2008年6月30日月曜日

いたずら

Y小学校の校歌のことです。
先週の練習には全曲編曲が間に合わず、3番まである中の3番途中までの未完成譜で練習してもらいました。
「音色」がテーマと言いつつも、初練習の段階ではそこまで気が回りません。正確に音がなっているかのチェックに気がとられるからです。今週の練習で、ちょっぴり自己満足が得られたら嬉しいかなと思います。それとも、いつもながらの編曲のまずさに不満気かもしれません。

さて、先週の練習の段階では、対旋律は入れずに編曲をしていました。ごくわずか対旋律らしきもの、つまり断片的なものをは少し入れた程度です。
ところが練習の次の日にあるアイデアが思い浮かびました。対旋律のアイデアです。
(このブログは我が吹奏楽団のメンバーが数名読んでいるので、具体的なことは書きません。練習の時の楽しみにしておきます。)

遊び心で対旋律をつけました。「遊び心」というと、聞こえがいいですが、本当はいたずらをしてみました。

こう書くと誤解を招きそうですね。編曲は真面目にやっています。ただ対旋律におもしろい仕掛けをしました。ピタッとはまればいいのですが、はずれてしまうと散漫な印象を与えるかもしれません。
いたずらがすぎて、ケガをするかもしれないということです。

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2008年6月29日日曜日

ながら(2)

昨日ふと「ながら」で書き忘れていることに気がつきました。

大変重要な忘れ物(?)です。
一人で仕事していて、これをすると仕事に支障がでます。仕事が進みません。運転中はできません。片手でも可能ですが、ちょっとこわいです。自由な時間に一人で音楽を聞いている時はできますが、周りに人がいるとできません。

さて何でしょう。

それは「指揮しながら」音楽を聞くことです。吹奏楽曲やクラシックのオーケストラ曲は要所要所でこれをします。実際に奏者を前にしているわけではないので、「指揮の真似ごとをしながら」というのが正確な言い方でしょう。
ついつい腕が動いてしまうんです。職業病でしょうか。あくまでアマチュアですから、職業病というのも変ですね。でも一種の病気みたいなものかもしれません(苦笑)

けれども僕の「ながら聞き」にとっては重要なこと(?)は間違いありません。

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2008年6月27日金曜日

ながら

26日の拙文に丘さんからコメントをいただいきました。
返事の文を書き始めたところ、書くにつれて一つの記事にさせていただこうという気持ちが強くなりました。失礼と思いつつ本文を綴ります。

「ながら」について

子供の頃、そして学生時代に「ながら勉強はよくない」と言われました。
今は「ながら○○」の常習犯です。

僕はまとまって音楽を聞く時間があまりないので、どうしても仕事しながら、PCをしながら、車の運転をしながらという「ながら」で聞いています。音楽に対して失礼であると思いつつも、たくさん聞きたい、音楽の中に身を置きたいという気持ちが勝っています。そうなるとどうしても「ながら」になってしまうのです。
これに対していろいろな意見があると思います。

昨日の記事に関連しますが、音楽を聞きながら何かをするのは慣れてしまっているのです。(いいのか悪いのかわかりませんが・・・)
パート譜の書き写しは、わりと単純な作業なので、そんなに支障なくできました。(そんなに ・・・ というところがみそですが、そこはあえて曖昧に ・・・ )

ながらで聞くといっても、曲によって違うことは確かです。
たとえばマーラーの交響曲第5番4楽章のアダージェットは「ながら」では聞けません。
バッハの平均律や無伴奏チェロ組曲などは、ごろんと横になりながら聞くことが多いです。
この前初めて聞いた、ボッケリーニのチェロ協奏曲は、気分よく仕事するにはもってこいの曲だと思います。

ところで、今日から「ワルキューレ」を聞きます。この楽劇は4時間もかかりますが。じっとして聞くほど自由な時間はありません。今から所用で出かけるので、運転しながら聞きます。長距離運転なのでたくさん聞けそうです。

