2009年8月30日日曜日

黄緑に

稲刈りのシーズンが近づいてきました。

今年の実り具合はどんなものでしょうか?
今年は梅雨が長く晴天が少なかったから、不作になるのかなと思っています。

さて、田んぼは稲の穂の色が勝ってきました。葉が緑から黄緑あたりの色で、穂が黄色というか若々しい黄土色(?)です。

日に日に穂の色が濃くなって、夏の間緑であったのが、秋になって黄緑になります。これからはさらに黄色っぽくなるでしょう。

2009年8月29日土曜日

F小学校

9月13日にF小学校で演奏します。

それに向けて新曲を3つ練習しています。

は、前半はまずまずの編曲なんですが、後半の和音がなんともいえないものがあります。“不協和音炸裂”ということにしておきましょう。

この汚い響きは何だ!と演奏を止めたくなります。耳をつんざく不協和音・・・、もう不快そのものです。こういう時は編曲者に文句が言いたくなりますね(苦笑)

不協和音をいかに美しく響かせるかが大切と思ってはみるのですが、その為に費やす練習時間があまりないので、楽譜に手を入れて幾分か緩和させる等の対策をとるか、思い切ってカットするか、他に何かいい方法はないかと頭の中がぐるぐる回っています。

それから、毎度の如く校歌の編曲をしています。
自分としては、いろいろと変化のある面白い編曲がしたいといつも思っています。

・・・が、今回はいいアイデアが浮かんできません。校歌のメロディによって、編曲のアイデアの出方が違うのかなと思ってみたり、それとも単なる僕のアイデアの枯渇なのか。まあいずれにしろ苦闘中であることは間違いありません。来週の練習に間に合うのでしょうか・・・

今日と明日頑張りたいと思います。

さっき「苦闘中」と書きましたが、校歌の編曲はそれなりに楽しく充実した時間になっているんですよ(笑)

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2009年8月28日金曜日

選挙

総選挙が間近に迫りました。

スマイルズは『自助論』の中で、「政治とは、国民の考えや行動の反映にすぎない

国民全体の質がその国の政治の質を決定するのだ

立派な国民がいれば政治も立派なものになり、国民が無知と腐敗から抜け出せなければ劣悪な政治が幅をきかす」 (P13)

これらは、衆議院または参議院選挙の前に必ずといっていいほど思い出す言葉です。


今回はマニフェストが前面に出てきたことはいいことだと思います。ただ、なんとなくではありますが、まだ未熟という感じがします。今後選挙を繰り返していくことで成熟したものになっていくと勝手に想像しています。

でも、4年前が「郵政民営化」一色だったことを思えば、格段の進歩ではないかと思います。
前回は大役者小泉 純一郎が作り出したムードが支配した選挙という印象を持っていますが、今回はマニフェストの比重が大きくなったとはいえ、「政権交代」というムードの占める割合が大きいような気がします。

4年後はムードではなくマニフェストをもとに冷静に判断する選挙になっている・・・、と思いたいですね。

しかし4年後という保証は何もありません。2年後または3年後かもしれません。政界再編が起こって、勢力図が様変わりした選挙になっているかもしれません。政治の世界は、一寸先は闇と言われますから、1年後もどうなっているかわからないという気もします。


年に1回あるかないかの政治ネタでした。明後日はしっかりと考えた一票を投じたいと思います。

2009年8月27日木曜日

現田さん

昨日の続きです。

N響ホットコンサートで指揮をしていたのが現田さんでした。
愛読ブログで時折名前が出てくるので、どんな人なのだろうかと興味を持っていました。23日(日)初めてブラウン管を通して見ました。

現田さんの指揮は「実に見やすい指揮」でした。僕が奏者であれば吹きやすいし、合奏もしやすい指揮でした。打点がハッキリしていて見やすいのです。余分な動きや変な癖がない感じがしました。

「いいお手本になる」ので録画して・・・と思ったのは番組が終わってからでした(苦笑)

