2007年11月30日金曜日

ドライブとBGM(高橋真梨子編)

まずは思い出話から。
大学卒業後就職し、職場の近くのアパートに下宿していた。近くに同じ大学の同級生D君も下宿。
大学時代はそんなに話をしなかったけど、下宿が近くなったことで仲良くなった。
そんなD君から、平日の夜「めし、食いに行こか」と電話がかかってきたり、休みの日に一緒にドライブに連れて行ってもらうことがあった。その時にカーステでよくかかっていたのが「高橋真梨子」だった。

D君のおかげで高橋真梨子を知る。(ペトロ&カプリシャスと高橋真梨子とのつながりを知るのは、もっと後のこと) 今も昔もPOPS系の曲をあまり聞かないが、高橋真梨子はよく聞くし、常に気になる歌手だ。

この前の小春日和にちょっとしたドライブした時、D君のことを思い出し、久しぶりに高橋真梨子のCDを取り出してかけた。「合うね!ドライブのBGMに高橋真梨子はマッチするね!」と、一人ご満悦でハンドルをとって歌いまくる。
今一番のお気に入りは「グランパ」、そして「テンダネス」
特に「テンダネス」はボリュームアップして歌うから、交通事故に注意だね(笑)

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2007年11月29日木曜日

ノヴェンバー・ステップス

11月 (November) も終わろうとしています。
名残りを惜しんで「ノヴェンバー・ステップス」 (November Steps) を取り上げます。

作曲者は武満徹(1930~1996)は世界で最も有名な日本人作曲家。吹奏楽ではなくクラシックの方である。作品の演奏回数もトップだと思う。

その代表作の一つが「ノーヴェンバー・ステップス」(1967)
オーケストラと尺八、琵琶を使っている。
武満の初期から中期にかけての前衛的な作品は、なかなか耳に馴染みにくい。 (初期・中期・後期というのは僕の勝手な分類です、悪しからず)
この曲はメロディらしいメロディがなく、ストーリー性があるようにも思われない。秋が深まって冬に近づくさまを描いているのだろうか・・・ 、的確に形容する言葉が見つからない。
何度も耳を凝らして聞いていると、聞くたびに印象が少しずつ変わっていく。
何かしら曲に惹きつけられながら、一方でなかなか馴染まないもどかしさを感じながら、時折聞いていく曲になっている。
いつになったら、この曲は僕の中に入ってくるのだろう?
それとも曲の中に取り込まれていくのだろう?
という問いかけがある曲です。


けれども、中期から後期の作品は、「美しさ」が僕の心をとらえて離しません。
お気に入りの作品を、このブログでぼちぼち取り上げていきます。

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2007年11月27日火曜日

折り鶴

12月1日(土)に、総合福祉施設N丘で演奏する。
そこで、2年前に編曲した「折り鶴」を再びやることになった。

スコアを眺めて「ああ、簡単」と思わず言ってしまった。我が吹奏楽団に入団して初めてした編曲(記憶に間違いがなければ)で、きわめてシンプルなものになっている。
メロディと伴奏のみで、ほとんどが4分音符、次に八分音符と二分音符、ごくわずかに十六分音符がある程度。対旋律は一切なし。小学生でもこれくらいのことはするという程度だ。

「折り鶴」は、ホッと心を和ませ、少し涙腺を刺激する曲。
2年前障害者が集まるイベントで、みんなが歌う曲といことで編曲依頼があったものだ。


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2007年11月25日日曜日

男の魅力

最近滞っていていた読書が再開した。3つの編曲作業と演奏会の選曲(1次案)で、手一杯だったが、ようやく片がついて余裕ができた。 ふ~

今、司馬遼太郎「燃えよ剣」の下巻を読んでいる。

司馬遼太郎は自分の小節のテーマについて、「男の魅力」(昭和37年4月)という文で、次のように書いている。
私は、作家として、一生、男の魅力とはどんなものかを考えつづけ、私なりに考えた魅力を書き続けようと思っている  (途中略)  私は資料をよむとき、この男の魅力はどこか、と考える。魅力が感じられなければ、どんなにおもしろくても捨ててしまう