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2008年6月26日木曜日

パート譜

Y小学校校歌の編曲があと10小節ほどになりました。

練習に間に合わせたいので、スコアは未完成ですがパート譜を書き始めます。

楽譜作成ソフトは使っていません。手書きです。ずっと書き続けると手が痛くなります。痛みと戦いながら(そんな大袈裟な・・・)書きます。

スコアに書き間違いがないかをチェックしながらの作業です。

何を聞きながらしようかな・・・。もう1回「ラインの黄金」にしようかな。 ワーグナーの楽劇は人を病みつきにさせる何かがあるような気がする。

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2008年6月25日水曜日

Y小学校

7月6日(日)夜、Y小学校で演奏をします。

例年いくつかの小学校から演奏依頼があります。ありがたいことです。
今年もY小学校を含め、3校から依頼があります。

そして毎度の如く「校歌」を編曲しています。
只今編曲作業中です。今週の練習に間に合いそうにありません(冷汗)。ブログをしている余裕があるのかと内心あせりつつやっています。

今回のテーマは「音色」です。
以前は対旋律を作ったりして自分なりに凝ってしました。相当自己満足の世界です(苦笑)
Y小学校の場合は、昨年秋のK小学校に引き続き「音色」をテーマに編曲しています。これも自己満足の世界です。
いろんな楽器の組み合わせで音色が変わりますが、これを頭の中で想像しつつ音符を書いています。

はたしてどうなることやら。

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2008年6月24日火曜日

ラインの黄金

ここのところ、先日ituneよりダウンロードした「ラインの黄金」を聞いています。

「ニーベルングの指環」4部作は、2作目の「ワルキューレ」のみレコードで持っていますが、1,2回聞いただけで棚に眠っています。それ以外の楽劇は聞いたことがありませんでした。
いつか聞きたいと思いつつ、十数枚のCDを買うには相当の勇気がいります。でも「いつかは・・・」と頭の片隅で思っていたところ、先日僕の愛読しているいくつかのブログで、ituneの激安セットもののことが書いてありました。
さっそくituneへアクセス。まずはブルックナーの交響曲全集を購入。その時に「指環」全曲も知りました。数日考えましたが、購入することに決めダウンロード。CD-R化は現在進行中です。
購入した演奏データは<HMVレビュー>より引用します。

ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲
ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1987~89年デジタル録音。
現代最高レヴェルの歌手陣を揃え、近接した時期にスタジオ録音したバランスの良い全曲盤。歌手ばかりでなくオーケストラの音も非常に立派で迫力があり、独特の手ごたえある恰幅の良さは、この壮大な作品にはふさわしいものと言えるでしょう。録音も優秀。 
ジェシー・ノーマン、キャスリーン・バトル、ゲイリー・レイクス、ライナー・ゴルトベルク、ジェイムズ・モリス、ベルント・ヴァイクル、クルト・モル、ほかの豪華キャスト。

初めて聞く「ラインの黄金」ですが、あんまり「初めて」という感じがしません。ワーグナーの管弦楽曲集や「指環」ハイライト集で耳にしたことのある旋律が時々出てくるからです。

演奏に関しての良し悪しはわかりません。でもいい演奏ですね!
実は今回の購入は、レヴァイン とメトだったら水準以上だろうという予想と、CD14枚分が1500円と文句無しのお買い得だと思ったこと、演奏がメインではなく、曲を知るためを第1目的としたものなんです。だから演奏にはあまり期待していませんでした。ところが実際聞いてみるといいですね。初めて聞く曲だから他との比較はできませんが、演奏の良さを感じます。

