2010年1月19日火曜日

シベリウス/交響曲第1番

初めて聞く演奏がマゼール/ウィーン・フィルだったら、シベリウスの対するイメージがかなり違っていたでしょう。
シベリウスの交響曲第1番をマゼール盤で聞いての感想です。

ロシア音楽に近いような印象を受けました。
といってもロシアの作曲家の作品はあまり聞いていないので(プロコフィエフは別格)、そのなかでも割と聞いているチャイコフスキーに近い。そう思わせる演奏でした。
チャイコフスキーも交響曲は4番以降しか知らない(恥)ので、いい加減と言えばいい加減な感想ですね。

なぜロシアか?
全体的に爆演型であること。
そして金管の鳴らせ方が、特にトロンボーンバリバリとやるあたりが、そう思わせるのだと思います。

ところで1番を初めて聞いたのはデイヴィス/ボストン響なんですが、オケの鳴らせ方というか、響きの作り方がすごく違いますね。
マゼール盤が正当かどうかなど僕にはわかりません。けれども好き嫌い云々を超えて面白く(?)聞かせてもらいました。こういう演奏もありだなと。

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2 件のコメント:

crest さんのコメント...

こんにちは。偶然ですね! 私もこの
交響曲をエントリーしました。
C・デイヴィス/ボストン饗のものです。
全集で買って以来最も聴く回数の少なかったものですが、なかなかいいですね。基本的に2管編成のオーケストラから、豊かな色彩感で感情を濃く表出するのは、さすがシベリウスと思いました。この指揮者は私のお気に入りです。
節度があって、音のバランスがよく、
旋律を分かりやすく聴かせてくれます。

よんちゃん さんのコメント...

crestさん、こんにちは。

デイヴィス/ボストン響のシベリウス交響曲全集はいいですね!

若かりし頃、FMで放送された1番をカセットテープに録音して何度も聞いたのがデイヴィス盤です。
僕にとってはこの曲のスタンダードになっていて、シベリウスの交響曲への入り口になってくれました。

他の演奏をあまり知らないので、少しずつライブラリーを広げてみようと思い、今回全く違ったタイプの演奏を選びました。
好き嫌いでいくと断然デイヴィス盤が好きです。