こうして選ばれた男達は、すべて勝者や成功者ではない。最終的に敗者になったり、不遇のうちに終わる人もいる。
けれども司馬遼太郎が魅力を感じた男達だ。それを読者が読む。僕も読んでいる。

今は、土方歳三だ。
土方の魅力とは何だろう?それも司馬さんが感じた魅力とは?
ひとつ言えるのは、「ぶれないこと」。目的をしっかり見つめ、どんな状況になっても、ぶれが生じないこと。

このことについて、さらに詳しく書きたいし、その他の魅力もあるが、今は考えが雑然としているので、ある程度まとまったら書こうと思う。

先ほどの続きで、なぜ歴史小説を書くのかの答えになる文がある。
男の魅力は、現代小説では表現できない。現代というのは、男が魅力を喪失した時代だからである

続いて資料を読む楽しみについて述べている。
私は資料を読みながら、ぼうばくとした『時代』を背景にその男の魅力を置いてみせ、美術ずきの者が美術品を鑑賞するような、舌なめずるような楽しさでさまざまに想像する。このたのしみは、病気になろうがどうしようが、やめられるのもではない

『舌なめずるような楽しさ』という表現は、司馬さん独特のものだと思う。
そういった楽しみの中から生まれた小説だからこそ、おもしろいのではないだろうか。
司馬作品を、男の魅力について考えながら読みたいと思う。

りんご

りんごが好きか、なしが好きかで、以前数人の方にコメントいただきました。
なしが多かったですが、りんごは僕一人でした。

この前「新興」という梨が店頭に並んでいました。買ってませんよ(笑)
それよりいっぱい並んでいたのがりんごです。「ジョナゴールド」「サンふじ」と他に違うものもあったかもしれません。
2つ比べると「サンふじ」の方が好きかな・・・

“リンゴをかむと、血がでませんか”というCMがあったけど、ちょっと血がでそうなくらい、かたく引き締まったりんごが好きです。噛んだ時「パリッ」や「ポリッ」に近い音がするくらいがいいです。
中に蜜があるということなしですね。

20代の頃は「王林」(たしかこんな漢字だったと思う)が、好きだったんだけど、最近見ないんです。皮が黄色のりんごです。見かけたら買いますよ。

さあ、りんご派は「りんごが好きだ~」と叫びましょう!

2007年11月23日金曜日

モーリス・ベジャール

モーリス・ベジャール(バレエ振付師)が22日亡くなった。享年80歳。

ベジャールで思い出すのは、映画「愛と哀しみのボレロ」(1981年公開の仏映画)。
映画の内容はすっかり忘れたが、最後の場面で一人の男性ダンサーがラベルの「ボレロ」を踊るところは覚えている。この振付をしたのが、モーリス・ベジャールである。

踊りの場面、曲は最初から最後まで一切のカットなし。小太鼓がピアニッシモでボレロのリズムを刻むところから始まる。
ダンサーがリズムに合わせ、もこもこ小さく動き始める。8+8の16小節で1まとまりの旋律部分と、2小節のリズムのみ奏される部分が1セットになって曲が進んでいく。そのつど演奏する楽器が増え、音量がわずかながら上がっていく。
ダンサーの動きも大きくなり、表情が加えられていく。そして最後の方は情熱的な踊りになる。
その当時、「白鳥の湖」や「ニュー・イヤー・コンサート」のバレエなどの優雅な踊りしか知らなかった僕にとって、衝撃的な踊りだった。25年ほどたつが断片的にでも思い出せるほどだ。ダンサーの顔も覚えている。
この踊りがあったから、モーリス・ベジャールは僕の記憶に残った。

晩秋の色

先ほどまで、ちょっとしたドライヴに行ってきました。

晩秋の色といえば、やはり「紅葉」でしょう。

近場に紅葉の名所はありませんが、遠くの山そして近くの山を見ながらのドライヴはなかなかのものです。
今朝は雨上がりの空とともにさわやかな気分を味わってきました。

2007年11月22日木曜日

パヴァーヌ

ただ今、来年の演奏会へ向けて選曲作業を進めているところ。
思いついた曲、気になる曲など聞きまくっている。
楽譜出版社の楽譜リストや我が吹奏楽団所有の楽譜リストなど、何回も見ている。もう数えきれないくらい見ている。