いや~、これも満足、満足。

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2008年6月23日月曜日

朝比奈体験

昨夜のN響アワーを見て、僕の朝比奈体験を備忘録として書きます。

僕はどう頑張っても朝比奈隆ファンとはいえない。CDは1枚も持っていない。カセットテープに数曲程度録音したぐらいだ。そのうちの一つは、大フィル初のヨーロッパ演奏旅行(だったかな?)で、ブルックナーの7番を○○カテドラル教会でのライブ録音してものがあった。(○○としているのは地名がわからないからです)
TVでは数回見た程度・

生の演奏は5回ぐらいだろうか。
大フィルとやったベートーヴェン・チクルス(シンフォニーホールにて)のチケットを買ったが、1or2回行くことができなかったが、残りは聞きに行った。

京都大学のオーケストラの定演を京都会館(だと思うが・・・)に聞きに行った。誰かのピアノ協奏曲をやったような気がするが、はっきり覚えていない。ブラームスの交響曲第2番をしたのは確実だ。

一番印象に残ったのは、ブラームスの2番、何楽章か忘れたが、弦をたっぷり歌わせているところ。恰幅の良さというか、スケール感を感じた。

今にして思えば、もっと聞いておけばよかったと思う。無理すれば何とか聞くことができたのだから。

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2008年6月22日日曜日

夏至

昨日は夏至でした。

一年で一番昼の長さが長い日なんだけど、雨が降ったり曇りがちだったりして、実感できない一日でした。

今日も雨がしとしと降っています。

今夜のTVはスポーツ目白押しですね(笑)
バレー、野球にサッカーと。

ぼくは勿論サッカーを見ます!

2008年6月21日土曜日

星の王子さま

樽屋雅徳作曲「星の王子さま

今日の○○発表会で聞きました。樽屋さんは日本人若手作曲家。以前拙ブログで彼の作品である「マゼランの未知なる大陸への挑戦」について書きましたが、もう人気作曲家といってもいいのではないかと勝手に思っています。

今日初めて聞いた「星の王子さま」。いい曲ですね!樽屋さんの作品は僕が知っている曲はみんな好きです!この曲もいっぺんに好きになりました。

ところでこれを演奏したのは、我が母校の北隣にある高校です。現在の顧問の先生が赴任されて3年目。1年目から演奏が以前と違いました。それからめきめき力をつけてきていて、どんな感じになっているだろうかと期待した、今日一番の注目高校でした。
聞いての感想は一言でいって「瞠目」。
ここまで実力をあげているとは予想もしませんでした!いや~、驚きです。

我が地方では一番の実力を誇っていた東隣の高校は、北隣に追いつかれた?抜かされた?いやまだ優位をたもっている?
ここらあたりの論評は避けましょう。

東隣が演奏したメインの曲は、
八木澤教司作曲「聖徳太子の地球儀 ~斑鳩寺に鎖された記憶~

八木澤さんの曲も拙ブログで取り上げたことがあります。今日の「聖徳太子~」は最近の曲のようですが、僕は初めて聞きました。
いや~これもよかった!いつもの八木澤節が聞けました。演奏もよかったです。

日本人作曲家による最近の曲を2つ。曲もよかったし演奏もよかった。たいへん満足しました。

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2008年6月20日金曜日

聞きました

月曜日にTAさんが、ジューンコンサートの録音をCD-Rにして持ってきてくれました。
すぐに聞くのが礼儀だと思いますが、コンサートの余韻を楽しみたくて、今日まで聞かずにいました。

「余韻を楽しむ」とは表向きの言葉で、本当は落ち込みたくなかったからです。毎年コンサートそのものは楽しい雰囲気で、演奏もそれなりにできた気がします。しかし、録音された音を聞くと必ず落ち込みます。演奏会当日の感覚との落差が必ずあるからです。落差はその年により、演奏曲目により違います。

今年は先日も書いたように、例年より「窮屈感」が少なくなったと思ったから、その満足感(自己満足の世界ですが)をしばらく持っていたかったからです。
ようやく落ち込んでも大丈夫なように心の準備がある程度できたので、今日聞くことができました。

