今から書くことは生半可な知識によるものであることをあらかじめことわっておきます。
音階(例:ドレミファソラシドなど)は、国なり民族によっていろいろある。たとえば日本は長音階と短音階のように。
リクディムには中近東風のメロディが出てくる箇所がある。そのメロディに使われる音を書きだしてみると共通の音階が使われているように思われる。
1曲目中間部のメロディに使われた音 : C(ド、以下すべてハ長調読みでいきます) Es(ミ♭) Fis(ファ♯) G(ソ) の4つ
2曲目コーダのメロディに使われた音 : G As(ラ♭) H(シ) C D(レ) Es の6個(1つ減ってオレンジ色の音が3つ増える)
4曲目中間部(と思われる)のメロディに使われた音 : G As H C D Es Fis の7個(2曲目から1つ増える)
4曲目で使われた音が、3つの部分に共通に使われた音階のすべての音だと思われる。
(Gを音階の始めの音にしているが、2・4曲目のメロディがこの音から始まるので、便宜上そうしているだけであって、正しいかどうかはわからない)
そしてこの音階を使い、緩やかな山型(たとえば、ド レ ミ レ ド のように上がって下がる) と、 緩やかな谷型(ド シ ラ シ ド のように下がって上がる)の組み合わせで、メロディラインが作られている。
いかにも『中近東』という雰囲気を醸し出す仕組みだと思う。
それから1つおもしろいことがある。使われている音の数が増えているのだ。4 → 6 → 7 というように。
作曲家になんらかの意図があるのだと思う。
1 件のコメント:
なんか、イメージだけで本当は違うのかもしれないですが、中近東風のメロディと、インドのメロディの音階とすごく似てる気がします。
地図上でも全く違う場所に位置するのに。
・・・宗教とか、そういうものなんでしょうかね?
実は全く違うかもしれないので、このへんにしときます。
コメントを投稿