その中で目についたのが、フォーレの「パヴァーヌ」
吹奏楽に編曲した楽譜があるのだ。
先日、フォーレの「ノクターン」(夜想曲)を取り上げたばかりだと思うが、この曲名が僕の目に飛び込んできた。
初めて聞いたのは合唱付きでの演奏。その後「マスクとベルガマスク」という管弦楽曲の一つとして聞いた。
ABA’の3部形式でできている。AやA’は、なんとも言えない美しいメロディー、天上に昇るかと思うほどの雰囲気を持つ。中間部は、激しい部分と穏やかな部分とが入れ替わりながら進む。A’に戻るとなんとも言えずほっとした気分になる。終わり方も美しい。

僕の持っているCDは
ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・キャピトル管弦楽団(オーケストラのみの演奏)
小澤征爾指揮ボストン響(合唱とオーケストラの演奏)

プスタ

ヤン・ヴァン・デル・ロースト作曲「プスタ」
彼の傑作のひとつで、演奏回数も多いのではないかと思う。
我が吹奏楽団も以前演奏したが、僕の入団前だったので、演奏に参加していない。

プスタというのは、大平原なんですね。知りませんでした。

ballade4fmollさんのブログ「赤・白・緑 ハンガリー」
http://ballade.exblog.jp/

に写真が載っています。(11月20日の記事)

この写真を見ながら、また頭に思い浮かべながら聞くと、曲の味わいも深くなると思います。


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2007年11月21日水曜日

新田次郎

今朝の新聞で知ったこと。
ベストセラーとなった「国家の品格」の著者、藤原正彦の父は新田次郎、母は藤原てい。
母の方は知っていたが、父が新田次郎とは知らなかった。恥ずかしいことだ。

新田次郎(1912~1980)の著作は、中学か高校の時に「武田信玄」を読んだ。読み応えのある本で、僕の武田信玄のイメージの原型になっていると思う。
「武田勝頼」は読んでいない。「新田義貞」は読んだような気がするが・・・
他の小説は読んでいない。


余談だが、NHK大河ドラマはここ何年も、いやそれ以上見ていない。
先週か先々週か忘れたが、チャンネルを回すと、たまたま“桶狭間の戦い”に関するところをやっていた。
何とはなしに見ていたが、山本勘助が今川義元を訪ね、桶狭間は通らないようにと言った。
これは義元の性格を考え、巧みに誘導したことで、こういう言い方をすれば桶狭間を通るだろうと考えての行動だった。
そんな場面をやっていたが、史実に基づくものだろうか?
原作者又は脚本家のでっち上げか?

実際に勘助が義元を訪ねたのだろうか?仮にそうであったとしても、それにうかうかと乗せられるほど義元は暗愚か?
首をひねってしまった。

サウジアラビア戦

今夜、サッカー・北京オリンピックアジア最終予選がある。
サウジアラビアに勝つか引き分けでアジア代表に決まる。

オシム監督の後任人事が動き出しているようだ。
オシムにものすごく期待していただけに、脳梗塞で倒れたのには、すごくショックを受けた。
復帰は難しいだろうから、後任を探すのはいたしかたないこと。

2007年11月20日火曜日

フォーレ「ノクターン」

ノクターン続きで、今日はフォーレの「ノクターン」

フォーレ(1845~1925)はフランスの作曲家、雑な言い方をするとサン=サーンスの弟子で、ラベルの先生になる人。
彼の作品で有名なのは「レクイエム」と「シシリエンヌ」あたりだろうか。
僕の大好きな作曲家の一人だが、知名度がいまいちなのが残念なところ。

「ノクターン」は「夜想曲」と訳される。フォーレの生涯に渡って書き続けられ、全部で13曲になる。
前回からの続きでいうと、秋の夜長に聞く音楽にふさわしいと思う。(しかし、今日も寒い。秋はもう終わりそうですね(苦笑))
時に激しくなることもあるが、おおむね心静かに音楽に浸らせてくれる。