ん~
「せっかち感」はたしかに少なくなりましたが、まだまだです。
テンポももう少しゆったりめがよかったと思える曲もあります。

その他いろいろありますが、次回に活かしていきたいと思います。

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発表会

ピアノの発表会ではありません。
「~○○発表会」という名称で、近隣の高校の音楽クラブ(吹奏楽部や合唱部など)が、一堂に会し演奏する場です。
僕が高校生の時は「△音祭」と言っていました。「△△高校音楽祭」の略称です。今年は、毎年吹奏楽フェスティバルが行われる会場で、午後から行われます。
行けたら行こうかなと思っています。

2008年6月18日水曜日

小休止

少し休みました。
演奏会を終えて、少しばかり虚脱状態にあったことと、多忙だったからです。笑)

なにが多忙って・・・
ituneでダウンロードしたものをCD-Rにやく作業です(笑)

まだ終わっていません。これから何日も続きます。まあぼちぼちと・・・

2008年6月15日日曜日

感想

ジューン・コンサートに関する感想がありましたら、コメント投稿していただけるとありがたいです。

よろしくお願いします。

ジューン・コンサート

昨日、無事ジューン・コンサートを終えました。

お客さんに楽しんでいただくことを第一にして、選曲から演出その他を考え、コンサートに臨みます。
結果ですが、会場の雰囲気やアンケートからみて、楽しんでいただけたのではないかと思っています。

昨夜の(ほとんど深夜ですが)打ち上げ会場で、録音を聞きました。周りがワイワイガヤガヤとうるさいなか、ほぼ全曲聞きました。

演奏に関しては、ほぼ練習通りの演奏ができたのではないか(?)と思います。思い込みかな・・・?
練習以上の演奏ができたと思うのが、「主よ、人の望みの喜びよ」と、吹奏楽オリジナル曲の「たなばた」(酒井格作曲)です。練習時間をいっぱいとってきた3曲中の2曲です。奏者一人ひとりの頑張りが実ったと思っています。

僕個人として、一番よかったのが、メロディ部分や伴奏部分などで窮屈感がなかったことです。
たとえば一つのメロディのある部分の音符の長さがわずかに短くなったり、逆に長くなったりすることがあります。 また、焦って速くなったり、逆にまのびしたりすることがあります。これは演奏者側では、普通にやっているつもりでも、聞く側にすれば何かしら不自然な感じを受けます。
特に、本番は焦ってしまって、零コンマ何秒短くなったり、わずかでも速く吹いてしまうことがあり、演奏会後冷静に録音で聞くと、この部分がなんとも言えずせっかちな感じがして、落ち込むことがあります。
それが今回はあまりなかったような気がします。周りがうるさくてしっかりと聞こえなかったかもしれませんが・・・。

メロディが自然に流れていて、窮屈感が少ないという点で、昨年以上のものがあったと思います。
(自宅でCDラジカセを前にして、「ああ、これは幻想であったのか」と嘆くことがないようにと願いつつ)

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2008年6月13日金曜日

いよいよ

いよいよ明日になりました。

明日は朝から準備とリハーサル、夜の本番。そして打ち上げと長い一日になります。

いい演奏会になりますように!

2008年6月12日木曜日

明後日

ジューンコンサートが明後日に迫ってきました。
準備物を紙に書き出し、ぼちぼち準備しています。

今一番頭を悩ませていることがあります。「主よ、人の望みの喜びよ」の演奏前にこの曲についての熱い思いを語るように言われているのですが、話すべき内容が決まっていないのです(焦)。
来ていただくお客さんの中でクラシック好きの人は少数派だと思います。拙ブログに4回に分けて書いた内容やそれに近いことをしゃべったとしたら、たぶん上滑りしてしまって、しらけてしまいそうで怖いのです。
さて、どうしたものか・・・