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2009年8月26日水曜日

ホルスト/第2組曲

日曜日のN響アワーで放送された、ホルスト作曲「吹奏楽のための組曲第2番」。

久しぶりに聞いたけど、やっぱりいい曲だ。ホルストというと「惑星」がダントツに有名だけれども、吹奏楽用の作品も書いていて、それがいい曲ぞろいなのだ。

吹奏楽のための組曲は2曲あって、どちらかというと第1組曲の方が有名で、演奏回数が多いかもしれない。(数年前のN響アワーでも放送されたし、佐渡裕/シエナ・ウィンドオーケストラの演奏も放送されていた)

第2組曲の特徴はイギリス各地の民謡を主題にしていること。以下の4曲から成っている。
 1曲目 「行進曲」
 2曲目 「無言歌」
 3曲目 「鍛冶屋の歌」
 4曲目 「ダーガスンの幻想曲」

すべてに民謡を題材にしているので、これがイギリスの香りなのだろうかと思っている。ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」を5年ほど?前に演奏したことがあるが、この曲に近い雰囲気を感じた。どちらも民謡を題材にしているから、イギリス民謡の世界の一端を感じることができる。
民謡を主題としていてもそれだけに終わらず、見事な曲にしているのはホルストの手腕のなせるところだ。

第1組曲は数年前の吹奏楽フェスティバルで演奏したが、第2組曲もいずれ演奏したい曲だ。日曜日の放送を聞いて改めてそう思った。

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2009年8月25日火曜日

地蔵盆


地蔵盆というのは全国的なものだろうか?

我が田舎では8月23日が地蔵盆の日で、隣近所や子供達がワイワイとやる日になっている。

でも10年それ以上前かもしれないが、大人の仕事の都合に合わせ、土曜日にしたり日曜日にやっているところがある。

2009年8月24日月曜日

2.85m

久しぶりの更新です。前回の41歩の続きです。

昨日の新聞に40. 92歩とありました。

何のことかというと、ボルトが世界新を出した時の100mの歩数です。
41歩は誰かが実際に数えた数字の又聞きですが、新聞に出ていた40.92歩はきちんと計測したものでしょう。でも少数の “.92” というのはどういう計算で出したのでしょうか? ゴールをきった時は41歩目の着地直前というのはわかりますが、細かい数字の根拠は何?と聞いてみたくなります。

それはさておき、この歩数で100mを駆け抜けましたが、1歩あたりのスライドは平均2.44m。

最後20mのスライドは、平均2.85mと書かれていました。

一歩が2.85mというのが信じられません。
もう何年も運動らしい運動をしていない僕が、今、走り幅跳びをしたら3mも跳べないでしょう。ボルトの1歩と同じくらいになるのではないでしょうか。

自分とボルトを比べることは愚かなことですが、スライドのあまりの長さに驚いています。

2009年8月21日金曜日

41歩

41歩

さて、何でしょう?

2009年8月20日木曜日

合宿見学

某高校吹奏楽部の合宿を見学させていただきました。

勉強になります。


今週はバタバタと忙しいので・・・、このあたりで(苦笑)

2009年8月17日月曜日

さあ、仕事

盆休みが終わりました。

盆前に物の大移動をしたのですが、今日はそれを整理しつつ始動しなければなりません。

それが終わってから本格的に仕事です。

2009年8月16日日曜日

定演

昨日は近隣高校の吹奏楽部定期演奏会でした。

十分楽しませていただきました。
準備の手違いでとんだハプニングがありましたが、「生だからそういうこともあろう」と意に介しません。

僕は高校生の演奏が大好きです。
以前に書いたことがありますが、僕は技術的なことには無頓着なほうで、それよりも真剣で、心のこもった演奏が好きです。

よく知っている高校生が数人出ていました。しかも3年生です。よく頑張ったなと思います。心から拍手を送りたいと思います。

それから 樽屋雅徳 作曲 「ペドロの奇跡の夜」 は素晴らしかった!