フォーレは、聞けば聞くほど心にしみてくる音楽を書く人だと思う。
ここ1ヶ月ほど、ショパンのノクターンと合わせてよく聞いている。ショパンもフォーレも美しい音楽を書いているが、「美しさ」でも違いがある。
どう表現していいのだろうか・・・
フォーレには、「品」があるというか、「気品」があるような・・・

適切な言葉があれば、読者のみなさん、教えて下さい。

2007年11月19日月曜日

ノクターン

10月13日「秋の夜長」に聞く音楽の記事に、すけさんから「ショパンのノクターン」がいいとコメントをいただきました。
それから、もう何年も聞いていないショパンのCDを引っ張り出してきました。
久しぶりに聞くショパン。いいものですね。その日以来、何日も続けて聞き、少し間をあけぼちぼち聞いています。
僕の持っているショパンのCDは、たったの5枚。クラシックファンからみると、僕がどれくらいショパンが好きかがわかりますね(笑)
5枚ともルビンシュタインのピアノで、10年ぐらい前(?)の購入です。
ノクターンは全19曲あって、CD2枚に収まっています。

1番から順に聞いていますが、初期のころの作品は時に甘く、時に切ない。センチに響くときもありますが、押しつけがましくないところがいいです。2番は有名な曲だと思いますが、美しいメロディで魅了します。10番代後半は、心落ち着かせてくれる曲があります。


今朝は寒い、冬は目の前です。


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2007年11月18日日曜日

K小学校(2)

今日、K小学校で演奏しました。
団員の皆様、お疲れ様でした。

体育館で演奏したわけだが、今日はリハ会場(理科室?)と本番は別の場所。本番会場で全く音を出していないため、どんな響きになるかわからず、演奏を開始。1曲目の最初の音が出る。「わーん」と響き過ぎの音。
屋外だったり、音がすかすか抜けて全然響かない場所も困るが、響き過ぎるのも困る。どちらも周りの音が聞こえないのだ。(聞こえないと表現するが、奏者の感覚は全然違う)

だけど、曲によっては都合がいい場合もある。「ホール・ニュー・ワールド」「誰も寝てはならぬ」「テルーの唄」のように、よく響いてくれた方が雰囲気がでる。

ちょっと難癖をつけたが、全体として楽しく演奏ができました。
団長の司会もばっちり。最近円熟味をましてきました。

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2007年11月17日土曜日

オシム倒れる

オシム監督、急性脳梗塞で倒れる。(16日午前2時ごろ)

えらいこっちゃ・・・

2007年11月16日金曜日

マントヴァーニ

我が吹奏楽団のM君に、来年の演奏会の選曲に役立てて下さいと、数枚のCDを貸してもらった。その中に、マントヴァーニの名前を見つけた。

懐かしいな!大好きだったんだ。

彼の代名詞ともいえる「カスケーティング・サウンド」または「カスケーティング・ストリングス」とも言われるが、弦楽器がエコーをきかしたような響きを奏でる。弦楽器のハーモニーが、ゴージャスで高級ホテルや高級レストランにいるような雰囲気をかもし出す。

もうたまらない、しびれる!

このCDでカスケーティン・サウンドが堪能できるのは、「魅惑の宵」「シャルメール」「グリーンスリーヴス」「ムーラン・ルージュ」あたりかな。
今、リピートして何回も聞いています。

K小学校

18日(日)はK小学校での演奏。
一昨日あたりから寒くなってきた。当日ガチガチと震えながらしたくないので、あまり寒くないように願っている。(体育館は寒いから、ストーブをガンガンたいて下さい・・・と一人叫ぶ・・・)

校歌の編曲はほんの少し修正した。主旋律がしっかり聞こえてきているので、ちょっと安心かな。
ピアノが弾けないので(○十年前にバイエル終了程度でその後進歩なし)、音を出して確かめることができない。楽譜作成ソフトなら音を確かめることもできるのだが、これも使ったことがない。もっぱら頭の中でイメージしながら編曲している。
ここはこんな感じになるだろうと、我が楽団のメンバーが吹いているのを頭に浮かべながら、音符を書いている。
バランスも考えているんだが、主旋律が聞こえなかったり、音がゴチャゴチャしていると、眉間にしわが入りそうになる。
伴奏と主旋律の関係、対旋律と主旋律の絡みのところで、思った以上の音がでてくると、思わずニンマリしてくる。ちょっと不謹慎なので、笑いをかみころしながら指揮している。