話変わって、ituneネタです。
ブルックナーはCD9枚分が1500円、「ニーベルングの指輪」は14~15枚分が1500円です。安いですね!びっくりします。
「指輪」は歌手のことはまったくわかりません。指揮者とオケは個人的好みとしてまあまあでしたが、超激安が決め手になって購入しました。
「指輪」4部作のうち、第2作目の「ワルキューレ」だけはレコードを持っていますが、1~2回聞いたきりでまともに聞いていません。ほかの3作は聞いたことがありません。ワーグナーの管弦楽曲集や指輪のハイライト集で少し知っているだけです。だから全曲を聞くのはほとんど初めてと言っていいんです。
今回の購入は、入門編ないしは学習編といった位置づけにしたので気安く買えたのかも知れません。聞き込んでいって好きになれば、さらにのめりこめば (・・・だけどワグネリアンにはならないでしょう)、次は指揮者とオケそして歌手をしっかり選んで買うことになるでしょう。

モーツァルト交響曲全集は11枚分で1500円です。mozart1889さんのブログ(下記をクリックして下さい)を読んで大いに迷っています。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717/2623414#2623414

ひとつ後悔していることがあります。マーラー交響曲全集が2月ごろ1500円で出ていました。これは買いそびれたんです。どのブログか忘れましたが、このニュースを知りすぐに買いたいと思いました。購入方法を調べ、ituneカードを使う方法を知り、近くの家電量販店へ行きました。すると在庫切れで入荷まで数週間かかるということでした。その後数回足を運びやっと手に入れて購入しようとしたところ、全集での販売が終わり単品での販売に変わっていました。時すでに遅しです。

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2008年6月11日水曜日

ブルックナー/交響曲第1,2そして3番

ituneには、超激安の掘り出し物がある。

よしさんのブログ「今日も元気で」に『ブルックナー交響曲全集が1500円』という内容の記事があった。
下記をクリックしてください。
http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/2008/06/itunes_b3a6.html#comments

ブルックナーは好きな作曲家だが、交響曲全曲は聞いたことがなかった。1番と2番はたぶん聞いたことがない。(ひょっとしてどこかで聞いたことがあるかもしれないが、記憶の中にはない) 6番はカセットテープに録音して数回聞いたことがあるが、曲はすっかり忘れている。
そういうことなので、いずれ全集をHMVなどで探して廉価盤を購入したいと考えていた。

そんなところへ、よしさんのブログを読んだわけだ。指揮がオイゲン・ヨッフム、演奏がベルリン・フィル又はバイエルン放送響となっている。指揮者、オーケストラ共に申し分ない。CD9枚分がたった1500円+CD-R代で聞けるのだ。もう迷うことなく即購入。

今のところ3番まで聞いた。以下は演奏データ。
交響曲第1番ハ短調(リンツ稿ノーヴァク版)
   ベルリン・フィル 1965年10月16~19日、ベルリン、イエス・キリスト教会

交響曲第2番ハ短調(ノーヴァク版)
   バイエルン放送響 1966年12月29日、ミュンヘン、ヘルクレスザール

交響曲第3番ニ短調『ワーグナー』(1889年稿ノーヴァク版)
   バイエルン放送響 1967年1月8日、ミュンヘン、ヘルクレスザール

演奏に関しては申し分ない、オケが上手く、録音は60年代だがいいと思う。残響がいい具合に録られているのが嬉しい。

いや~、お買い得でした!もう満面の笑みです。4番以降も楽しみです。

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2008年6月10日火曜日

主よ、人の望みの喜びよ(2)

数年前にレンタルビデオ屋で借りたCD『GREAT CLASSICS II Winter Classical』の1曲目にバッハの「 主よ、人の望みよ喜びよ」が入っている。
演奏者は不明だが、この演奏がいくつか聞いた中で一番いい。カール・リヒター盤よりも好きである。
・ 8分の9拍子のひたすら続く8分音符のメロディの流れが美しく歌われている。
・ コラールの合唱の美しさ、広がり、奥深さは言いようのないほど。
この2点は群を抜いている。