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2009年8月14日金曜日

平板な演奏


「人を魅了する演奏」 (紙谷一衞 著 ) のなかに日本人が平板な演奏をしてしまうのは、日本語の特徴が大きく影響しているといった内容のことを書いていた。

ヨーロッパの言語は単語にアクセントがあり、単語が連なって文になったとき強弱や抑揚がある。
一方日本語は、単語なり文に強弱や抑揚が乏しく、のっぺりとしたものになっている。
これはいい悪いではなく、そういう特性があるということだ。

それが西洋音楽(クラシックに限らない)の演奏をするときに、無意識のうちに反映されている。

筆者によると、日本語それぞれの音同価値に扱っている。

これが、日本語を母語としている日本人は、『楽譜を読む時にどの音符も同等に読むことにつながっていきます』 (P120)
そうやって演奏されたものが平板なものになってしまう。筆者はさらに言う、

これが西洋音楽では誤りなのです。同じ音符が並んでいても、それぞれ強弱や音色が異なるのですが、楽譜にそれらしい記載がありません。』 (P120)

これは僕が今後意識していかなければならないことだと思う。(常に意識していけるかどうか、かなり不安だが・・・)


今日の記事を書こうと思ったのは、久しぶりのお経を聞いたから。お盆は棚行や施餓鬼でお経を聞く。
お経はほとんどが1拍1音(たまに1拍2音がある)で、強弱なく抑揚もなく続いていく。木魚も同じリズムで強弱なく続いていく。

ここから「平板な演奏」ということに連想が広がりました。

もしお経が強弱がついて、抑揚があり、リズミカルだったら・・・、違和感だらけで、もう大変なことになってしまう(笑)

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2009年8月13日木曜日

桂枝雀

1939年8月13日は、桂枝雀の誕生日。

今日は生誕70年になる。ああ、生きていればなァ・・・、どれほど素晴らしい落語を聞かせてくれたろうかと思う。

今はDVDで見られるが、生にはかなわない。
寄席は5回ほど聞いた(そして見た)。学生の頃、京都府立文化芸術会館で数回、社会人になってからは大阪にサンケイホールと我が田舎に1度来たときに。
客を引き込み、箸がころげても笑ってしまいそうな雰囲気にしてしまうのがすごかった。


さて、明後日は近くの高校の吹奏楽部定期演奏会があります。
なんとか聞きにいけるように調整中です。

2009年8月12日水曜日

直江兼続

NHK大河ドラマ「天地人」は、あまりにも脚色がひどく見ていられなくなりました。もう5月ぐらいから見ていないでしょう。

脚本家や演出家は確信犯的にやっているのか?歴史を知らずにやっているのか?
僕は後者のように思います。ゆがめ方があまりにもひどいです。

「直江兼続」の名前は以前から知っていましたが、直江について書いた本は「密謀」(藤沢 周平著)を10年ぐらい前?に読んだくらいで、それ以上の知識はありません。

僕は「ナンバー2」に関心があるので今回、

外川淳 著 「直江兼続 戦国史上最強のナンバー2」 を購入し読んでみました。  

ナンバー2のあり方について学ぼうと思って読んだ場合は不満が残りますが、上杉家の最高のナンバー2であった直江兼続その人を知るという点ではいい本ではないかと思います。

「自分なりの仮説を立てて、材料とした文献史料などを具体的に示しながら、大胆に推理を加えてみました」(P5)と著者は述べています。
たしかに驚くような解釈もありますが、それはしっかりと史料に基づいて考えられたものと感じられ、根拠のハッキリしない無茶苦茶な「天地人」の脚本とは大違いであると思いました。

著者の直江兼続の実像に迫ろうという良心的な態度を感じ、好感の持てる本だと思いました。

2009年8月10日月曜日

うまくなった

母校吹奏楽部は年々うまくなっていますね。僕は指揮者をしている先生の実力アップのおかげと思っています。

先日、指揮者の実力以上の演奏力はつかないといった内容を書きましたが、まさにそうだなと思いました。今後に期待です。

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2009年8月9日日曜日

学生達が来てくれる

今日が母校吹奏楽部の定期演奏会。

昨日のOB合同練習では大学生が来てくれました。毎年のことだけど、これが嬉しい。 大学の楽器を借りて、こうして駆けつけてくれるのです。

今日の午後からはさらに増えるのかなと期待を抱いています。演奏参加はできなくても聞きに来てくれる学生達がいます。(すでに数人の名前を聞いている)
母校を思い、後輩達を思ってくれるのが嬉しいんです。

さて、演奏曲は「崖の上のポニョ」「ABBA GOLD」です。今年は合同練習をする回数が少なく、昨日と今日の午後の2回しかできません。仕上がりのことを考えると「あまり期待しないで聞いてください」と言いたくなりますが・・・。午後のリハーサルの2時間でできるだけのことはしたいと思っています。