今回久々にする曲が2つ。
「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ『トゥーランドット』より)は、6月の演奏会以来にする曲。何回やってもいい曲だね!
「ホール・ニュー・ワールド」は、4年前の吹奏楽フェスティバルで演奏した。
メロディがきれいだし、編曲がすごくいい。テンポの変化をきちっとやりたいし、音色の違いや強弱をうまく使って雰囲気を出したい。

当日演奏する曲を3つも書いたけど、ネタばれしないよな・・・、PTA会長のMには、このブログのURLを教えておいたけど、忙しくて見る暇がないと言ってたから大丈夫だろう・・・



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2007年11月14日水曜日

24Ⅵ

「24」は昨年の今頃から、シーズンⅠを見始めた。
ハラハラドキドキのストーリーに引き込まれ、レンタルビデオで借りに借りまくって、春にはシーズンⅤまで見てしまった。7月から始まったシーズンⅥは、3巻ずつのレンタルになっていて、あと少しで全巻を見終わるところまできている。

Ⅰを見ている時と今とでは、僕自身の見方が変わってきている。
Ⅵで思うのは、テロというのはアメリカにとって、きわめて今日的問題であること。
アメリカ国内のアラブ系の人たちの人種差別や宗教の問題。
ロシア、中国との軍事機密の問題。
組織内の人間関係。
トップのあり方etc

思いつくだけでもこれだけのテーマがドラマのストーリーの中に埋め込まれている。
テロ事件と犯人グループを追いかけ逮捕するだけの単純な話でない。かなり奥の深いドラマだと思う。
もう一度見て分析してみるとおもしろいと思う。

アジア王者

野球のアジア王者は中日。
サッカーのアジア王者は今夜決まる。
  <浦和レッズVSセパハン>

野球は、日本のチームとしての3連覇がかかっていたので、かなりプレッシャーがかかったらしい。
サッカーは、今まで日本のクラブチームがアジア王者になったことがないこで、初快挙となるかどうかである。

バレーは今日から強国ばかりと当たる3連戦、かなりハードな戦いになると思うが、3位以内に入って北京オリンピックの出場権を獲得してほしい。

2007年11月12日月曜日

編曲(5)

編曲の最高傑作は何だろう?

僕の少ない知識の中では、「展覧会の絵」だ。
ムソルグスキーがピアノ曲として書いたこの曲を、ラベルが管弦楽用に編曲したもの。
これが一番ではないかと・・・

僕はピアノ演奏とオーケルトラ演奏と両方入ったCDを持っている。
ピアノ版は、アナトール・ウゴルスキのピアノ
管弦楽版は、アバド指揮のベルリン・フィルの演奏

聞き比べてみるとおもしろい。
僕自身ラベル編曲のオーケストラ版から聞き、それになじんでいたので、ピアノ演奏が新鮮に聞こえる。またオーケストラでは、こういう音がなっているけれども、ピアノではこんな音をしているといった発見ができる。
逆に、ピアノのこの部分をこんな編曲をしている、というのを知るとおもしろい。
まだ軽い聞き比べしかしていないが、細かく聞きだすと、一杯でてくるのではないだろうか、ちょうど宝探しのように。

さてこの曲、我が吹奏楽団が、一昨年の演奏会にオープニングとして、プロムナードだけを演奏した。
これは吹奏楽編曲版(ラベルの編曲ではありません)によるものである。

すこしばかり懐かしい。



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編曲(4)

「シューマンみたいだ」

K小学校校歌の編曲を、練習で実際に音を出してみての感想。
ちょっと失敗。凝りすぎの部分があると思った。

シューマンは、必要以上に音譜を書き過ぎるため、音が濁ったりゴチャゴチャしているらしい。
(僕自身シューマンをほとんど聞かないので、勝手に作ったシューマンのイメージで書いています)