編曲ものであれば
マリナー/アカデミー室内管もいい。コラール部分が弦楽合奏になっていて、弦の響きが和み、安らぎそして癒しを与えてくれる。

吹奏楽盤もある。
ギャルド盤の他に、アルフレッド・リード(吹奏楽作曲家)が編曲したものも好きだ。音色の変化や音量に細かく配慮された編曲だ。

すこし変わったところで
ケルティック・ウーマンがこれを歌っている。これがまたすごくいいんだ!ちなみに昨年のジューンコンサートで「You raise me up」を演奏するときの参考音源として手に入れたCDに入っていた。偶然のことだが、思わぬもうけものという感じだ。

マイラ・ヘスというピアニストが「Jesu, Joy of Man's Disiring」というタイトルでピアノ編曲してから、一般に知られるようになったらしいが、残念ながらピアノ編曲版は聞いたことがない。


さて、これまで4回にわたって書いてきました「主よ、人の望みの喜びよ」ですが、今週土曜日(6/14)のジューンコンサートで演奏します。 リード編曲によるものです。
今回の全演奏曲中、要求される音楽的レベルは最高のものです。僕にとっても我が吹奏楽団にとってもチャレンジの曲です。さてどれだけの演奏ができるでしょうか。
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2008年6月8日日曜日

日曜練習

今日最後の日曜練習です。

頑張ります!

2008年6月7日土曜日

シンプルながら

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」 は、ヴァイオリンとオーボエの旋律部分とコラール(合唱)の2つで曲ができている。この2つの組み合わせが絶妙なのは言うまでもない。

スコアを見たい方は下記をクリックしてください
http://www.greatjsbach.net/WorkDetail.php3?detail=BWV147
さらに「Score」のところをクリックしてください。これの28~34ページにあります

この曲で時々不思議に思うことがある。
ヴァイオリンとオーボエの旋律部分。このスコアでは4分の3拍子に3連符で延々と続いている部分だ。(原曲では8分の9拍子になっている)
リズムの全く変化のない、いたってシンプルなものだ。なんの変哲もない3連符の流れだが、僕はこのメロディがたまらなく好きだ。
なぜなのだろうと時々考える。
なぜこんなにも魅力的なのだろうか?
シンプルさゆえなのか・・・?
ただそれだけではないような気がする。

バッハの他の作品にもシンプルだけど、これもまたたまらなく好きなものがある。
平均律クラヴィア曲集第1巻第1番の前奏曲だ。

スコアは下記をクリックしてください
http://www.greatjsbach.net/WorkDetail.php3?detail=BWV846
さらに「Score」をクリックします。

聞こえてくるのは16分音符で「ドミソドミソドミ、ドミソドミソドミ、ドレラレファラレファ、ドレラレファラレファ~」
ただ和音の弾いているだけ、リズムに一切の変化がない。この曲を知らない人が楽譜だけを見たとき「何かの伴奏でしょか?」と言ってしまいたくなるほどのものだ。(後年グノーが「アヴェマリア」の伴奏に見事に使いましたが・・・)
そういう曲だが、なぜそんなにいいのだろうと思ってしまう。本当に不思議なのだ。

あと一つだけ
無伴奏チェロ組曲第1番の前奏曲

スコアは下記へ、そして「Score」をクリック、4~5ページにあります。
http://www.greatjsbach.net/WorkDetail.php3?detail=BWV1007

これも16分音符の音の流れのみ。
チェロの音とあいまって深い世界に引き込まれていく。
バッハは何なんだろう。リズムを変えずにメロディを作っていくが、人の心をしっかりとらえている。

