今日でブログを始めて1年半になりました。
日記を書けば三日坊主の僕が、よくもこれだけ続いたなと思います。これは読んでくださる皆様のおかげであり、コメントを書いてくださる一人一人のおかげだと思います。ありがとうございます。
昨秋から更新ペースは落ちましたが、無理せず続けていこうと思います。
次の目標は2年です。
相変わらずの駄文ですが、「しばしのあいだ」といわず、末永くお付き合いください。
話変わって、昨夜NHK教育で、カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団の演奏で、ベートーヴェンの交響曲第7番を見ました。
聞きましたと言うより、見ました。お目当てはクライバーの指揮、じっと見ていました。
もう今さらという感じですが、クライバーの指揮は素晴らしい!
音楽を表しています。拍子とりをしているような指揮とは正反対です。拍子とりから解放された自由自在さを感じます。そして指揮棒から、左手の表情、腕の動き更に体全体から音楽があふれ出ている感じです。
あんな感じの指揮がしてみたい! あらためて思いました。今の僕には程遠いですが・・・
同じ交響曲第7番をアムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団を指揮したDVDを持っていますが、指揮の方向性は同じだと思いました。一つ一つの振りは少しずつ違う感じです。
昨夜の放送は録画しておきましたから、何回も見ます。こういう音楽の時はこういう振りというのをじっくり観察(?)します。
ちょっとずれますが、クライバーの高速回転は驚きです。f や ff で腕を高速回転でぐるぐる振り回すのです。あのスピードはすごい。野球の3塁ランナーコーチが走者を本塁へ走らせようとして腕を回しますが、そのスピードよりもっと速い。
僕もやってみましたが、まったくついていけませんでした。1楽章や4楽章のテンポで何回転もさせるのは至難の業です。だけど、これをできるようになりたいと思っています。
指揮を独学でやってきたものにとって、クライバーは先生であり、見本なんです。
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10 件のコメント:
こんにちは
金聖響さんの「ベートーヴェンの交響曲」(新書ですがとても面白い本でした)を読んでいて、クライバーがコンセルトヘボウを指揮した4番と7番のDVDについて書いてあってのを思い出しました。
7番では、クライバーの快速テンポとリズムにオケがついていけずミスが続出、クライバーは演奏の途中で手を耳に当てるしぐさをして「自分の出す音がわかっているの?」とジェスチャしていたとか、演奏が終わっても楽団員は笑顔がなく呆然...。
4番の第4楽章でも、オケがついていけないほど速かったらしく、あのコンセルトヘボウでも、クライバーの指揮どおりに弾くのは大変なんだと思ったものです。バイエルンの方は上手く演奏できていたようですね。
クライバーのベートーヴェンは、4番(バイエルンの方)、5番・7番(ウィーン・フィル)を聴いていますが、スピード感と躍動感が抜群で颯爽としているところが好きです。
クライバーはニューイヤー・コンサートを
テレビで見ただけですが、本当に魔術のような指揮ぶり、そして美しい。
ベートーヴェンの第七はLPで持っていますが、その指揮・スピードについていく演奏もまたすばらしい。自由自在にオケを操っている、そんなすばらしさと魅力をを感じます。
こんばんは。
ブログ開設1年半、おめでとうございます。
私も随分よんちゃんさんの記事で勉強させていただきました。
これからもちょくちょくお邪魔しますのでよろしくお願いします。
クライバーの指揮は上手ですねぇ・・。
小澤、ヤンソンスと並んで好きな指揮です。
バイエルン国立管、随分前にテレビで見ました。
どちらかと言うと4番の緊張感をよく憶えています(7番と一緒に放映?されてた気が)。
ブログ開設1年半ですか。継続するといろいろなことが見えてきますよね。
来日公演のクライバーの映像はその年の年末かに放送されたのを観て呆然としました。結局クライバーのベト7は正規盤DVD計3枚持ってますから、あのときのインパクトがいまだに忘れられないのかなあ・・・。生で聴きたかった!
yoshimiさん、こんにちは。
クライバー指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管のベートーヴェン/交響曲第4番と第7番のDVDを持っていますが、ミスが続出したことや手を耳にあてるしぐさをしたことは覚えがありません(冷汗)
聞くよりじっと見ていますから、気付かないのかもしれません(苦笑)ちょっと、見直しをして確かめないといけないですね。
4番をバイエルン国立管を振ったライブ録音は友人が持っていて、かなり前に聞きました。最後の方があってなかったような気がします。
ウィーン・フィルとの5番、7番は名演ですね!
crestさん、こんにちは。
クライバーがニューイヤー・コンサートを
振った映像は見ていないんです(悲)
>本当に魔術のような指揮ぶり、そして美しい<
そうでしょね。その映像があれば、見てみたいです。
7番はLPで買われましたが、僕はCDで発売されたものを購入しました。リハーサルではかなり細かくやっているらしいですが、それについていくウィーン・フィルもすごいと思います。
コメント感謝です。
ニョッキさん、こんにちは。
なんとか1年半、続けてこられました。
ニョッキさんの記事はすごい好きです。また、ホルン奏者としての記事は面白いし、勉強になります。
ヤンソンスの指揮は数年前のTVで数分程度しかみていません。どんな指揮ぶりかは記憶にないんです(涙)
ヤンソンスの映像は今後チャンスはあると思うので、それを逃さないようにします。そして、お手本になるようならじっくり観察します(笑)
4番の方は放送予定はないのでしょうか。ぜひ見たいです!
開設1年半おめでとうございます。いつも楽しみに拝読しております。指揮をされるだけに切り口も鮮やかで、いつも勉強になっています。
クライバーの7番は私も見ました。おっしゃるとおりすばらしい指揮でしたね。ほとんど棒を振らずにオケに任せているところもあれば、腕を振り回してドライブさせたりして。表情もいいですし。
今後もまた勉強させてください。
ピースうさぎさん、こんにちは。
ブログ継続年数はピースうさぎさんに及びませんが、なんとか続けてこられました。
クライバー来日公演の頃、クラシック情報の疎い時期だったので、来日すら知りませんでした。TVはなおさらです(悲)
だから今回の放映は非常にありがたいです。
>クライバーのベト7は正規盤DVD計3枚持ってます<
なんと3枚もあるんですか。
僕はACOの1枚のみです。あと2枚は何でしょうか?
クライバーの生は演奏は凄いでしょうね。映像でも圧倒されるのですから、生であればどんなんでしょう!
Shushiさん、こんにちは。
切り口も鮮やかと言われると照れてしまいます。
高校の音楽程度の知識しかなく、指揮も独学ですから、僕の書く文章はかなりの独断と偏見が入っていると思います。無知であるから厚かましく書けるのではないかと思っています。
7番の放送は見られましたか。もう、素晴らしいですよね。
顔の表情も豊かで、それぞれの曲想をどう感じているのかがうかがえます。
僕の感じ方と違う感じ方をしているのだなとわかるところがあって、「ほ~」っと思うとろがありました。
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