このシューマンのオーケストレーションの特徴を初めて聞いたのは、高校の時だったと思うが、日曜日の朝「オーケストラがやってきた」という番組でだ。山本直純さんが司会していた楽しい番組だった。
そこで、シューマンの交響曲第1番(だったと思う)を例にあげ、1つ1つのパートに音を出させ、「このパートはこんな音」「こちらはこういう音」というように説明し、「じゃあ、これを全体でやってみます」と言って合奏した音を聞かせてくれた。
そして、シューマンはいっぱい音符を書き過ぎて、必要以上に音があると言っていた。

校歌の編曲はそんな感じになっているんだと考えている。
若干の修正が必要だ。


ここで思うに、楽譜を書いてすぐ音になり、確かめられるというのは、そうあることではない。
楽譜作成ソフトは、そういう機能があるらしいが、僕は使ったことがない。
でも吹奏楽の生の音で確かめられるのは、幸せなことだと思う。


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2007年11月11日日曜日

4ヶ月

ブログを始めて、4ヶ月になりました。

どれくらいの方が読んでおられるかわかりませんが、来訪ありがとうございます。

コメント投稿していただいた方へ
感謝です。
コメントを読むのが楽しみであり、書き続けていける原動力になっています。
今後ともよろしくお願いします。

2007年11月10日土曜日

サン=サーンス「オルガン」

正式名は、交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」
この2楽章について
爆笑問題が出ているCMで流れているから、聞けば「ああ、これ」とわかる人は多いと思う。
ここでは、原曲のオーケストラ演奏ではないものを取り上げます。

ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2007」 より
この曲を、ブラス・バンド・ヴィレブルーク(指揮:フランス・ヴィオレット)が演奏している。

ここで、用語の説明を
「ブラスバンド」とは、金管楽器と打楽器による演奏団体 (木管楽器を含まない)
「吹奏楽」「ウィンドバンド」とは、木管楽器、金管楽器、打楽器等による演奏団体 

さてこの「オルガン付き」を、金管と打楽器そしてオルガンで演奏している。
無茶苦茶うまいし、熱い演奏。
響きが金管のみだからオルガンっぽい音になる。弦や木管がない方がいいのではないかと思うほどだ。
クラシック・ファンの方には、「ブルックナーの交響曲における、金管楽器のオルガンのような響き」という言い方がぴったりくるかもしれない。

クラシックから吹奏楽への編曲は、いまいちという感じが多いけど、これは原曲を上回るのではないかと思った。

我が吹奏楽団のYさんに紹介してもらいました。他の曲はぼちぼち書いていきます。


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2007年11月9日金曜日

世間は狭い

18日(日)K小学校で演奏するが、K小学校の関係者と我が吹奏楽団のメンバーに、いくらかの関係がある。
・ 校長は、我が楽団の団長の小学校の時の担任。

・ 教頭は、僕が小学校(母校)へ教育実習へ行った時の担当教諭。

・ 今年のPTA会長のMは、僕と同じ大学で学部も学科も同じ。さらに1回生の時、寮に入っていたが、Mは僕の隣の部屋だった。
それからMは、団長の奥様や我が楽団のSさんと同じ職場。

世間は狭い。

2007年11月8日木曜日

エキシビション

我が吹奏楽団の皆様、ドキッとしましたか?
全然違う話題です。フィギュアスケートの「エキシビション」です。

月曜日の夜TVで、浅田と中野のエキシビションを見た。編集してあったので、全部通して見られなかったのが残念であるが、ここで自分の好みを再確認した。

僕は、ショートプラグラムやフリーよりエキシビションが好きだということ。

前2者の方は、採点があって順位を競うため、点をとるための演出があり、演技は緊張のためミスがあったりする。またジャンプに重きが置かれたりする。
僕は、トリプルアクセルが跳べたからとか、連続ジャンプが上手くいったということに、あまり気がいかない。それからジャンプに入る前、態勢を整えるために動きが止まるが、あの「間」が好きになれない。(体操の床の場合も同じ)

それに比べ「エキシビション」は、選手に余分な緊張はないし、ミスもない。(細かいところは知らないが) ジャンプに重きが置かれることもない。なによりも「優雅さ」や「美しさ」が中心になる。

この「美しさ」が中心になったフィギュアが好きなのだ。

 