考えても解決はないと思うが、でもやっぱり考えてしまうときがある。

でも聞く時はそんなことは考えない。もうすっかりバッハに酔っているから。

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2008年6月4日水曜日

主よ、人の望みの喜びよ

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を初めて聞いたのはいつだろう。
はっきりとわかっているのは大学の時。ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団のレコードによってだ。

ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団を初めて知ったのは、高校の時か大学1回生の時。1つ下の後輩がギャルドのレコードを持っていて聞かせてくれた。バッハのトッカータとフーガニ短調、スッぺの詩人と農夫などが入っていた。
ギャルドの音はシルクのような、そしてビロードのようであり、木管は時に弦を思わせるような音をだす。バッハではまさにオルガンのようであった。「こんなに美しい音があるのか!」と、そう!僕にとってはカルチャーショックに近い驚きを感じた。もう忘れられない音になり、今では吹奏楽の理想の音と響きではないかと思っている。

「ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」の名前は僕の頭に強烈にインプットされた。そして大学生のある時、レコード屋で輸入盤をあさっていたら見つけた、ギャルドのレコード。A面はバッハのコラール、B面は吹奏楽オリジナル曲かと思われるものだった。(フランス語で書かれているのださっぱりわからない)
もう嬉しくて仕方がなかい。当然購入してすぐに聞く。全曲聞き終って一番印象に残ったのが「主よ、人の望みの喜びよ」だった。

これがこの曲との出会いだ。

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2008年6月3日火曜日

バッハ/カンタータ第147番

バッハ(1985~1750)は、生涯に200曲を超えるカンタータを作曲している。
今日取り上げる、カンタータ第147番「心と口と行いと生活が」は、2段階で成立している。1716年に原曲ができ、その後改作され1723年(38歳の時)に完成している。

曲は2部に分かれている。(日本楽譜出版社のスコアより適宜引用します)

[第1部] 
第1曲 合唱 トランペット、ファゴット、通奏低音で始まり、2小節目から弦楽器が入る。そして9小節目から合唱が入る。歌詞は
「心と口と行いと生活が  キリストについての証を ~ 」となっていて、題名はこの歌詞から取られている。
第2曲 レチタティーヴォ
第3曲 アリア
第4曲 レチタティーヴォ
第5曲 アリア
第6曲 コラール(合唱) 

[第2部]
第7曲 アリア
第8曲 レチタティーヴォ
第9曲 アリア
第10曲 コラール(合唱)

第1部最後の第6曲コラールと、第2部最後の第10曲コラールは歌詞が違うだけで、それ以外の音楽は同じである。
この部分をマイラ・ヘスというイギリスのピアニストが、「Jesu, Joy of Man’s Disiring」というタイトルでピアノ独奏曲に編曲したことで、一般に広く知られるようになった。
日本語タイトルは「主よ、人の望みの喜びよ」である。

カール・リヒターの指揮による演奏で聞く。
第1曲と第9曲にでてくるトランペットが心地よい。第3曲のオーボエ・ダモーレと第9曲のオーボエ・ダ・カッチャの音もメロディとあわせて和みを与えてくれる。そして第6曲と第10曲のコラールには、心洗われる思いがする。

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花輪高校

先日「プロコフィエフ/交響曲第5番」の記事を書いたところ、24hirofumiさんにコメントいただきました。そこでの内容に関連して「花輪高校吹奏楽部」というタイトルで興味深い文章を書いておられます。
下記のURLをクリックしてください。

http://24hirofumi.at.webry.info/200806/article_3.html

2008年6月2日月曜日

カウントダウン

ジューンコンサートまで2週間をきりました。カウントダウン開始です。

昨日の練習はいつもより疲れました。気温と湿度の関係でしょうか?

今日はボーっとしています。
だけど、しなければならないことがいろいろあって悠長なこと言っておられません。
まずは散髪と ・・ ・ ・ 、えーっと ・・ ・ ・ 、たくさんあるはずだけど、頭に浮かんできません。

まあ、ぼちぼちですかね(苦笑)