OBとの合同演奏に、僕が指揮者をするようになったのが2002年。

今年で8回目、 僕個人としては積み上げてきた8回という思いがあります。

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2009年8月8日土曜日

メロン、桃


僕は果物が好き。

夏のものでいけば、メロンそして桃。

いつもある方からいただいている。今年もそうだ。ありがたいことです。

年に1,2回だから余計においしい。

でも今年は桃が歯ごたえのある桃でした。もう少し待って、やわらかく甘くなってから食べればよかった・・・
年1回のことだから、その失敗?が悔やまれる(苦笑)

2009年8月7日金曜日

定期演奏会

我が母校が、吹奏楽コンクール地方大会で金賞を受賞しました。

凄いことです!

コンクールに出始めてまだ10年もたっていませんが、初の快挙です。


ところで、9日(日)夜、我が母校吹奏楽部の定期演奏会があります。
OBとの合同演奏があり、僕も出演します。

何を吹くかって・・・?   楽器は一切できません(苦笑) 棒を振り回すしかないんです。

明日の午後練習があり、明後日午後リハーサル、夜が本番。

毎年楽しみにしているんです。 頑張りますよ!!

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2009年8月6日木曜日

田園

お隣の吹奏楽団(三役その他役員の方々)との交流会があります。
人見知りなので緊張しています。

一昨日の「農民の家族」からイメージ繋がりで「田園」を聞きました。
田園というタイトルのつく曲名はいくつかありますが、ここではベートーヴェンの交響曲第6番のことです。

カラヤン/ベルリン・フィル(1961~1962年録音)とクリュイタンス/ベルリン・フィル(1960年録音)を聞き比べてみました。

ブログを始めて2年と1ヶ月になろうとしていますが、多くのブログを読み、聞き比べをすることが面白いことを知りました。そしてネットを通して廉価盤を買うことを覚え、知らぬ間にCDが増え(増殖に近いですが・・・)、これまで1曲1枚が普通だったのが、1曲数枚になりました。そして実際に聞き比べする環境が整いました。
1曲を1枚のCDで愛しんで何回も聴くというのが少なくなり、いいような悪いような複雑な気持ちもありますが・・・

それはさておき、同じ時期のベルリン・フィルで同じ曲をやる。指揮者が違ったらどうなるかというのが興味津々でした。
聞いてみて、やっぱり同じオーケストラだなと思う部分と指揮者によって響きが違うなという部分とありました。

カラヤン盤はキリッと引き締まった響き。木管が清明に響き渡るところが多く、そこがすごく印象に残ります。
クリュイタンス盤は、よく鳴るオーケストラを使ってのどかな雰囲気をかもし出している。弦楽器主体の響きの中に木管が溶け込んでいる感じです。

僕の好みとしてはクリュイタンス盤に軍配が上がります。歌心があり、くつろいだ気分にしてくれるところがいいんです。

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2009年8月5日水曜日

新曲3つ

今週の練習では新曲を3つします。

ここ半年以上同じ曲を練習してきましたが、演奏会が終わり、次の依頼演奏へ向けて新しい曲をしていきます。

一気に3曲しますが、久々の初見演奏という感じです。
さてどれだけ吹けるでしょうか。

それから新しい曲をするのは新鮮ですね!

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2009年8月4日火曜日

農民の家族

ルーブル美術展シリーズ(1)
17世紀ヨーロッパ絵画をテーマに開かれている。
入館して数点の絵を見ていると、やや暗めの落ち着いた色調で描かれているという漠然とした印象を受ける。それが故に光があたっている部分は眩しいほど明るく、否が応でも強調される感じだ。

暗い部分は黒や黒っぽい色なのだが、単純な黒ではない。深いのだ、深~い黒なのだ!