2007年11月7日水曜日

演奏の違い

演奏者によって、曲は違って聞こえる。

クラシックの場合、違いがあるからおもしろい。
一つの名曲に、何枚、何十枚というCDがある。
たとえば、同じ曲を同じ指揮者が振っても、年齢の違い、オーケストラの違いや録音その他によって、演奏が変わる。
同じオーケストラでも、指揮者が変わるとガラッと変わる。(基本的なオケの特徴は変わらないのだけど)

だから、聞き比べるとおもしろい。

人によっては、お気に入り曲にCDが十枚超えることもあるだろう。
聞き方として、この前はカラヤンを聞いたから、今日はバーンスタインにしようということもあるだろう。
逆に聞き比べて、一番のお気に入りを何回も聞くこともあるだろう。

そして名曲の場合、どんな下手な演奏をしても、曲の評価は揺るがない。演奏者が酷評されるだけだ。

だけど、吹奏楽の場合は少し違うと思う。
初演の演奏やCD初録音の演奏の質によって、曲の評価や後々の演奏回数が違うってくるような気がする。(曲や演奏によって、影響の大きさに違いがあるだろう。ほとんど影響なしというのもあると思う)

すでに吹奏楽の名曲としての位置を築いている、ホルストの「第1組曲」や、リードの「アルメニアン・ダンス」などは別の話だ。
最新のものから、ここ5年とか10年内に作品で、知名度が低い作曲家であったり、人気がある作曲家であっても、聞く人が初めての場合、これが当てはまるような気がする。

どうだろう?


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2007年11月6日火曜日

編曲(3)

ただ今、K小学校の校歌を編曲中。
今週の練習には何とか間に合わせなければならない。
ここのところ、年に数曲編曲しているが、その多くは校歌である。

校歌というのは、どこも似たようなパターンがある。(歌詞は編曲に関係ないので見ません。)
簡単に言うと、メロディーラインと和音である。和音はⅠ(ドミソ)、Ⅳ(ファラド)、Ⅴ(ソシレ)またはⅤ(ソシレファ)を使うシンプルなもの。時々「おっ」と思うような和音が使ってあるものもある。

これをシンプルに編曲すれば、平々凡々な曲になっておもしろくない。なにかしらおもしろいものにしようと思って、変化をつけたくなる。ちょっとしたこだわりだが、そのために作業が遅れてしまう。

さながら、原稿締め切りを間近に迫られた作家のように。
と夢想してみるが、そんなカッコいいものかと一人でつっこみをいれる ・ ・ ・ ・・・・(寂)

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2007年11月5日月曜日

聞き方の違い

僕は吹奏楽大好き。クラシックも大好き。
両者に優劣はありません。
でも聞き方に違いがあります。

クラシックはもっぱら鑑賞用。
その時々で聞きたい曲を聞いたり、いろんなブログで紹介されている曲を取り出して聞きます。

ブログ紹介の場合は、僕にとって効用があります。(薬ではないですよ) 
紹介されて久しぶりに聞く曲が結構あるんです。何年も聞いていなくて、今聞かなければ、そのまま聞かずに何年も取り出されることがないと予想されるCDが聞けるんです。ありがたいことです。

吹奏楽は鑑賞用でもあり、演奏会用の曲捜しでもあります。
初めて聞くCDの場合は、曲捜しのウェートの方が高いような気がします。
気に入った曲があると、我が吹奏楽団でできるかどうかを考え、グレード(演奏難度)等を調べます。
そして、僕の『演奏したい曲リスト』に入れていきます。

何回も聞いた後、お気に入り曲やお気に入りCDは、鑑賞用になります。

余談ですが、吹奏楽曲はたくさんあって、僕の知らない曲がいっぱいあります。知らない曲をいっぱい聞きたいと常々思っていたところ、11月1日の記事で紹介したダウンロードサイトで、「デ・ハスケ社の音源200タイトル」が平日毎日更新で音源配信されました。

「バベルの塔」 をダウンロードしました。

一番の注目曲は酒井格「湖の畔で」 、そして「七五三」 (七五三については10月17日の記事を見て下さい)
酒井さんの曲は、みんな好き。(10曲ほどしか知らないので大きな顔はできないんだけど・・・)
「湖の畔で」は、他の曲とは何か違う。深いところへ引き込まれていくような感じがする。

それから、田中久美子「アンダルシア」
田中さんの曲は、これと「青銅のイノシシ」しか知らないんだけど、メロディラインが僕好み!

