2008年9月24日水曜日

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

昨日は吹奏楽フェスティバルでした。
我が吹奏楽団のメンバーの皆様お疲れ様でした。
いつもの練習会場での響き方と違って、周りの音が聞こえにくく自分だけで吹いているような感じがしてやりづらかったという感想を聞きました。奏者にとってこれは厳しいことだと思います。

僕個人としては、まあまあ良かったのではないかと思います。
・・・が、録音を聞いたら、どういう感想を持つでしょうか。 毎度のことながら怖いのです(苦笑)


さて、2か月ぶりにベートーヴェンの交響曲全集を聞いています。
演奏は、ベルナルト・ハイティンク/アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団です。

前回は4番が一番ピンときた演奏でしたが、今回は1番から順に聞いていてまだ途中ですが、6番が気に入って今日の記事として取り上げることにしました。

この全集通しての印象は、ハイティンクの解釈は楽譜に忠実に、というよりも素直なもので、それを音にしたという感じです。オケの響きはいぶし銀、そして派手に盛り上がることはありません。
だから初めて聞いた時はやや平凡という印象でした。けれども2回目となる今回は、前回より好感度が増しました。かなりのアップです。 各曲についてはいずれ取り上げることがあると思います。

第6番「田園」の演奏ですが、よかったところだけ書きます。
1楽章はオーケストラの響きの肌触りが心地よい。
2楽章がすごくいいですね。なんともいえない落ち着いた気分にしてくれます。今の言葉でいえば「癒し」なのかな?でも何か違う感じがします。「くつろぎ」「やすらぎ」といったほうがしっくりきます。

2楽章のみの僕のお気に入りランキングでは、ハイティンク/ACOが一気にトップになりました。しばらく我が家で鳴り続けているでしょう。

5楽章にとびますが、冒頭のクラリネット、ホルンに導かれてヴァイオリンが主題を奏でるところ、ここでの音量と歌わっせかたは絶妙です。 ライブだったら息をのんでいる瞬間なる、そんな感じです。

まだ続きの曲があります。どれくらい間隔をあけて聞くかは予想がつきませんが、3回目の全曲通しが楽しみです。

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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ハイティンク/ACOの「田園」いいですねえ。僕はこのベートーヴェン全集、大好きなんです。発売当時は各紙各誌絶賛だったんですが、このごろはその好評、あまり聞かないです。全集は廃盤のようですし・・・・・。
でも、味わい深いしみじみとした良い演奏と思います。

よんちゃん さんのコメント...

mozart1889さん、こんにちは。

ハイティンク/ACOによるベートーヴェン交響曲全集は、聞けば聞くほどよさがわかってくる演奏ではないかと思います。
1回目がやや平凡な印象だったのが、2回目でおおきく変わりました。3回目はいつ聞くかはわかりませんが、その時はもっと素晴らしさがわかるような予感があります。
その時に気に入った曲があれば記事にしたいと思います。

>味わい深いしみじみとした良い演奏と思います<
本当にそうですね。これからも折にふれて聞き、味わっていきたいと思います。
コメントありがとうございました。

追伸
今年も「ブラームスシリーズ」を楽しませていただいてます。

匿名 さんのコメント...

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