやすさ独断ランキング
1位 第1番
2位 第7番
3位 第5番
そして最下位は第2番

この全集CDはしばらく棚に置いておきます。
そのうち無性に聞きたくなる時がくると思います。その時は何番のシンフォニーを聞くのでしょうか?
ひょとして2番だったりして(笑)

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2008年3月3日月曜日

ブロムシュテット

昨夜のN響アワーより
シューベルトの「グレート」について語っているブロムシュテットを見て思ったこと

・ それぞれの場面やメロディについてイメージを持っていること

・ メロディを口ずさみつつ語っていたが、歌い方が素晴らしい!

ニュアンスのよくわかる歌い方だった。
リハーサルでは実際に歌って、表情付けをしているのだろうか。
ブロムシュテットの歌を聞いていると、どこをどういう風にやって表情をつけたらいいかがよくわかる。 

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2008年3月1日土曜日

平均律クラビア曲集第1巻第1番


ここのところずっと多忙で、細かいチェックが必要なことが続いていて、脳が疲れています。特に神経をすり減っています。
また体も凝っていて、ガチガチで柔軟性がありません。
そんな時、たまらなくバッハの平均律クラビア曲集が聞きたくなりました。

持っているCDは2種類しかないのですが、そのうちの1つ、リヒテルのピアノは頭や心の凝り固まりをほぐしてくれるような気がします。

リヒテルのピアノが紡ぎだす第1巻第1番は、神秘的な響きで僕の心をとらえます。
何度も繰り返し聞いても飽きることがありません。

2番以降も仕事しながら、ごろんと横になりながら、またコーヒーを飲みながら聞いています。

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