今日の配信は「Made In Japan」ですが、CDで持っているのでダウンロードしません。

さてさてダウンロードですが、お金がかかります。
1曲300円~450円で、CD1枚だと1800円です。200枚分全部購入すると36万円になります。我が小遣いは破産です。
相当絞り込まなければなりません。悩ましい日々が続きそうです(笑)

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小沢代表

政治関連のことは1回きりだと書いたのに、今回も禁を破って書きます。
安倍総理辞任にはビックリしたけれど、今度の小沢代表の辞意表明もビックリした。
福田総理との党首会談からの一連の動きだから、余計に驚きが大きい。

安倍さんの場合は単純な感じがするけど、小沢さんは何を考えているかわからないところがある。
そのままスパッと辞めてしまうのか。
うがった見方をすれば、大勝負の一手かもしれないと。

影響の大きさは、安倍さん以上のような気がする。

2007年11月3日土曜日

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (正岡子規)

我が家の庭に柿の木があります。僕が生まれたときにはすでにあったと思います。
毎年柿がなりますが(たまに不作でならない年もあります)、今年は少しだけなりました。

店で買うのでありませんから、実のかたいうちに食べることができます。

“かりっ”とした食感が好きです。

柔らかくなってくるとだめですね。

熟柿になると、もうまったくだめです。
もったいないから食べますけどね(苦笑)

2007年11月2日金曜日

町の文化祭

明日は「文化の日」、町の文化祭があります。
我が吹奏楽団は毎年演奏しています。

明日は、午前から夕方にかけて、町内のサークルや会などの発表があります。吹奏楽は近隣の中学校2校と我が楽団の3団体。持ち時間各15分です。

ガンバリまっす。そして楽しくやりまっしょう!

日本シリーズ(2)

10月23日の記事でした予想、見事にはずれました(笑)

今年の日本シリーズ、スポーツニュースでしか見ていませんが、いまいち盛り上がりに欠けたような感じです。日本ハムの打線が見事に抑えられたことが大きな原因かな・・・と勝手に思っています。

まあ、それにしても中日優勝おめでとうございます。


それよりも、オリンピック予選が気になります。
サッカー、バレー、野球など「○○ジャパン」の試合は、真剣になってしまいます。

星野ジャパン、ガンバレ!

2007年11月1日木曜日

バベルの塔

11月になりました。
吹奏楽専門ミュージックダウンロードサイトで
http://www.www-musicdownloadstore.com/fs/main/default.asp

デ・ハスケ社の名作CDの数々がミュージック・ダウンロード・ストアより配信スタートします。
日替わりなので一日も見逃せません。

今日は「バベルの塔」です。(名古屋芸術大学ウィンドオーケストラの演奏)


同じアルバム名のCDがあります。(秋山和慶指揮大阪市音楽団)
このCDは、「レコード芸術」というクラシック雑誌のCD、DVD演奏批評に出ていました。
レコード芸術は、表紙に『1973年8月2日第3種郵便物認可』とあるので、1973年から続いている(?)のかな・・・ 僕がクラシックが好きになったときには、書店にならんでいた雑誌です。僕のイメージとしては、格式高いクラシック雑誌なんです。
この7月号を、ロストロポーヴィッチ(チェロ奏者、今年4月27日死去)の追悼記事があったので買い、ぱらぱらとページをめくっていくと、新譜月評〔管弦楽〕の最初の記事に、「バベルの塔」が取り上げてあったんです!
3年前に買ったレコ芸には、吹奏楽CDは取り上げられていませんでした。

なんとレコ芸に、吹奏楽CD!

すごい驚きでした。


このCDに入っている注目曲は(僕の個人的趣味で)
広瀬勇人「バベルの塔」
樽屋雅徳「マゼランの未知なる大陸への挑戦」
酒井格編曲のR.シュトラウス「ばらの騎士」組曲

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