そう思いながら見ていくと、思わず釘付けになった作品にぶつかった。

 「農民の家族」   ル・ナン兄弟

作品解説はこちら http://www.ntv.co.jp/louvre/description/pict6.html

画面左の老婆から目を離すことができなかった。
人生の辛苦が表されているように感じたのだ。

「この人にとって人生ってなんだろう?」と問いかけつつ、じっと見ていた。

左手にワインを持ち、右手にも何かを持っていた(目を凝らして見てみたが、紙切れのようであり、布のようなものでもあった) これが何を表すのか? わからないな・・・なんだろう・・・と思いつつ見続ける。

一度離れて他の絵を見た後戻って来て見る。また離れてまた見てみる。謎は解けず、今も頭の片隅で問いかけは残っている。

またこの家族の暗い雰囲気を感じながら、この人たちに楽しいことってあるのだろうか?
ひるがえって自分にとって楽しいことは?と反問すると、「僕には音楽がある」と確たる答えが返ってきた。

2009年8月3日月曜日

英雄


昨晩BSで「カラヤンの芸術」をしていました。

1972年製作の映像で、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、そして第7番をしていました。その後もあったと思いますが、寝てしまったので知りません。

一般的によく見られるステージにオーケストラメンバーが配置するのではなく、階段状なった席(陸上競技の短距離走のゴールで、審判員が座っている席をまずイメージしてください。そして上にいくにつれて広がっていきます。つまり一段上がるごとに奏者が1名ずつ増えていくのです) に奏者が座って演奏しています。これが3ブロックに分かれていて、左から【第1、第2ヴァイオリン】【管楽器とティンパニ】【ヴィオラ、チェロ、コントラバス】、これをカラヤンが指揮をしています。

音楽というよりも映像美に力点をおいた映像でした。

カラヤンの指揮もかっこよく撮られています。
昔カラヤンの指揮の真似をよくしたなと懐かしくもあり、今でもそれなりに真似はできるぞと思ったり。
凄いなと思ったのは、音楽がだんだん盛り上がってきて頂点に達するところの迫力はすさまじいものがあります。あんなに迫力を出せる指揮者はそんなにいないんじゃないでしょうか。

ところで「英雄」の話ですが、先日の演奏会前、急に聞きたくなりました。
「英雄」のCDは数枚持っているのですが、なぜかしらカラヤン/ベルリン・フィル(1961~62録音)の演奏が聞きたくなったのです。

曲を聞くときは、計画的又は意図的に聞くときと気分で選ぶときがあります。
24日(金)はカラヤン盤のスタイリッシュでカッコイイそしてスケール感のある「英雄」が聞きたくなりました。そういう気分になったのです。演奏会当日も会場に向かう車の中で聞いていきました。

演奏会へむけて気分を盛り上げたいという欲求があったのでしょうか。そうであれば、効果は大いにあったと思います。

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2009年8月2日日曜日

人を魅了す演奏


「人を魅了する演奏」


紙谷一衛著


角川学芸ブックス



プロ、アマを問わず、クラシックや吹奏楽の演奏にたずさわる方にはお薦めの本です。

2009年8月1日土曜日

展覧会の絵


ルーブル美術展のことを書こうと思っていて、ふと「展覧会の絵」が聞きたくなりました。

オーマンディ/フィラデルフィア管の演奏で聞きました。

冒頭のトランペット、ややファンファーレ的な感じがします。持っているCDはわずかなんですが、みんな違いますね。奏者の個性と指揮者の曲の解釈によるのでしょうか。

この曲の英語のタイトルは“Pictures at an Exhibition”
我が吹奏楽団のジューン・コンサート、数年前に『エキシビション』をテーマにしましたが、 Exhibition からタイトルを借用しました。

オープニングに「プロムナード」全24小節を演奏しました。
勿論吹奏楽編曲版ですが、原曲のピアノをアレンジしたのではなく、ラヴェルのオーケストラ編曲をそのまま吹奏楽に移したといえるようなものでした。
だからトランペットから始まる箇所は、コンサート幕開けにふさわしくファンファーレ風に吹いてもらいました。(オーマンディ/フィラデルフィア管の演奏を聞いて思い出した)


展覧会の絵が持つ雰囲気と僕がルーブル美術展で感じたものは、大きな隔たりがありましたね(苦笑)
ムソルグスキーと同じ絵を見ていたら、この音楽に大いに同感していたかも・・・・
なんて思いながら曲を聞き終わりました。それは演奏に問題あり、というのではありません、悪しからず。演奏は文句なしの素晴らしいものです。

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